現在、美浦に20頭が入厩中。各馬の調教時計を見ると水準級、水準以上の時計を計時している馬が多く、現在の産駒の好成績もうなずける状況で、まだまだ産駒の快進撃が続きそうな印象。各馬の最新の調整動向をお届けする。

 

アースビヨンド(牡・伊藤大士・母ジョリブロンド by トニービン)

・9/13(水)に金子騎手が乗り、坂路を馬なりで乗られ、半マイル55.0秒、ラスト1F13.3秒。9/18(月)も坂路を馬なりで乗られ、半マイル58.6秒、ラスト1F14.2秒。まだ水準レベルの時計は出ていない。

・2015年のセレクトセールにて1620万円で落札。母は白老ファームの生産馬で22戦1勝。本馬は8番仔。

 

アキヒメ(牝・古賀史生・母イズミバード by サンデーサイレンス)

・9/14(木)に坂路で一杯に追われ、半マイル57.4秒、ラスト1F14.6秒。まだ水準レベルの時計は出ていない。

・母は8戦1勝。本馬は7番仔。母の半兄にイブキガバメント(G3-朝日チャレンジC、G3-鳴尾記念)、カネツフルーヴ(G1-帝王賞、G1-川崎記念、G2-ダイオライト記念、G2-オグリキャップ記念)。従兄にレギュラーメンバー(G1-ダービーグランプリ、G1-川崎記念、G1-JBCクラシック)。祖母ロジータは南関東3冠馬(羽田盃、東京ダービー、東京王冠賞)で15戦10勝、重賞8勝(川崎記念、東京大賞典、桜花賞、京浜盃、ニューイヤーC)。

 

アンフィトリテ(牝・宗像義忠・母アドマイヤフッキー by フジキセキ)

・9/18(月)の中山芝1200mの新馬戦に出走し、1着(-0.3秒差)。レース後のルメール騎手のコメントによると「いい瞬発力をしている」「先々もかなり走りそう」とのこと。

・ノーザンファームの生産馬。母もノーザンファームの生産馬で12戦3勝。本馬は5番仔。母の半兄アイルラヴァゲインはG3-オーシャンSの勝ち馬。母の半弟リアルインパクトはG1-安田記念、G1-ジョージライダーSなど重賞4勝。母の半弟ネオリアリズムはG1-クイーンエリザベス2世Cなど重賞3勝。

 

ヴェルスパー(牝・加藤征弘・母ヴェルザンディ by アグネスタキオン)

・サンデーのHPによると、9/23(土)の中山芝1200mの未勝利戦に吉田隼人騎手で出走予定とのこと。9/13(水)に南Wで6Fから馬なりで乗られ、5F以降はほぼ水準級の時計を計時。9/18(月)も南Wで5Fから馬なりで乗られ、水準以上の時計をマーク。調子が良さそうで未勝利脱出は近そうな印象。

・ノーザンファームの生産馬。募集価格2400万円。母もノーザンファームの生産馬で11戦2勝。本馬は4番仔。3代母はウインドインハーヘアで母の兄はブラックタイド、ディープインパクト。

 

グランドピルエット(牝・田村康仁・母ザレマ by ダンスインザダーク)

・社台のHPによると9/23(土)の中山芝1600mの新馬戦を田辺騎手で予定しているとのこと。9/13(水)に南Wで5Fから一杯に追われ、水準を大きく上回る好時計を計時。9/7も水準級の時計を馬なりで出しており、一連の調整過程から新馬戦にはかなりの期待を持てそうな印象。

・社台ファームの生産馬。募集価格2800万円。母は33戦4勝、G3-京成杯オータムHの勝ち馬でG2-サンスポ杯阪神牝馬S2着など、牝馬重賞入着6回。本馬は4番仔。母の半兄にマルカシェンク(G2-デイリー杯2歳S、G3-関屋記念)、母の半弟にガリバルディ(G3-中京記念)。祖母のシェンクはG2-伊1000ギニーの勝ち馬。3代母BuckwigはG3-バグッタ賞、G3-ブオンタレンタ賞の勝ち馬。

 

ゴールドギア(牡・伊藤圭三・母ギンザボナンザ by ゼンノロブロイ)

