先週は5頭が新たに入厩し、2頭が退厩。純増3頭の計13頭が美浦に入厩中。ノーザンファーム生産馬が続々と入厩しており、血統背景も優秀な馬が多いが、これらの中に逸材がいるかどうか、注目が集まる。今週も各馬の調整動向をお届けする。

 

ウィキッドアイズ(牝・手塚貴久・母ウィキッドリーパーフェクト by Congrats)

・先週新たに入厩(サンデーのHPによると8/30に既に入厩していたとのこと)。既にゲート練習をはじめているとのこと。

・募集価格3600万円。ノーザンファームの生産馬。母はアメリカで4戦3勝。G1-アルシバイアディズS、G3-ソレントSの勝ち馬で、G1-デビュターントS2着。本馬は4番仔。半兄ハートレーはG2-ホープフルSの勝ち馬。

 

ウェストレー(牝・斎藤誠・母ヴェイルオブアヴァロン by Thunder Gulch)

・先週新たに入厩(サンデーのHPによると9/2に既に入厩していたとのこと)。入厩後、9/8(金)にゲート試験に合格しており、この後はNF天栄に放牧に出される見込みとのこと。

・募集価格2400万円。ノーザンファームの生産馬。母は米英仏で19戦7勝。G3-ドラローズH(芝8.5F)の勝ち馬でG2-ギャラクシーS3着、G3-ジャストアゲイムH3着。本馬は11番仔。半兄リルダヴァルはG1-NHKマイルC3着など重賞3着が5回。半兄ヴォルシェーブはG2-目黒記念2着、G2-アルゼンチン共和国杯3着。祖母がウインドインハーヘアで母の1つ下の半妹がレディブロンド(ここからレイデオロ、ゴルトブリッツが輩出)、母の4つ下の半弟がブラックタイド、母の5つ下の半弟がディープインパクト。

 

ケンタッキーグラス(牡・勢司和浩・母フォルナリーナ by Capote)

・9/6(水)に南Dで5Fから強めに追われるも時計は水準以下。9/10(日)も南Dで5Fから馬なりで乗られ、今週の追い切りに備えている。

・社台ファームの生産馬。母は36戦3勝、1999年のG2-報知杯4歳牝馬特別でフサイチエアデールの3着。本馬は10番仔。従兄にハートビートソング(G2-目黒記念2着、G2-青葉賞3着、G3-アンタレスS3着)、ストームセイコー(JG3-新潟ジャンプS)。

 

サヴォアフェール(牝・田中剛・母ターキー by Sinndar)

・先々週に入厩してからまだ時計は出していない。ゲート練習に専念といった感じだろう。

・母は14戦3勝。本馬は6番仔。母の半弟にダノンシャーク(G1-マイルチャンピオンシップ、G3-京都金杯、G3-富士S)。4代母Toute Cyを牝祖とする主な活躍馬にMontjeu(G1-仏ダービー、G1-愛ダービー、G1-凱旋門賞、G1-キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、G1-サンクルー大賞、G1-タタソールズゴールドCなど重賞9勝)、Galileo Gold(G1-英2000ギニー、G1-セントジェイムズパレスSなど重賞3勝)、Goldream(G1-アベイユドロンシャン賞、G1-キングズスタンドSなど重賞3勝)、Again(G1-愛1000ギニー、G1-モイグレアスタッドSなど重賞3勝)。

 

サトノテラス(牡・藤沢和雄・母サトノアマゾネス by Danehill)

・美浦に戻り、9/10(日)に坂路で乗り出されている。この後、どこかで未勝利戦へ出走、ということになりそう。

・社台ファームの生産馬。母は3戦1勝。本馬は4番仔。半兄サトノアレスは2016年のJRA賞最優秀2歳牡馬で、同年のG1-朝日杯FSの勝ち馬。祖母の半兄ロイヤルアカデミーIIはG1-BCマイル、G1-ジュライC、G3-テトラークSの勝ち馬。祖母の半兄Pancho VillaはG2-シルヴァースクリーンH、G2-ベイショアS、G3-ナショナルスプリントChの勝ち馬。母の従兄Storm CatはG1-ヤングアメリカSの勝ち馬で種牡馬入り後の影響力の大きさは承知の通り。

 

シゲルタケノコ(牡・伊藤圭三・母ピュアゴシップ by Pure Prize)

・9/7(木)に南Wで5Fから馬なりで乗られている。ラスト1F15秒台の軽めの攻め。ブリンカーを着用している模様。

・母はアメリカで4戦2勝、G3-ミスグリジョSの勝ち馬。本馬は2番仔。祖母の半弟Street GameはG3-ヒルプリンスSの勝ち馬。3代母Thunder AchieverはG2-ファーストフライトHの勝ち馬。

 

ショーコーズ(牝・鈴木伸尋・母ルドラ by Cape Cross)

