今週は兵庫の2頭の無敗馬、アゼツライト(牡2)とセイヴァーベナ(牝2)をご紹介する。ともに3戦3勝で父は2頭ともアサクサキングス。セイヴァーベナは昨年の北海道オータムセール出身の馬で227万円で落札されていた馬。既に3つの勝利から得た総賞金は435万円にのぼっている。

 

アゼツライト 牡2
父・アサクサキングス、母・エンドレスワルツ、母父・アドマイヤベガ
生産牧場:細川牧場、調教師:荒山義則(兵庫)、3戦3勝、現時点の総賞金435万円

1着(8/31園田ダ1400良・勝ち時計1.32.1)(-0.2秒差)賞金250万円
1着(8/03園田ダ1400良・勝ち時計1.32.3)(-1.1秒差)賞金65万円
1着(6/28園田ダ820重・勝ち時計0.50.7)(-0.2秒差)賞金120万円

 

・父アサクサキングスはホワイトマズル産駒。G1-菊花賞、G2-阪神大賞典、G2-京都記念、G3-きさらぎ賞の勝ち馬で、G1-日本ダービー2着、G1-天皇賞(春)3着など重賞入着4回。現2歳はサードクロップになり、血統登録頭数は14頭。14頭中、地方で10頭が出走しており、3頭が勝ち上がっている。この3頭の内の2頭が園田でともに3連勝している。

・母は29戦2勝。本馬は4番仔。半兄ドリームポルカは中央未勝利後に転出した高知で10勝。祖母の半兄ナイスナイスナイスはG2-京都記念、G3-きさらぎ賞の勝ち馬でG1-阪神3歳S3着。

・母父アドマイヤベガの近5年のサラ地方BMSランキングの推移は36→30→46→49→37位(現時点)。BMSとして輩出した代表産駒はニホンピロアワーズ(G1-ジャパンカップダートなどダート重賞7勝)。

 

セイヴァーベナ 牝2
父・アサクサキングス、母・ハートオブグリーン、母父・ローエングリン
生産牧場:新井昭二、調教師:盛本信春(兵庫)、3戦3勝、現時点の総賞金435万円
2016年の北海道オータムセールにて227万円で落札

1着(8/18園田ダ1400重・勝ち時計1.31.2)(-0.3秒差)賞金250万円
1着(7/06園田ダ1400重・勝ち時計1.33.3)(-1.0秒差)賞金65万円
1着(6/14園田ダ820良・勝ち時計0.50.4)(-1.4秒差)賞金120万円

・馬場状態も考慮に入れる必要はあるが、前走のダ1400の勝ち時計1.31.2はアゼツライトを上回る時計。

・母は中央7戦0勝。本馬は初仔。祖母の半兄ゴールドマウンテンはG3-阪急杯、G3-札幌スプリントSの勝ち馬で、G2-CBC賞2着など重賞入着3回。

・母父ローエングリンの現時点でのサラ地方BMSランキングは256位。本馬も母の初仔であるようにまだ頭数が少なくランキング云々の状況ではない。ただ、ローエングリンの父・SingspielはBMSとしてシンハライト(G1-オークス、G2-ローズS、G1-チューリップ賞)、ローブティサージュ(G1-阪神ジュベナイルF、G3-キーンランドC)などを輩出するなど、高い実績を残しており、良質な牝系(ローエングリンの母カーリングはG1-仏オークス、G1-ヴェルメイユ賞など仏重賞4勝)からも、BMSとして今後活躍馬を輩出してもおかしくない素地はありそう。