現地時間3/6(土)にオーストラリアで4つのG1レースが行われている。本稿ではシドニー3歳3冠の1stレグ、G1-ランドウィックギニー(芝1600m)、G1-カンタベリーS(芝1300m)、G1-ニューマーケットH(芝1200m)、G1-オーストラリアンC(芝2000m)の結果と動画をお届けする。

Mostyn Copper Randwick Guineas(G1・芝1600m・3歳・ランドウィック競馬場)

・ランドウィックギニーは最後方を追走していた6番・Lion’s Roarが大外から上昇し、直線外からまとめて差し切る競馬で快勝。
(※レース開始は2:57辺り。適宜シークバーをお使いご視聴下さい。)

1着:Lion’s Roar

せん3、父・Contributer、母・Minnaleo、母父・Black Minnaloushe
調教師:J O’Shea、騎手:Brenton Avdulla

・今回の勝利で通算7戦4勝、重賞初制覇。昨年10/10のG1-スプリングチャンピオンS(芝2000m)で2着だった馬で、休み明けになる2/20の前走G2-ホバートヴィルS(芝1400m)を5着とし、ここへ臨んでいた。

・父のContributerは2010年愛国産のHigh Chaparral産駒。現役時は18戦8勝、ランヴェットS(芝2000m)、チッピングノートンS(芝1600m)の2つのG1を含む重賞4勝。Lion’s Roarはファーストクロップになり、産駒初のG1馬となっている先日3/3にLlanacordが新G2-ロウランドS(芝2100m)で産駒初の重賞勝ちをおさめたばかりで、今後注目を集めていきそうな種牡馬。

・母のMinnaleoはニュージーランド産、32戦4勝。祖母のThe Mighty Lionsは新G1-アヴォンデールゴールドCの勝ち馬。近親にPressday(ザ・T.J.スミス)、Press Statement(コーフィールドギニー、J.J.アトキンス)のG1馬兄弟がいる。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/471/randwick/2021-03-06/779744

Heineken Canterbury Stakes(G1・芝1300m・3歳以上・ランドウィック競馬場)

・カンタベリーSは3番手追走の8番・Savatianoが残り200で先頭に立ち、後続からの追撃を抑え切って1着。1番人気のBivouacは好位から伸びを欠き4着。
(※レース開始は1:09辺り。適宜シークバーをお使いご視聴下さい。)

1着:Savatiano

牝6、父・Street Cry、母・Retsina、母父・Redoute’s Choice
調教師:James Cummings、騎手:Hugh Bowman

・今回の勝利で通算38戦13勝、G1初制覇、重賞7勝目。昨年の2着馬で、近2走は11/7のG2-ホットダニッシュS(芝1400m)→1/30のG2-エクスプレスウェイS(芝1200m)を連勝し、ここへ臨んでいた馬。

・父のStreet Cryは1998年愛国産のMachiavellian産駒。現役時は12戦5勝、ドバイワールドカップ、スティーヴンフォスターHの2つのG1を含む重賞3勝。主な産駒にWinx(コックスプレート4勝などG1を25勝)、Zenyatta(BCクラシックなどG1を13勝)、ストリートセンス(ケンタッキーダービー、BCジュヴェナイル、トラヴァーズS)、ニューイヤーズデイ(BCジュヴェナイル)など。2014年9月に12クロップを残して16歳で亡くなっている。

・母のRetsinaは9戦1勝。祖母のStar Shirazはイーグルファーム競馬場での豪2歳G1-BRCサイアーズプロデュースS(芝1400m)の勝ち馬

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/471/randwick/2021-03-06/779745

Seppelt Wines Newmarket Handicap(G1・芝1200m・2歳以上・フレミントン競馬場)

・ニューマーケットHは内側の馬群の3番手を追走していた白い帽子の1番・Zoutoriがゴール前の接戦を制して1着。
(※レース開始は8:10辺り。適宜シークバーをお使いご視聴下さい。)

1着:Zoutori

せん5、父・Zoustar、母・Atotori、母父・Haradasun
調教師:Mathew Ellerton & Simon Zahra、騎手:Luke Currie

・今回の勝利で通算26戦8勝、G1初制覇、重賞3勝目。昨年9/12のG2-ボビールイスクオリティH(芝1200m)で初重賞制覇を果たすと、次走10/3のG2-ギルガイS(芝1200m)にも勝利。その後はG1を2回使われて4着(11/7・VRCスプリントクラシック)、7着(2/20・オークレイプレート)とし、ここへ臨んでいた馬。

・父のZoustarは2010年豪州産のNorthern Meteor産駒。現役時は9戦6勝、クールモアスタッドS(芝1200m)、ゴールデンローズS(芝1400m)の2つのG1を含む重賞4勝。本馬、Sunlight(ウィリアムレイドS、ニューマーケットH、クールモアスタッドSの3つのG1を含む重賞8勝)の2頭のG1馬を初年度産駒から輩出。種付料は4万4000豪ドル→6万500豪ドル→15万4000豪ドルと急騰していたが、2020年は12万1000豪ドルとなっている。種付料が急騰してから生まれた世代が出てくる今後は、更なる産駒の活躍が見込まれそうな注目種牡馬。

・母のAtotoriは未出走。曽祖母Park Express(フェニックスチャンピオンS、ナッソーS、ランカシャーオークス)を牝祖とする牝系の出身で、Park Expressの直仔・New Approach(英ダービー、英愛チャンピオンSなどG1・5勝)、シンコウフォレスト(高松宮記念)は母・Atotoriの叔父にあたる。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/297/flemington/2021-03-06/779737

TAB Australian Cup(G1・芝2000m・3歳以上・フレミントン競馬場)

・オーストラリアンCは5番手前後を追走していた白い帽子の4番・Homesmanが、直線で先に抜け出していたゴドルフィンのBest Of Daysを競り落として1着。

1着:Homesman

せん7、父・War Front、母・My Annette、母父・Red Ransom
調教師:Anthony & Sam Freedman、騎手:Jye McNeil

・今回の勝利で通算24戦7勝、G1・2勝目、重賞5勝目。2018年9月のG1-アンダーウッドS(芝1800m)の勝ち馬で、同年のコーフィールドC2着馬。休み明けの前走2/20のG2-ピーターヤングS(芝1800m)を3着とし、ここへ臨んでいた馬。

・父のWar Frontは2002年米国産のDanzig産駒。現役時は13戦4勝、米G2-AGヴァンダービルトBCH(ダ6f)が唯一の重賞勝ち。これまでに本馬を含む23頭のG1馬を輩出してきた大種牡馬だが、南半球のG1を制しているのは本馬のみ。昨年はHalladay(フォスターデイヴH)、War of Will(メイカーズマークマイルS)、Civil Union(フラワーボウルS)の3頭がG1を制覇している。

・母のMy Annetteは米国産、4戦未勝利。祖母のAndover Wayは米G1-トップフライトH、米G3-ネクストムーヴHの勝ち馬。Andover Wayを牝祖とするG1馬にOfflee Wild(サバーバンH)、Civil Union(フラワーボウルS)、War Flag(フラワーボウルS)。尚、Civil UnionとWar Flagは共にHomesmanと同じく父がWar Frontで、War Frontの父・Danzigの2×4、2×5のクロスを持つ共通点がある。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/297/flemington/2021-03-06/779738