現地時間3/17(水)に英チェルトナム競馬場にて行われた、チェルトナムフェスティバル2日目。本稿ではG1-クイーンマザーチャンピオンチェイスを中心にこの日に行われた4つのG1レースの結果と動画をまとめてお届けする。最後に本日、チェルトナムフェスティバル5勝目をあげたTiger Rollについても触れる。

Betway Queen Mother Champion Chase(G1・1m7f199y(Old)・5歳以上)

・オレンジ色の帽子の10番・Put The Kettle On(牝7)が4角先頭。直線ではいったん、1番人気のChacun Pour Soiに内から先頭に立たれるも、最終障害飛越後に差し返す根性を見せて、Put The Kettle Onが優勝。Chacun Pour Soiはラスト失速し3着。

1着:Put The Kettle On

牝7、父・Stowaway、母・Name For Fame、母父・Quest For Fame
調教師:Henry De Bromhead、騎手:Aidan Coleman

・今回の勝利で通算16戦9勝。昨年のチェルトナムフェスティバルではG1-Racing Post Arkle Challenge Trophy Novices’ Chaseに勝利していた馬で、今季は11/15のチェルトナムでのG2-チェルトナムチェイスに勝利し、チェルトナムでは過去2戦2勝だった馬。

・父のStowawayは1994年英国産のSlip Anchor産駒。現役時は6戦4勝、G2-グレートヴォルティジュールS、G3-ゴードンS、第1回ドバイターフクラシック(現・ドバイシーマクラシック)の勝ち馬。既に2015年に亡くなっているが、本日、Put The Kettle OnとMonkfishの産駒2頭が共にG1勝ちする快挙達成。これまでにOutlander、Champagne Feverなど障害重賞勝ち馬を数多く輩出。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/11/cheltenham/2021-03-17/772583

Brown Advisory Novices’ Chase(Registered As The Broadway Novices’ Chase(G1・3m80y(Old)・5歳以上)

・ハナに立った1番人気の4番・Monkfish(せん7)が、カラ馬が先頭に立つ荒れた展開の中、4角手前で他馬の鞍上の手が動く中、持ったままで直線を向かえると一気に差を広げる形でレースを制圧し圧勝。昨年のチェルトナムフェスティバルではG1-The Spa Novices’ Hurdleに勝利していた馬で、チェイス路線に参入した今季はこれで負けなしの4連勝。

Ballymore Novices’ Hurdle(Registered As The Baring Bingham)(G1・2m5f(Old)・4歳以上)

・中団追走から早めに番手につけてレースを運んだ1番人気の2番・Bob Olinger(せん6)が、終始安定した飛越で4角先頭から後続を突き離す盤石の競馬で快勝。これで前走G1-ネースノーヴィスハードルに続き、G1連勝達成。

Weatherbys Champion Bumper (A Standard Open National Hunt Flat Race)(G1・2m87y(Old)・4-6歳)

Sir Gerhard(せん6)が1着。これでデビュー4連勝達成。Sir Gerhardの父・Jeremyは英重賞2勝の馬だが、祖母がウインドインハーヘアという血統で、ディープインパクトの甥にあたる。1番人気のKilcruitは半馬身差の2着。

Glenfarclas Chase (A Cross Country Chase)

・グランドナショナル2勝のTiger Roll(せん11)が本日のGlenfarclas Chaseに勝利し、これでチェルトナムフェスティバル5勝目をあげている(歴代最高はメアズハードル6連覇のQuevega)。精彩を欠いていた今季の成績(6着→競走中止→6着)からやや人気を落としていたが、大舞台で復活し、さすがの存在感を誇示している。尚、既に今年のグランドナショナルは斤量面で回避する旨、陣営からコメントが出ている。

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