日本時間の毎週木曜日に開催中の2021ドバイワールドカップカーニバル。本稿では日本時間2/11(木)にUAEのメイダン競馬場にて行われた、G2-アルマクトゥームチャレンジR2(ダ1900m)、G2-アルラシディーヤ(芝1800m)の結果と動画をお届けする。

Al Maktoum Challenge R2 Sponsored By Emirates Airline(G2・ダ1900m・3歳以上)

・アルマクトゥームチャレンジR2は、番手追走のSalute The Soldierが、早めに逃げたCapezzanoに並びかける競馬。直線でCapezzanoを競り落とし先頭に立つと、後続の追撃を振り切って1着。

1着:Salute The Soldier

せん6、父・Sepoy、母・Street Fire、母父・Street Cry
調教師:Fawzi Abdulla Nass、騎手:Adrie de Vries

・今回の勝利で通算20戦7勝、昨年3/7のG3-バージナハール(ダ1600m)に勝利して以来となる重賞2勝目。前走1/21のG2-アルマクトゥームチャレンジR1(ダ1600m)を3着とし、ここへ臨んでいた馬。

・父のSepoyは2008年豪州産のElusive Quality産駒。現役時は13戦10勝、ゴールデンスリッパー、ブルーダイヤモンドS、クールモアスタッドS、マニカトSの4つのG1を含む重賞7勝。代表産駒はAlizee(フューチュリティS、クールモアレガシーS、フライトSの3つのG1を含む重賞8勝)で、この馬が唯一の産駒G1馬になる。初年度(2012年)は6万6000豪ドルだった種付料は一度も上がることなく下がり続け、2020年は7700豪ドルになっている。

・母のStreet Fireは未出走。曽祖母のDanzanteはSkywalker(BCクラシック、サンタアニタダービーの2つのG1を含む重賞5勝)の半妹。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/1231/meydan/2021-02-11/778053

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・アルラシディーヤは、好位インを追走していた1番人気のZakouskiが直線鋭く伸びて差し切り勝ち。

1着:Zakouski

せん5、父・Shamardal、母・O’Giselle、母父・Octagonal
調教師:Charlie Appleby、騎手:William Buick

・今回の勝利で通算8戦5勝、昨年2/20のG2-ザビールマイル(芝1600m)に続く重賞2勝目。休み明けだった前走1/21のG2-シングスピールS(芝1800m)ではLord Glittersの2着と敗れていたが、一度叩かれたここは1番人気に応えて勝利。

・父のShamardalは2002年産まれのGiant’s Causeway産駒。現役時は7戦6勝、仏ダービー、仏2000ギニー、セントジェームパレスS、デューハーストSの4つのG1を含む重賞5勝。唯一の敗戦はダートを使われたUAEダービーで9着に敗れたもの。昨年4月に18歳で亡くなっているが、Lope De VegaBlue PointPinatuboなど後継種牡馬は豊富。昨年はTarnawaがヴェルメイユ賞→オペラ賞→BCターフとG1を3連勝しており、まだまだ遺された産駒の活躍は続きそうである。

・半兄のAlbrecht(父・Redoute’s Choice)は豪G3-アップアンドカミングSの勝ち馬。半きょうだい(せん馬)のKing’s Command(父・Dubawi)は仏G3-トーマブリョン賞の勝ち馬。

・牝系は南半球の活躍馬多数。伯父のLonhro(豪G1を11勝・2003-04年シーズンの豪年度代表馬)、伯父のNiello(豪G1を3勝)を筆頭に、Catalyst(ニュージーランド1000ギニー)、Devise(WFAグループ1クラシック)、Mahaya(AJCオークス)、Grosvenor(ヴィクトリアダービーなど豪G1を3勝)の南半球のG1馬が同牝系になる。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/1231/meydan/2021-02-11/778054

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