・先週新たに入厩。9/6、9/7、9/10と坂路で乗り出されている。

・2017年のJRAブリーズアップセールにて2322万円で落札。母はフランスで7戦1勝。本馬は5番仔。母の従兄にスピニングワールド(G1-愛2000ギニー、G1-BCマイル、G1-ジャックルマロワ賞(2勝)、G1-ムーランドロンシャン賞など重賞7勝)、アルデバランⅡ(G1-メトロポリタンH、G1-フォアゴーH、G1-サンカルロスHなど重賞5勝)。

 

ショーンガウアー(牡・木村哲也・母マルティンスターク by シンボリクリスエス)

・先週新たに入厩。9/8にゲート試験に合格しており、この後、放牧を挟むのか、そのままデビューを目指すのか、陣営の判断が注目される。

・募集価格3600万円。ノーザンファームの生産馬。母は29戦4勝。本馬は3番仔。母の半兄カラメルアートはG2-京王杯2歳S3着。

 

ゼロスピンドル(牡・宗像義忠・母オリジナルスピンII by Distorted Humor)

・先週新たに入厩。坂路で乗り出されているが時計はまだ15-15以下。

・2015年のセレクトセールにて2916万円で落札。社台コーポレーション白老ファームの生産馬。母は米8戦2勝。G3-アーリントンワシントンラッシーSの勝ち馬で、G1-テストS2着、G1-BCジュヴェナイルフィリーズ3着。本馬は7番仔。

 

ナナルテア(牝・池上昌和・母ヨナグッチ by Yonaguska)

・先々週に入厩してからまだ時計は出しておらず、坂路でも半マイル70秒台の段階。

・募集価格2200万円。追分ファームの生産馬。母は米11戦2勝、G1-スピナウェイS3着。本馬は5番仔。4代母Golden HordeはG1-モンマスオークスの勝ち馬。

 

プレシャスリーフ(牡・高柳瑞樹・母クローバーリーフ by タニノギムレット)

・9/6(水)にゲート試験に合格。サンデーのHPによると「このままデビューするには心もとなさを感じる」とのことで、しばらく美浦で様子をみるが、NF天栄へ放牧に出される可能性が高いとのこと。

・募集価格3200万円。ノーザンファームの生産馬。母は34戦3勝。本馬は初仔。母の半兄グリッターウイングはG-レパードS2着、JG3-小倉サマージャンプ3着。祖母の半弟トーセンアレスはJpn2-浦和記念3着。祖母の従弟にスズカマンボ(G1-天皇賞(春)、G3-朝日チャレンジC)、祖母の従妹の直仔にクイーンマンボ(Jpn2-関東オークス)。

 

マイキャラット(牝・小島茂之・母マイスイートホーム by ブライアンズタイム)

・9/6(水)に坂路で末一杯に追われ、半マイル53.0秒、ラスト1F13.9秒。これまでの自己ベストをマーク。そろそろ未勝利戦出走の感じだろうか。

・母は19戦2勝。本馬は3番仔。母の全弟バーディバーディはJpn2-兵庫チャンピオンシップ、G3-ユニコーンSの勝ち馬。4代母メイプルジンスキーはG1-アラバマS、G1-モンマスオークスの勝ち馬。

 

ラッキーチョウサン(牡・和田正一・母シャドウシルエット by シンボリクリスエス)

・9/9(土)の中山芝2000mの新馬戦に出走し、9着(2.1秒差)。馬体重544キロでの出走となり、シンガリ負けを喫したが、使われつつの感じだろう。

・母はノーザンファームの生産馬で未出走。本馬は6番仔。半兄ケイアイチョウサンはG3-ラジオNIKKEI賞の勝ち馬で、G3-京成杯3着。半兄オジュウチョウサンは2016年のJRA賞最優秀障害馬で、JG1-中山グランドジャンプ(2勝)、JG1-中山大障害、JG2-東京ハイジャンプ、JG2-阪神スプリングジャンプ、JG3-東京ジャンプSの勝ち馬。従兄メトロノースはJpn3-北海道2歳優駿の勝ち馬。母の半兄アルランはG2-オグリキャップ記念、G2-ブリーダーズGCの勝ち馬。

 

ササノユキオルフェ(牡・大竹正博・母ハッピーリクエスト by トニービン)

→先週は入厩していたが既に退厩。新馬戦が消化不良な内容(返し馬で他馬に絡まれて暴走)だっただけに、放牧を挟んでしっかり立て直したいところ。

 

ロックディスタウン(牝・二ノ宮敬・母ストレイキャット by Storm Cat)

→先週は入厩していたが既に退厩。サンデーのHPによると、9/5にNF空港に放牧に出され、まずは心身のリフレッシュを図る模様。次走予定などについての記述はまだなし。