現地時間8/29(土)に米サラトガ競馬場にて行われた、G1-フォアゴーS(ダ7f)とG1-ソードダンサーS(芝12f)、豪コーフィールド競馬場にて行われた、G1-メムジーS(芝1400m)の結果と動画をお届けする。
Forego Stakes presented by America’s Best Racing(G1・ダ7f・4歳以上)
・米サラトガ競馬場にて行われた、フォアゴーSは、馬場状態「Sloppy」の中で行われ、1頭だけ大きく離れた最後方を追走していたWin Win Winが直線大外から一気の追い込み勝ち。
1着:Win Win Win
牡4、父・ハットトリック、母・Miss Smarty Pants、母父・Smarty Jones
調教師:Michael Trombetta、騎手:Javier Castellano
・今回の勝利で通算12戦5勝、重賞初制覇がG1勝ち。昨年4月のG2-ブルーグラスSで2着とし、ケンタッキーダービー9着、プリークネスS7着と米3冠路線に乗った馬。今年は6月から始動し10着→2着とし、ここへ臨んでいた。
・父のハットトリックは2001年追分産のサンデーサイレンス産駒。現役時は19戦7勝、マイルチャンピオンシップ、香港マイルの2つのG1を含む重賞4勝。主な産駒にDabirsim(モルニー賞、ジャンリュックラガルデール賞)、King David(ジャマイカH)。今年8月に繋養先のブラジルで急死。
・母のMiss Smarty Pantsは3戦1勝。伯母のUnbridled Humorは米G3-ノーブルダムゼルSの勝ち馬。
※レーシングポストのFULL result
https://www.racingpost.com/results/445/saratoga/2020-08-29/765733
Sword Dancer Stakes(G1・芝12f・4歳以上)
・米サラトガ競馬場にて行われた、ソードダンサーSは、ハナに立ったChannel Makerが2着に5馬身3/4差をつけて逃げ切り勝ち。
1着:Channel Maker
せん6、父・English Channel、母・In Return、母父・Horse Chestnut
調教師:William Mott、騎手:Manuel Franco
・今回の勝利で通算35戦6勝、G1・3勝目(ソードダンサーS、マンノウォーS、ジョーハーシュターフクラシック招待S)、重賞4勝目。昨年5/11のG1-マンノウォーS以来、久々の勝利。
・父のEnglish Channelは2002年米国産のSmart Strike産駒。BCターフ、ジョーハーシュターフクラシック招待S2勝、ユナイテッドネイションズS2勝、ターフクラシックSの6つのG1を含む7勝。本馬以外の主な産駒にHeart To Heart(メイカーズマイル46マイルS、ガルフストリームパークターフS)。
・母のIn Returnは12戦3勝。全きょうだい(せん馬)のJohnny BearはカナダG1-ノーザンダンサーターフSを2勝。祖母の半姉・Star de Lady Ann(エイコーンS)、Auntie Mame(フラワーボウル招待H)はいずれもG1馬。
※レーシングポストのFULL result
https://www.racingpost.com/results/445/saratoga/2020-08-29/765734
Magic Millions Memsie Stakes(G1・芝1400m・3歳以上)
・豪コーフィールド競馬場にて行われた、メムジーSは、好位追走から抜け出した1番人気のBehemothが勝利。
1着:Behemoth
せん5、父・All Too Hard、母・Penny Banger、母父・Zedrich
調教師:David Jolly、騎手:Craig A Williams
・今回の勝利で通算16戦6勝、G1初制覇、重賞2勝目(G1-メムジーS、G3-スプリングS)。前走8/15のG3-スプリングS(1200m)に続き、重賞連勝。
・父のAll Too Hardは2009年豪州産のCasino Prince産駒。現役時は12戦7勝、コーフィールドギニー、C.F.オーアS、フューチュリティS、AJCオールエイジドSの4つのG1を含む重賞6勝。名牝・Black Caviar(25戦25勝)の半弟にあたる良血馬。BehemothはAlligator Blood(オーストラリアンギニー)に続く2頭目の産駒G1馬となる。
・母のPenny Bangerは12戦2勝(いずれも1000m)。
※レーシングポストのFULL result
https://www.racingpost.com/results/469/caulfield/2020-08-29/765672