現地時間10/3(土)に英ニューマーケット競馬場にて行われた、牝馬G1-サンチャリオットSと、仏パリロンシャン競馬場にて行われたG1-カドラン賞、ロワイヤリュー賞、独ホッペガルテン競馬場にて行われたG1-ベルリン大賞の結果と動画をお届けする。

Kingdom Of Bahrain Sun Chariot Stakes(G1・芝1m・3歳以上牝馬)(British Champions Series)

・英ニューマーケット競馬場にて行われたサンチャリオットSは、外からしぶとく伸びたNazeefが、接戦を制して1着。

・尚、9/12の愛G1-メイトロンSを勝った後に吉田照哉氏が個人取引で購入した、1番人気のChampers Elyseesは4着。

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https://www.jairs.jp/contents/newsprot/2020/38/2.html

1着:Nazeef

牝4、父・Invincible Spirit、母・Handassa、母父・Dubawi
調教師:John Gosden、騎手:Jim Crowley

・今回の勝利で通算10戦7勝、G1・2勝目、重賞3勝目(G1-サンチャリオットSG1-ファルマスS、G2-デュークオブケンブリッジS)。7/10に初のG1勝ちとなるファルマスSを6連勝で制した後は、ナッソーS(10f)3着→ジャンロマネ賞(2000m)9着と10f路線を使われて連敗。今回はマイルに戻ってきっちりと勝利。

・父のInvincible Spiritは1997年愛国産のGreen Desert産駒。現役時は17戦7勝、英G1-スプリントC(6f)の勝ち馬で他に重賞2勝、リステッド2勝。母のRafhaはディアヌ賞(仏オークス)の勝ち馬で、半弟のKodiacも種牡馬として活躍中。これまでにKingman(G1・4勝)、Moonlight Cloud(G1・6勝)など20頭の産駒G1馬を輩出中。

・母のHandassaは6戦2勝、リステッド(1m)1勝。伯父のEuginio(父・Fastnet Rock)は英G3-ダーレーSの勝ち馬。伯父のDesert Stone(父・Fastnet Rock)は米G2-サンガブリエルSの勝ち馬。祖母の半兄のPastoral Pursuits(父・Bahamian Bounty)は英G1-ジュライCなど重賞3勝。祖母の半兄のGoodricke(父・Bahamian Bounty)は英G1-スプリントCの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/38/newmarket/2020-10-03/765220

Qatar Prix du Cadran(G1・芝4000m・4歳以上)

・仏パリロンシャン競馬場にて行われたカドラン賞は、序盤は後方に控えていたPrincess Zoeがジワジワと上昇。直線を2番手で向かえると、逃げ込みを図るAlkuin目がけて末脚を伸ばし、残り50mを切ってから交わし去り1着。尚、注目の馬場状態は10段階中、最も重い10番目(「Terrain LOURD」)、ペネトロメーターの計測値は4・8

1着:Princess Zoe

牝5、父・Jukebox Jury、母・Palace Princess、母父・Tiger Hill
調教師:Anthony Mullins、騎手:J M Sheridan

・今回の勝利で通算21戦7勝、重賞初制覇。ドイツからアイルランドへ今年移籍した馬で、前走9/8のリステッド(1m4f2yds)を制し、4連勝でここへ臨んでいた。前走は馬場状態「Heavy」での勝利で、道悪適性は高かった馬。

・父のJukebox Juryは2006年愛国産のMontjeu産駒。現役時は22戦9勝、アイリッシュセントレジャー、オイロパ賞の2つのG1を含む重賞7勝。

・半兄のPalace Princeは独重賞4勝、ドイチェスダービー2着の活躍馬。伯父のPeppercornは独重賞4勝、伯父のPeppershotは独重賞1勝、母のきょうだい(せん馬)のPepperstormは独重賞2勝。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/211/longchamp/2020-10-03/768065

Qatar Prix de Royallieu(G1・芝2800m・3歳以上牝馬)

・仏パリロンシャン競馬場にて行われたロワイヤリュー賞は、逃げたPista、これの直後のインを追走していたWonderful Tonightの両馬が直線で争う展開。最後はWonderful Tonightが抜け出して1着。

1着:Wonderful Tonight

牝3、父・Le Havre、母・Salvation、母父・Montjeu
調教師:David Menuisier、騎手:Tony Piccone

・今回の勝利で通算7戦3勝、G1初制覇、重賞2勝目(G1-ロワイヤリュー賞、G3-ミネルヴ賞)。8/16のG3-ミネルヴ賞(2500m)で1着→9/13のG1-ヴェルメイユ賞(2400m)で5着とし、ここへ臨んでいた。

・父のLe Havreは2006年愛国産のNoverre産駒。現役時は6戦4勝、2009年のG1-ジョッケクルブ賞の勝ち馬で同年のプールデッセデプーランは2着。本馬は5頭目の産駒G1馬となり、主な産駒にいずれも仏牝馬2冠馬で日本に繋養中のアヴニールセルタンラクレソニエール

・母のSalvationは8戦1勝。本馬と曽祖母が同じCamelot(英・愛ダービー、英2000ギニーなどG1・4勝)が同牝系の出身。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/211/longchamp/2020-10-03/768064

Longines 130th Grosser Preis von Berlin(G1・芝2400m・3歳以上)

・独ホッペガルテン競馬場にて行われたベルリン大賞は、1番人気の3歳馬・Torquator Tassoが好位抜け出しを決めて1着。

https://twitter.com/WorldRacing1/status/1312373571721854977

1着:Torquator Tasso

牡3、父・Adlerflug、母・Tijuana、母父・Toylsome
調教師:Marcel Weiss、騎手:Lukas Delozier

・今回の勝利で通算5戦2勝、重賞初制覇。今年のドイチェスダービーの2着馬で、ダービー以来のレースだった前走9/13のG1-バーデン大賞では勝ったBarney Royから1馬身半差の3着だった馬。

・父のAdlerflugは2004年独国産のIn The Wings産駒。現役時は11戦4勝、ドイチェスダービー、ドイツ賞の2つのG1に勝利。曽祖母のAnatevkaはUrban Seaの曽祖母にあたり、同牝系に属する。主な産駒に今年のドイチェスダービー馬・In Swoop(明日の凱旋門賞に出走)、Iquitos(独G1を3勝)など。

・母のTijuanaも父同様、Anatevkaから連なる牝系の出身で、Torquator TassoはAnatevkaの4×5の牝馬クロスを持つ馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/440/hoppegarten/2020-10-03/768015