2020 キングストンタウンクラシック・レース結果

現地時間12/5(土)に豪アスコット競馬場にて行われた、G1-キングストンタウンクラシック(1800m)の結果と動画をお届けする。

Peoplestart – Kingston Town Classic(G1・芝1800m・3歳以上)

・6番手集団の外を追走していたTruly Greatが直線で先行勢を一気に鋭く差し切り、ゴール板前で鞍上が立ち上がって右手を高々と上げる中、1着でゴール。

・アスコットレーシングカーニバルを楽しむ大観衆の写真。アスコット競馬場がある西オーストラリア州は11/26の新型コロナ新規感染者が7人、オーストラリア全土でも13人と、ほぼ終息傾向にある模様で羨ましい限りである。

1着:Truly Great

せん5、父・Dundeel、母・Truly Special、母父・Jeune
調教師:Grant & Alana Williams、騎手:Chris Parnham

・今回の勝利で通算12戦7勝、G1初制覇、重賞2勝目。前々走11/14のG3-R.J.ピータースS(1500m)を1番人気で制し重賞初制覇達成。連闘で臨んだ前走11/21のG1-レイルウェイS(1600m)は7着。今回はそこから中1週で臨んでいた。

・父のDundeelは2009年新国産のHigh Chaparral産駒。現役時はランドウィックギニー、ローズヒルギニー、オーストラリアンダービーのシドニー3歳3冠を達成し、他にAJCクイーンエリザベスSなどG1を計6勝、重賞7勝。主な産駒にCastelvecchio(ローズヒルギニー、シャンペンS)。本馬は4頭目の産駒G1馬となる。

・母のTruly Specialは4戦3勝(1400m、2000m、2200m)。半姉のSpecial AlertはG3-W.A.オークスの勝ち馬。母父のJeuneは1989年英国産のKalaglow産駒。現役時はメルボルンC、クイーンエリザベスSなど豪G1・4勝、重賞7勝。マーベラスクラウンが勝った1994年のジャパンCに出走しており6着。父としてMummify(コーフィールドCなどG1・5勝)などを輩出。母父としてErtijaal(南アG1-ケープダービーの勝ち馬。2016年のドバイターフでリアルスティールの4着)などを輩出。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/518/ascot-aus/2020-12-05/773267