今年のブリーダーズカップは現地時間11/6(金)、11/7(土)に米キーンランド競馬場にて行われる。本稿では初日に行われる2歳戦5鞍のミニ展望をお届けする。尚、リンク先はレーシングポストの既に確定している各レースの出馬表となる。

ジュヴェナイル(G1・ダ8.5f・2歳牡馬、せん馬、Ridglings)

11/6(金):現地時間17:10発走予定:賞金総額200万ドル

https://www.racingpost.com/racecards/301/keeneland/2020-11-06/771112/

・4戦4勝のMaclean’s Music産駒・Jackie’s Warriorが1番人気。10/10のG1-シャンペンS(ダ8f)は2着に5馬身半差、9/7のG1-ホープフルS(ダ7f)は2着に2馬身1/4差と完勝続き。EQUIBASEスピード指数で102を2度マークしており、これはメンバーの中でも抜けた数字。現時点での完成度では抜けている印象。

※参考レース:G1-シャンペンS(1着:Jackie’s Warrior)

※参考レース:G1-ホープフルS(1着:Jackie’s Warrior)

・対抗人気は2戦2勝のTapit産駒・Essential Quality。10/3のキーンランドでのG1-ブリーダーズフューチュリティ(ダ8.5f)で2着に3馬身1/4差をつけて勝利。同コース、同距離の前走を勝利してはいるが、EQUIBASEスピード指数は96止まり。ただ、キャリア2戦の馬で上がり目は当然見込める存在。

※参考レース:G1-ブリーダーズフューチュリティ(1着:Essential Quality)

・他ではホープフルSとシャンペンSでいずれもJackie’s Warriorの2着だった、Upstart産駒・Reinvestment Risk、2戦2勝、G3-イロコイSの勝ち馬でBrody’s Cause産駒・Sittin On Goが上位人気。

ジュヴェナイルフィリーズターフ(G1・芝8f・2歳牝馬)

11/6(金):現地時間16:30発走予定:賞金総額100万ドル

https://www.racingpost.com/racecards/301/keeneland/2020-11-06/771115/

・無敗馬3頭の争い。Kodiac産駒・Campanelleはアメリカでデビュー勝ちした後、欧州遠征へ赴き、ロイヤルアスコットのG2-クイーンメアリーS(芝5f)に勝利→その後、フランスへ転戦し、G1-モルニー賞(芝1200m)も制覇。マイルへの適応がカギになりそうだが、Frankie Dettoriの手綱で持ち前のスピードを前面に出して押し切ってしまうのか。

※参考レース:G2-クイーンメアリーS(1着:Campanelle)

※参考レース:G1-モルニー賞(1着:Campanelle)

Lope De Vega産駒のAunt PearlはキーンランドでのG2-ジェサミンS(芝8.5f)の勝ち馬。こちらはマイルでのデビュー戦も5馬身差で勝利するなど、距離には全く不安がない点がセールスポイント。

※参考レース:G2-ジェサミンS(1着:Aunt Pearl)

First Samurai産駒のPlum AliはベルモントパークでのG2-ミスグリオS(芝8.5f)の勝ち馬。こちらも距離不安は皆無。Campanelleが失速するような形になれば、自ずとAunt PearlとPlum Aliの両実績馬の首位争いになりそうだが、どうなるか。

※参考レース:G2-ミスグリオS(1着:Plum Ali)

ジュヴェナイルフィリーズ(G1・ダ8.5f・2歳牝馬)

11/6(金):現地時間15:50発走予定:賞金総額200万ドル

https://www.racingpost.com/racecards/301/keeneland/2020-11-06/771114/

・4頭の無敗馬が激突。EQUIBASEスピード指数を物差しにするとトップは100をマークしている、Laoban産駒・Simply Ravishing(3戦3勝、G1-アルシバイアディーズSの勝ち馬)。2番手は99をマークしている、Uncle Mo産駒・Girl Daddy(2戦2勝、G3-ポカホンタスSの勝ち馬)。

※参考レース:G1-アルシバイアディーズS(1着:Simply Ravishing)

※参考レース:G3-ポカホンタスS(1着:Girl Daddy)

・3番手が98を記録しているInto Mischief産駒・Dayoutoftheoffice(3戦3勝、G1-フリゼットS、G3-スカイラヴィルSの勝ち馬)、4番手が96をマークしているNot This Time産駒・Princess Noor(3戦3勝、G1-デルマーデビュータントS、G2-シャンデリアSの勝ち馬)の順になる。指数では推し量れない要素があるのは事実だが、上位拮抗の構図にあることは確実に見て取れる、大変興味深い一戦。

※参考レース:G1-フリゼットS(1着:Dayoutoftheoffice)

※参考レース:G1-デルマーデビュータントS(1着:Princess Noor)

ジュヴェナイルターフ(G1・芝8f・2歳牡馬、せん馬、Ridglings)

11/6(金):現地時間15:10発走予定:賞金総額100万ドル

https://www.racingpost.com/racecards/301/keeneland/2020-11-06/771116/

・バリードイルのWar Front産駒・Battlegroundが注目の存在。デビュー戦こそ5着に敗れたが、その後、L-チェシャムS→G2-ヴィンテージSと連勝中。母が凱旋門賞馬のFoundという折り紙付きの良血馬で、7/28以降、レースを使われておらず、フレッシュな状態で臨めそうな点もプラスな印象。

※参考レース:G2-ヴィンテージS(1着:Battleground)

※参考レース:L-チェシャムS(1着:Battleground)

Galiway産駒・Sealiway(G1-ジャンリュックラガルデール賞の勝ち馬)、Lope De Vega産駒・Cadillac(G2-チャンピオンジュヴェナイルSの勝ち馬)、New Bay産駒・New Mandate(G2-ロイヤルロッジSの勝ち馬)の3頭は既に重賞を勝っている実績上位馬で、争覇圏内にいるのは確実な存在。

※参考レース:G1-ジャンリュックラガルデール賞(1着:Sealiway)

・米国調教馬ではInto Mischief産駒・Mutasaabeqが人気。前々走9/7のG1-ホープフルS(ダ7f)で勝ったJackie’s Warriorから12馬身半差の3着→前走10/4のキーンランドでのG2-バーボンS(芝8.5f)で2着に2馬身1/4差をつけて1着。芝替りで一変し、最後方追走から直線大外一気の派手な勝ち方を見せており、実に不気味な一頭。

※参考レース:G2-バーボンS(1着:Mutasaabeq)

ジュヴェナイルターフスプリント(G2・芝5.5f・2歳)

11/6(金):現地時間14:30発走予定:賞金総額100万ドル

https://www.racingpost.com/racecards/301/keeneland/2020-11-06/771113/

Uncle Mo産駒のGolden Palが1番人気。3戦1勝、2着2回、デビュー戦2着の後に未勝利馬の身でロイヤルアスコットのG2-ノーフォークS(芝5f)に出走し2着。その後、8/21のサラトガでのBlack Type(芝5.5f)で1着。ノーフォークSはほぼ逃げ切り勝ちに見える体勢にまでは持ち込めており、印象的なレース。

※参考レース:G2-ノーフォークS(2着:Golden Pal)

・2番人気はザファクター産駒・After Fiveと、Atta Boy Roy産駒・Bodenheimerが同率で分け合う形。After Fiveは2戦して2着2回の未勝利馬。前走10/11のG3-フューチュリティSは勝ち馬から半馬身差。Bodenheimerは4戦3勝の馬で重賞出走は今回が初。