現地時間9/12(土)に愛レパーズタウン競馬場にて行われた、G1-アイリッシュチャンピオンS、牝馬限定G1-メイトロンSと、英ドンカスター競馬場にて行われた、3歳G1-英セントレジャー、豪フレミントン競馬場にて行われた、G1-マカイビーディーヴァSの結果と動画をお届けする。

Irish Champion Stakes(G1・1m2f・3歳以上)(Breeders’ Cup Challenge Race)

・愛レパーズタウン競馬場にて行われた、アイリッシュチャンピオンSは、Ghaiyyathが逃げ、直後の番手の位置にMagical、その後ろにJapan、少し離れた4番手にSottsassがつける展開。直線はGhaiyyathとMagicalの争いとなり、最後はMagicalが競り勝って1着。3/4身差の2着にGhaiyyath、3着はArmory、4着にSottsass、5着にJapan。

1着:Magical

牝5、父・Galileo、母・Halfway To Heaven、母父・Pivotal
調教師:A P O’Brien、騎手:Seamie Heffernan

・今回の勝利で通算25戦12勝、G1・7勝目(アイリッシュチャンピオンS2勝プリティポリーS英チャンピオンSタタソールズゴールドC2勝ブリティッシュチャンピオンズフィリーズアンドメアズS)、重賞11勝目。前走のインターナショナルSでは3馬身差で敗れたGhaiyyathに今回はラクな逃げをさせずに、終始直後からつつく形でレースを運び、直線で競り勝つ実に力強いレースを展開し快勝。

母のHalfway To Heavenは9戦4勝、アイリッシュ1000ギニー(1m)、ナッソーS(1m1f197yds)、サンチャリオットS(1m)の3つのG1に勝利。祖母のCassandra GoはG2-キングズスタンドS、G2-テンプルS、G3-キングジョージSの重賞3勝。全兄のFlying the Flagは愛G3-インターナショナルSの勝ち馬。全姉のRhododendronはロッキンジS、オペラ賞、フィリーズマイルの3つのG1を含む重賞4勝。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/187/leopardstown/2020-09-12/762021

Pertemps St Leger Stakes(G1・1m6f115y・3歳)(British Champions Series)

・英ドンカスター競馬場にて行われた、英セントレジャーは、1番人気のSantiago、2番人気のPyledriverはいずれも中団やや後方からレースを運ぶ形。両馬のすぐ前にいたGalileo Chrome、内に潜り込んだPyledriver、大外に進路を取ったSantiago、好位から抜け出しを図ったBerkshire Roccoの4頭の競り合いとなった直線は見応え充分。最後抜け出したGalileo Chromeが1着。Frankie Dettori鞍上の1番人気・Santiagoは4着。

1着:Galileo Chrome

牡3、父・Australia、母・Curious Mind、母父・Dansili
調教師:Joseph Patrick O’Brien、騎手:Tom Marquand

・今回の勝利で通算5戦4勝、重賞初制覇。昨年10/19のデビュー戦で5着と敗れ休養入り。今年6/12に復帰し1着(1m2f)→1着(1m2f)→1着(リステッド・1m5f)とし、ここへ臨んでいた。

・父のAustraliaは2011年英国産のGalileo産駒で、名牝・Ouija Board(G1を7勝。2004年、2006年のカルティエ賞年度代表馬)の4番仔。現役時は英・愛ダービー、インターナショナルSの3つのG1を含む重賞4勝。Galileo Chromeは産駒初のG1馬となり、他に8頭の重賞勝ち馬、5頭のリステッド勝ち馬を輩出。

・母のCurious Mindは2戦1勝。曽祖母のLast SecondはG2時代のサンチャリオットS、ナッソーSなど重賞3勝の活躍馬。Last Secondの直仔にAussie Rules(プールデッセデプーラン、シャドウェルターフマイルS)、孫にCoronet(ジャンロマネ賞、サンクルー大賞)がいる牝系。2016年の青葉賞2着、神戸新聞杯3着のレッドエルディストもLast Secondの孫になる。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/15/doncaster/2020-09-12/762952

Coolmore America ‘Justify’ Matron Stakes(G1・1m・3歳以上牝馬)(Breeders’ Cup Challenge Race)

・愛レパーズタウン競馬場にて行われた、メイトロンSは、1番人気のFancy Blueは後方に控え、2番人気のPeacefulは3番手を追走する展開。直線でPeacefulが抜け出したところへ、大外からChampers Elyseesが強襲。直線に向いたところでは後ろから2頭目の位置にいたChampers Elyseesが一気に差し切って1着。2着にPeaceful。Fancy Blueはジリジリと伸びてはいるが3着まで。やはりこの馬にはマイルはやや短い印象。

1着:Champers Elysees

牝3、父・Elzaam、母・La Cuvee、母父・Mark Of Esteem
調教師:J P Murtagh、騎手:Colin Keane

・今回の勝利で通算9戦5勝、G1初勝利、重賞2勝目(G1-メイトロンS、G3-フェアリーブリッジS)。今季は6/12のハンデ戦(7f)で1着→7/28のリステッド(7f)で1着→9/2のG3-フェアリーブリッジS(7.5f)で1着とし、ここへ臨み、4連勝でG1初制覇。Peaceful(愛1000ギニー)、Fancy Blue(ナッソーS、ディアヌ賞)の同世代の両G1馬を降す見事な勝利。

・父のElzaamは2008年豪州産のRedoute’s Choice産駒。現役時は10戦2勝、2歳時にコヴェントリーS2着など重賞入着3回。3歳時に6fのリステッドに勝ち、ゴールデンジュビリーS4着、スプリントC5着とスプリントG1で好走。Champers Elyseesは産駒初のG1馬で他に重賞勝ち馬1頭、リステッド勝ち馬2頭を輩出。

・母のLa Cuveeは7戦未勝利。ノーザンファーム産の従弟・ポイントブランク(父・Ghostzapper)は中央5勝、川崎1勝。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/187/leopardstown/2020-09-12/766653

PFD Food Services Makybe Diva Stakes(G1・1600m・3歳以上)

・豪フレミントン競馬場にて行われた、マカイビーディーヴァSは、道中4,5番手を追走していた1番人気のディープインパクト産駒・Fierce Impactが直線で内から抜け出して1着。

https://twitter.com/7horseracing/status/1304658706752135169

1着:Fierce Impact

牡6、父・ディープインパクト、母・ケイアイガーベラ、母父・Smarty Jones
調教師:Matthew A Smith、騎手:Mark Zahra

・今回の勝利で通算27戦6勝、G1・3勝目、重賞4勝目(G1-マカイビーディーヴァSG1-カンタラSG1-トゥーラックH、G3-サマーカップ)。昨秋にG1を連勝した馬だが、今年は2着→3着→4着→8着→3着と勝ち鞍をあげられていなかった状態。

・一昨年5月にオーストラリアへ移籍する前のオーナー、カタールレーシングが2014年のセレクトセール(当歳部門)にて7128万円で購買した馬だが、欧州ではデビュー戦で勝利するも、その後、リステッド2着はあるものの6連敗と活躍出来ず、2017年秋のタタソール現役馬セールで米ドル換算で16万7366ドル(約1810万円)にてカタールレーシングは同馬を手放し、新天地のオーストラリアにて能力を開花させている。

母のケイアイガーベラは18戦9勝、G3-カペラS(ダ1200)、G3-プロキオンS(ダ1400)のダート重賞を2勝。本馬は初仔。2番仔の全弟、ケイアイノーテックはG1-NHKマイルC(芝1600)の勝ち馬

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/297/flemington/2020-09-12/766704