2021 ケンタッキーダービー戦線リポート【13】レベルS・レース結果

現地時間3/13(土)にRoad to the Kentucky Derbyのポイント対象レース、G2-レベルS(ダ8.5f)がオークローンパーク競馬場にて行われている。前走L-スマーティージョーンズSを10馬身半差で圧勝したCaddo River、2戦2勝のConcert Tourら注目馬が出走したレースの結果と動画をお届けする。

Rebel Stakes(G2・ダ8.5f・3歳)

・2番人気のConcert Tourがハナに立ち、1番人気のCaddo Riverが直後につける展開。4角手前では手応えの差が歴然となり、Concert Tourが後続を突き離し、そのままラクな手応えで逃げ圧勝。
(※レース開始は1:51辺り。適宜シークバーをお使いご視聴下さい。)

1着:Concert Tour

牡3、父・ストリートセンス、母・Purse Strings、母父・Tapit
調教師:Bob Baffert、騎手:Joel Rosario

・今回の勝利で通算3戦3勝、重賞2勝目。1/15のデビュー戦(ダ6f)→2/6のG2-サンヴィセンテS(ダ7f)を制し、2戦2勝でここへ臨んでいた馬。今回の勝利で50ポイントを獲得し、本番での出走権をほぼ確保しているが、余力十分な今回の勝ちっぷりの良さから今後も注目を集めていきそうな存在。

・父のストリートセンスは2004年米国産のStreet Cry産駒。現役時は13戦6勝、ケンタッキーダービー、トラヴァーズS、BCジュヴェナイルの3つのG1を含む重賞5勝。これまでに11頭のG1馬を輩出中で、主な産駒にMcKinzie(ホイットニーSなどG1・4勝)、スウィートリーズン(エイコーンSなどG1・2勝)。2013年に1年だけ日本にて供用され、その時の産駒にJBCレディスクラシックなど交流重賞3勝のファッショニスタ、昨年のJpn3-サマーチャンピオンを勝ったサヴィがいる。

・母のPurse Stringsは12戦1勝。母の従姉にBCジュヴェナイルフィリーズ、サンタアニタオークスなどAWのG1を5勝し、現在はノーザンファームにて繋養中のスターダムバウンド

・父・ストリートセンス、母父・Tapitの配合は、Mr. Prospectorの4×5のクロスが発生する配合になるが、実例が少ない中から本馬、G2-トリプルベンドSの勝ち馬・Air Strikeが出ている。

※EQUIBASEのchart

https://www.equibase.com/premium/chartEmb.cfm?track=OP&raceDate=03/13/2021&cy=USA&rn=11

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