本日、園田競馬場にて重賞・園田プリンセスC(2歳牝馬)が行われた。以前、本稿でご紹介した園田の3戦3勝の無敗馬・セイヴァーベナが単勝1.6倍の1番人気に押されたが、地元兵庫所属の5頭にホッカイドウ競馬所属の4頭、大井所属の1頭が加わり、地区対抗の様相を呈する興味深い一戦となった。速報で結果と勝ち馬のプロフィールをお届けする。

 

レースは1番枠を利して地元の圧倒的1番人気馬・セイヴァーベナが主導権を握る形となったが、2番枠のホッカイドウからの刺客・サラヒメが外から半馬身程の差で食らいつき、ラクな逃げには持ち込ませない構え。3角手前ではサラヒメが完全に馬体を並べに行き、3角過ぎには番手捲りの形で先頭に立つと、セイヴァーベナは苦しくなり後退加減。

そうこうするうちにホッカイドウからの第2の刺客・シンキングタイムが外から接近。一瞬、サラヒメに並びかけるか?と思わせたが、追い出されるとサラヒメが二枚腰の伸びを発揮。そのままゴールに駆け込み、1着となっている。2着にはシンキングタイムが入り、ホッカイドウ勢のワンツー。1番人気のセイヴァーベナは9着に敗れている。

 

サラヒメ 牝2
父・フリオーソ、母・サムタイムレーター、母父・エンドスウィープ
生産牧場:西村和夫、調教師:角川秀樹(北海道)、5戦3勝、現時点の総賞金488.5万円

1着(9/21園田ダ1400良・勝ち時計1.32.2)(-0.5秒差)賞金350万円
1着(8/15門別ダ1000稍・勝ち時計1.01.6)(-0.8秒差)賞金80万円
1着(7/20門別ダ1000良・勝ち時計1.03.1)(-0.8秒差)賞金30万円
2着(6/22門別ダ1200不・走破時計1.15.7)(0.1秒差)賞金6万円
3着(6/08門別ダ1000不・走破時計1.00.6)(0.4秒差)賞金22.5万円

 

・父フリオーソは5頭目の地方重賞勝ち馬を輩出。現3歳がファーストクロップでまだ2世代しか輩出していないが、既に現時点のサラ地方サイアーランキング20位。ファーストクロップから以下の4頭の地方重賞勝ち馬が出て、現2歳のセカンドクロップからも早速、地方重賞勝ち馬が出て、種牡馬として順風満帆な滑り出しを見せているといえる。

 フリビオン(父・フリオーソ、母・ビオンディーナ、母父・エンドスウィープ)
 1着:2017珊瑚冠賞 高知ダ1900
 1着:2017高知優駿 高知ダ1900
 1着:2017黒潮皐月賞 高知ダ1400
 1着:2016金の鞍賞 高知ダ1400
 1着:2016黒潮ジュニアChS 高知ダ1400
 ダンストンレガーメ(父・フリオーソ、母・コスモキャロリーヌ、母父・アドマイヤマックス)
 1着:2017留守杯日高賞 水沢ダ1600
 1着:2017あやめ賞 水沢ダ1400
 1着:2016知床賞 盛岡ダ1400
 サザンオールスター(父・フリオーソ、母・クレバーユーミン、母父・キングカメハメハ)
 1着:2017新緑賞 笠松ダ1600
 クインザドリーム(父・フリオーソ、母・クインオブクイン、母父・キングヘイロー)
 1着:2017新春ペガサスC 名古屋ダ1600

 

・母は39戦4勝。中央の新馬戦を勝ち、その後、笠松で3勝。本馬は5番仔。初仔のコパノサムタイムは地方11勝、2番仔のラブミーフウジンは地方8勝、3番仔のコパノスウィープは地方2勝、4番仔のコパノミザールは地方4勝。

・父フリオーソ、母父エンドスウィープの配合は今年の高知ダービー馬・フリビオンと同じ。この配合はMr. Prospectorの3×4になる。