現地時間9/13(日)に愛カラ競馬場にて行われた、2歳G1-ナショナルS、2歳牝馬G1-モイグレアスタッドS、G1-アイリッシュセントレジャー、G1-フライングファイブSの結果と動画をお届けする。

Goffs Vincent O’Brien National Stakes(G1・7f・2歳)

・2歳G1ナショナルSは、最内枠発走のThunder Moonが直線で四方を囲まれ、行き場を無くしかける状況から、何とか進路を確保すると、見事な瞬発力を披露し、差し切り勝ち。

1着:Thunder Moon

牡2、父・Zoffany、母・Small Sacrifice、母父・Sadler’s Wells
調教師:Joseph Patrick O’Brien、騎手:Declan McDonogh

・今回の勝利で通算2戦2勝。8/9のカラでのデビュー戦(7f)を制し、ここへ臨んでいた馬。

・父のZoffanyは2008年愛国産のDansili産駒。現役時は13戦5勝、愛2歳G1-フェニックスS、愛2歳G3-タイロスSの勝ち馬。3歳時はG1-セントジェームズパレスSではFrankelと3/4身差の2着、G1-ジャンプラ賞でも2着。これまでに本馬、Albigna(マルセルブサック賞)とVentura Storm(イタリアジョッキークラブ大賞)の3頭のG1馬を輩出。

・母のSmall Sacrificeは未出走。従兄のVert de Greceは仏2歳G1-クリテリウムアンテルナシオナルの勝ち馬。曽祖母のTrusted Partnerは1988年のアイリッシュ1000ギニーの勝ち馬。Trusted Partnerの直仔のDress to Thrillは米G1-メイトリアークSなど米英愛で重賞6勝。Trusted Partnerの孫のSearch for a Songは昨年と今年のG1-アイリッシュセントレジャーの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/178/curragh/2020-09-13/762024

Moyglare Stud Stakes(G1・7f・2歳牝馬)(Breeders’ Cup Challenge Race)

・2歳牝馬G1モイグレアスタッドSは、人気を集めたPretty GorgeousとShaleが好位でほぼ同じ位置からレースを進める展開。直線は両馬の一騎打ちとなり、競り勝ったShaleが1着、3/4身差でPretty Gorgeousが2着。

1着:Shale

牝2、父・Galileo、母・Homecoming Queen、母父・Holy Roman Emperor
調教師:Donnacha Aidan O’Brien、騎手:Ryan Moore

・今回の勝利で通算5戦3勝、G1初制覇、重賞2勝目(G1-モイグレアスタッドS、G3-シルバーフラッシュS)。前走8/22のG2-デビュータントSではPretty Gorgeousの2着と敗れていたが。今回は前々走のG3-シルバーフラッシュSに続き、Pretty Gorgeousを降し1着。今年の愛2歳牝馬路線は本馬とPretty Gorgeousの2頭で主要レースの1,2着を独占する形となっている。

・母のHomecoming Queenは16戦4勝。デビュー8戦目に初勝利を上げた馬で、2歳時はマイルのリステッドに勝利、G3で2着などの戦績を残す。3歳時はG3-レパーズタウン1000ギニートライアルSを勝って臨んだG1-英1000ギニーで単勝26倍の人気薄で勝利(鞍上はRyan Moore)。次走のアイリッシュ1000ギニーは4着、次々走のコロネーションSは8着と敗れ、繁殖入り。

・Homecoming Queenの半兄で本馬の伯父・Dylan Thomasは凱旋門賞、アイリッシュチャンピオンS2勝、キングジョージ、ガネー賞、アイリッシュダービーの6つのG1を含む重賞7勝。本馬の従兄のSerpentineは今年の英ダービー馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/178/curragh/2020-09-13/762023

Comer Group International Irish St. Leger(G1・1m6f・3歳以上)

・アイリッシュセントレジャーは、後方追走のSearch For A Songが直線で混戦を制し1着。1番人気のSovereignは6着。

1着:Search For A Song

牝4、父・Galileo、母・Polished Gem、母父・デインヒル
調教師:D K Weld、騎手:Oisin Orr

・今回の勝利で通算9戦4勝、G1・2勝目(G1-アイリッシュセントレジャー2勝)。昨年のアイリッシュセントレジャーでKew Gardens、Cross Counterらを降し勝利していた馬で、前走7/26のG1-タタソールズゴールドCでMagicalの3着と敗れた後、50日の間隔を空けてここを使われていた。

・母のPolished Gemは5戦1勝だが、繁殖牝馬として5頭の重賞勝ち馬を出す優秀な成績を収めており、本馬の半姉のSapphireはG2-ブリティッシュチャンピオンズフィリーアンドメアSなど重賞3勝。本馬の半兄のCustom Cutは英愛で重賞7勝。本馬の半兄のFree EagleはG1-プリンスオブウェールズSなど重賞2勝。半兄のValacは豪重賞勝ち馬。祖母のTrusted Partnerは1988年のアイリッシュ1000ギニー馬。曽祖母のTalking PictureはメイトロンS、スピナウェイSの2つの米G1を含む重賞4勝。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/178/curragh/2020-09-13/762025

Derrinstown Stud Flying Five Stakes(G1・5f・3歳以上)(Breeders’ Cup Challenge Race)

・フライングファイブSは、直線最内から抜け出したGlass Slippersが1着。

1着:Glass Slippers

牝4、父・Dream Ahead、母・Night Gypsy、母父・Mind Games
調教師:Kevin Ryan、騎手:Tom Eaves

・今回の勝利で通算15戦6勝、G1・2勝目、重賞3勝目(G1-フライングファイブSG1-アベイドロンシャン賞、G3-プティクヴェール賞)。昨年10月のアベイドロンシャン賞を制した後は、G1-キングズスタンドS5着→G2-キングジョージS2着といずれもBattaashに敗れていたが、Battaash不在のここをきっちり制し、2つ目のG1タイトルを獲得している。

・父のDream Aheadは2008年米国産のディクタット産駒。現役時は9戦6勝、フォレ賞、スプリントC、ジュライC、ミドルパークS、モルニー賞の5つのG1に勝利。これまでにAl Wukair(ジャックルマロワ賞)、Donjuan Triumphant(ブリティッシュチャンピオンズスプリントS)、Dream Of Dreams(スプリントC)、本馬の4頭のG1馬を輩出。

・母のNight Gypsyは4戦1勝。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/178/curragh/2020-09-13/762022