現地時間3/16(火)から3/19(金)の4日間に渡り、英チェルトナム競馬場にて行われる障害競走の祭典・チェルトナムフェスティバル。本稿では好事家のために各日に行われるメインレースの有力馬をまとめてご紹介する。
Day one:現地時間3/16(火)
チャンピオンハードル(G1・2m87yds・4歳以上)
・昨年のチェルトナムフェスティバルで、Benie Des Dieuxとの激闘となったG1-メアズハードルをデビュー8連勝で制したHoneysuckle(牝7)が、今季も連勝を継続し、無敗のままここへ臨む。対抗人気は昨年の覇者・Epatante(牝7)。3番人気のGoshen(せん5)は、昨年のチェルトナムフェスティバルでのG1-JCBトライアンフハードルで最終障害飛越後に騎手を振り落とし、ほぼ確定させていた勝利を取り逃がす大波乱を演じた馬。昨年とは真逆のドラマの主人公になれるか。
Day two:現地時間3/17(水)
クイーンマザーチャンピオンチェイス(G1・1m7f199yds・5歳以上)
・今季3連勝中のChacun Pour Soi(せん9)が1番人気。チェルトナムで走るのは今回が初になるが、前走2/6のG1-ダブリンチェイスでこのレース連覇を達成し、ここへ臨む。2番人気はAltior(せん11)。2018年、2019年にこのレースを連覇している実績馬。323日ぶりの休み明けとなった前走12/27のG2-デザートオーキッドチェイスを2着とし、このレース3回目の優勝を目指しここへ臨む。
Day three:現地時間3/18(木)
ステイヤーズハードル(G1・2m7f213yds・4歳以上)
・一昨年の勝ち馬、Paisley Park(せん9)が1番人気。昨年は7連勝中でこのレースに臨み、単勝2倍を切る圧倒的な1番人気に推されるも7着に敗退。仕切り直しとなった今季は11/27のG2-ロングディスタンスハードル2着→12/19のG1-ロングウォークハードル1着。2番人気のSire Du Berlais(せん9)は2年連続でチェルトナムフェスティバルで重賞制覇中。3番人気のFlooring Porter(せん6)は前走12/28のG1-クリスマスハードルの勝ち馬。
Day four:現地時間3/19(金)
チェルトナムゴールドカップ(G1・3m2f70yds・5歳以上)
・チェルトナムゴールドカップ3連覇を狙うAl Boum Photo(せん9)が1番人気。今季初戦の前走1/1のG3-ニューイヤーズチェイスを制し、叩き2戦目でここへ臨む。2番人気のChamp(せん9)は昨年のチェルトナムフェスティバルでのG1-RSAインシュランスノーヴィシスチェイスでゴール前で猛然と追い込んで勝利し、場内を沸かせた馬。3番人気はA Plus Tard(せん7)。前走12/28のG1-サヴィルズチェイスを制した勢いを活かせるか。