・9/13(水)に南Wを5Fから馬なりで乗られている。水準級の時計はまだ出ていないが、9/7よりも時計は良化している。

・母はノーザンファームの生産馬で27戦5勝、アネモネS(OP)の勝ち馬。本馬は2番仔。祖母の全兄エモシオンはG2-京都記念の勝ち馬で、G2-日経新春杯2着、G1-菊花賞3着。3代母アドラーブルはG1-オークスの勝ち馬で、G1-桜花賞2着。

 

サラドリーム(牝・手塚貴久・母サイレントソニック by ディープインパクト)

・9/13(水)に坂路を馬なりで乗られ、半マイル57.4秒、ラスト1F13.0秒。9/17(日)も坂路を武藤騎手が乗り馬なりで乗られ、半マイル59.0秒、ラスト1F14.0秒。

・募集価格2000万円。母は30戦5勝。本馬は初仔。

 

ジャンニーナ(牝・奥村武・母アシェラフ by Deputy Minister)

・先週新たに再入厩。ここから未勝利戦出走に向けての調整がスタート。

・母はアメリカとUAEで11戦2勝。本馬は5番仔。祖母Cinnamon Sugarは1994年のG2-ロングルックH(USAダ9.0F)の勝ち馬でG1での2着が3回ある。

 

タイセイパルフェ(牝・池上昌和・母マイネハッピー by ブライアンズタイム)

・9/16(土)の中山ダ1200mの未勝利戦に出走し、8着(1.1秒差)。

・2016年の北海道セレクションセールにて1080万円で落札。母は未出走。本馬は初仔。

 

ダイメイジャスミン(牝・石毛善彦・母シェーンフレール by Smart Strike)

・9/16(土)の中山芝1200mの未勝利戦に出走し、5着(0.4秒差)。レース後の丸田騎手のコメントによると「外、外を回らされる形で苦しくなった」「隊列の並びが変わればもっと頑張れると思う」とのこと。

・母はノーザンファームの生産馬で6戦0勝。本馬は初仔。祖母リーチフォーザムーンはG1-フィリーズマイル3着。祖母の半兄にアグネスデジタル(G1-マイルチャンピオンS、G1-天皇賞(秋)、G1-フェブラリーS、G1-安田記念、G1-マイルChS南部杯、G1-香港Cなど重賞10勝)、祖母の半弟にシェルゲーム(重賞入着2回)、ジャリスコライト(G3-京成杯)。

 

テンポディヴァルス(牡・矢野英一・母アンナータ by アドマイヤムーン)

・9/14(木)にゲート試験合格。合格後、9/18(月)に坂路を馬なりで乗られ、半マイル61.2秒、ラスト1F13.9秒。

・母は6戦0勝。本馬は2番仔。母の従兄にAlpha(G1-トラヴァーズS、G1-ウッドワードS、G2-ジムダンディS、G3-ウィザーズS)。3代母HiaamはG3-プリンセスマーガレットSの勝ち馬。

 

ニシノエイユウ(牡・尾形充弘・母ニシノステディー by グランデラ)

・9/16(土)に中山芝1200mの未勝利戦に出走し、10着(1.4秒差)。

・母は25戦5勝。本馬は初仔。3代母の半弟にネオタイクーン(G3-毎日杯3着)。4代母の半姉All AlongはG1-凱旋門賞、G1-ロスマンズ国際S、G1-ヴェルメイユ賞、G1-ターフクラシック、G1-ワシントンDC国際など重賞7勝。

 

ピースフルメモリー(牝・戸田博文・母テンシノキセキ by フジキセキ)

・9/14(木)にゲート試験に合格。ここからデビューに向けての調整が本格スタート。

・母は25戦9勝、G3-セントウルS、G3-フェアリーSの勝ち馬で重賞入着3回。本馬は8番仔。祖母の全兄Strike GoldはG3-ベイショアSの勝ち馬。

 

フロルセレジェイラ(牝・尾形和幸・母クルザダアメリカーナ by Nedawi)

・9/13(水)に坂路を一杯に追われ、半マイル53.2秒、ラスト1F12.7秒。この時計はこれまでの自己ベスト。9/17(日)には南Wで5Fから馬なりで乗られている。

・母はブラジルとアメリカで10戦3勝、G1-ジョアンCフェラス大賞、G2-ギレェルミエリス会長大賞の勝ち馬(ともにブラジルの重賞)。本馬は4番仔。祖母Spring PrincessはG3-ジョゼPノゲイラ大賞(ブラジルの重賞)の勝ち馬。

 

ミッキーハイド(牡・菊沢隆徳・母ハイドバウンド by Grand Slam)

・9/14(木)に南Wで横山典騎手が乗り、5Fからゴール前仕掛けられる形での攻め。時計はまだ水準レベルではない。9/18(月)に坂路を馬なりで乗られ、今週の追い切りに備えている。

・2015年のセレクトセールにて5400万円で落札。ノーザンファームの生産馬。母はアルゼンチンで9戦5勝、2011年のG3-サンティアゴローリー賞、G3-オラヴァリア賞の勝ち馬でG1-CEスプリントで2着。本馬は3番仔。祖母の半兄にアサティス(本邦輸入種牡馬。G1-ジョッキークラブ大賞など重賞5勝)。

 

ミッキーマンドリン(牝・萩原清・母ミッキーオリーブ by クロフネ)

・9/13(水)に坂路を一杯に追われ、半マイル54.5秒、ラスト1F13.4秒。これまでの自己ベストを計時。9/16(土)には南Wで4Fから馬なりで乗られている。

・母はノーザンファームの生産馬で18戦2勝。本馬は初仔。母の従兄にフサイチリシャール(G1-朝日杯FS、G2-阪神C、G3-東京スポーツ杯2歳S)、母の従姉にライラプス(G3-クイーンC)、母の従弟にアドマイヤエイカン(G3-札幌2歳S)。祖母の全姉にフサイチエアデール(G2-報知杯4歳牝馬特別、G3-シンザン記念、G3-ダービー卿チャレンジT、G3-マーメイドS)。

 

メイモアナ(牝・池上昌弘・母メイシャイン by シンボリクリスエス)

・9/18(月)に南Wで5Fから強めに追われている。未勝利戦出走へ向けての調整がスタートしたところ。

・母は4戦0勝。本馬は3番仔。祖母スターアルファはベガ(1993年のJRA最優秀3歳牝馬、G1を2勝)の半妹。

 

モンツァ(牡・鹿戸雄一・母スピードリッパー by ファルブラヴ)

・先週新たに再入厩。8/15、8/16とプール調整を行い、再調整がスタート。

・ノーザンファームの生産馬。母は2011年のG2-フィリーズレビュー(阪神芝1400)でフレンチカクタスの2着、2013年のG3-クイーンS(札幌芝1800)でアイムユアーズの2着、2011年のG3-フェアリーS(中山芝1600)でダンスファンタジアの2着。本馬は初仔。叔父ポップロックは重賞2勝、G1での2着が3回。

 

ラヴインブラッド(セ・高橋義博・母レディインラヴ by ディープインパクト)

・8/30にゲート試験には合格している。中間、去勢手術が施されており、時計は8/20以降、全く出していない。

・母は8戦0勝。本馬は初仔。祖母サマニベッピンは1995年のG2-サンスポ賞阪神牝馬特別、同年のG3-金鯱賞、同年のG3-府中牝馬Sの勝ち馬。

 

レッドレグナント(牝・大竹正博・母エンプレスティアラ by クロフネ)

・9/14(木)に南Wで5Fから乗られ、4F以降は水準以上の時計を計時。9/18(月)に坂路で軽く乗られ、今週の追い切りに備えている。9/14の時計を見る限り、好調なのは間違いなさそう。

・ノーザンファームの生産馬。母は2戦0勝。本馬は7番仔。従兄にステファノス(G3-富士Sの勝ち馬で、G1-天皇賞(秋)2着、G1-大阪杯2着、G1-クイーンエリザベス2世C2着、G3-鳴尾記念3着、G1-天皇賞(秋)3着、G1-香港C3着、G2-中山記念3着、G3-毎日杯3着)。祖母ゴールドティアラはG1-マイルCS南部杯、G3-ユニコーンS、G3-シリウスS、G3-プロキオンS、G3-かきつばた記念の勝ち馬で、G1-フェブラリーS2着、G3-クイーンC3着、G3-平安S3着、G3-かしわ記念3着。