現地時間4/13(火)から4/15(木)にかけて、英ニューマーケット競馬場では恒例のクレイヴン開催が行われている。本稿では3歳限定の競走の中から、注目馬、注目レースをピックアップして結果と動画をまとめてお届けする。英2000ギニー(5/1)、英1000ギニー(5/2)の開催が迫る中、新星がいるか、チェック頂きたい。

bet365 Craven Stakes(G3・芝8f・3歳牡馬、せん馬・4/15)

・クレイヴンSは、馬群に揉まれていたゴドルフィンの青い帽子・Master Of The Seasが一足先に抜け出していたゴドルフィンの白い帽子・La Barrosa目がけて外から鋭伸。最後は競り合いを制したMaster Of The Seasが1着。2着にLa Barrosaが入り、ゴドルフィンのワンツーフィニッシュ。

1着:Master Of The Seas

牡3、父・Dubawi、母・Firth Of Lorne、母父・デインヒル
調教師:Charlie Appleby、騎手:William Buick

・今回の勝利で通算5戦3勝、重賞2勝目昨年7/11のG2-スーパーレイティブS(芝7f)の勝ち馬で、次走9/13のG1-ナショナルS(芝7f)は勝ったThunder Moonから2馬身差の4着。そこから休養に入り、休み明け初戦の前走2/25のメイダンでのL-メイダンクラシック(芝1600m)を2着とし、ここへ臨んでいた馬。今回の勝利を受けてウィリアムヒルでは英2000ギニーのアンティポストで本馬を9.00倍の4番人気に、英ダービー(要追加登録)では34.00倍の10番人気に評価している。尚、2着のLa Barrosaも英ダービーは追加登録が必要になるが、34.00倍の10番人気と全く同じ評価を受けている。

母のFirth Of Lorneは4戦1勝、仏G1-プールデッセデプーリッシュ2着、米G2-サンゴルゴーニオH3着、仏G3-グロット賞3着。半姉のFalls of LoraはG3-UAEオークスの勝ち馬。甥のCascadianは先週の豪G1-ドンカスターマイルの勝ち馬。祖母Kerrera(G3-チェリーヒントンS)、曽祖母Rimosa’s Pet(G3-ムシドラS)は共に英重賞勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/38/newmarket/2021-04-15/780334

Lanwades Stud Nell Gwyn Stakes(G3・芝7f・3歳牝馬・4/14)

・ネルグウィンSは、後方追走から内の狭いところに閉じ込められかけた青の帽子・Sacredが、前を行く2頭の間のスペースに俊敏に潜り込み、一気に抜け出して差し切り勝ち。尚、外から伸びかけているお馴染みの勝負服のTeruya Yoshida氏の持ち馬・Star Of Emaraaty(昨年8/8のG3-スイートソレラSの勝ち馬で、レース後にTeruya Yoshida氏が購入した馬)は5着。

1着:Sacred

牝3、父・Exceed And Excel、母・Sacre Caroline、母父・Blame
調教師:William Haggas、騎手:Ryan Moore

・今回の勝利で通算6戦2勝、重賞初制覇。昨年6/4のニューマーケットでのデビュー戦(芝5f)に勝利し、次走6/20のロイヤルアスコットでのG2-クイーンメアリーS(芝5f)で2着。以後、8/20のG2-ロウザーS(芝6f)2着→9/11のG2-フライングチルダースS(芝5f3yds)2着→9/26のG1-チェヴァリーパークS(芝6f)8着。今回は200日ぶりの休み明けのレースだった。今回の勝利を受けてウィリアムヒルでは5/2に行われる、英1000ギニーのアンティポストで本馬を5番人気(15.00倍)に設定している

・母のSacre Caroline(未出走)は、BCジュヴェナイルフィリーズターフ、ダイアナS、ゲイムリーS、フラワーボウルS、ベルモントオークスの5つのG1を含む重賞8勝をあげたLady Eliの半妹

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/38/newmarket/2021-04-14/780328

bet365 European Free Handicap(Listed・芝7f・3歳・4/14)

・ヨーロピアンフリーハンデキャップ(いわゆる「フリーハンデ」の語源は1929年創設、過去にデインヒルらが勝ったこのレースより)は、5番手追走の3番・Tacticalが最内に進路を取り、ゴール前抜け出して差し切り勝ち。

1着:Tactical

牡3、父・Toronado、母・Make Fast、母父・マクフィ
調教師:Andrew Balding、騎手:Oisin Murphy

・今回の勝利で通算7戦3勝。「The Queen」エリザベス女王の持ち馬。昨年6/17のロイヤルアスコットでのL-ウインザーキャッスルS(芝5f)、昨年7/9のG2-ジュライS(芝6f)の勝ち馬。ジュライSの後はモルニー賞5着→ミドルパークS4着→デューハーストS11着。今回は186日ぶりの休み明けのレースだった。今回の勝利を受けてウィリアムヒルでは5/1に行われる、英2000ギニーのアンティポストで本馬にまだオッズをつけていないが、6/18のロイヤルアスコットでのG1-コモンウェルスCで6番人気(17.00倍)の評価をつけている。

・母のMake Fastは9戦1勝、リステッド2着が2回。祖母のRaymi Coyaは英G3-オーソーシャープSの勝ち馬。4代母のTry Something Newは米G1-スピンスターS、米G3-ビウィッチSの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/38/newmarket/2021-04-14/780329

bet365 Feilden Stakes(Listed・芝9f・3歳・4/13)

・フェイルデンS(過去にGolden Horn、Intelloがここを勝ち、のちにG1制覇)は、3番手追走のゴドルフィンの芦毛馬・Highland Avenueが仕掛けられると良好な伸びを見せて快勝。

1着:Highland Avenue

牡3、父・Dubawi、母・Lumiere、母父・Shamardal
調教師:Charlie Appleby、騎手:James Doyle

・今回の勝利で通算4戦3勝。昨年12/9のケンプトンでのデビュー戦(AW7f)で2着→1/30のケンプトンでの2戦目(AW8f)で1着→3/3のケンプトンでの’Road To The Kentucky Derby’ Conditions Stakes(AW8f)で1着とし、初の芝でのレースとしてここへ臨んでいた馬今回の勝利を受けてウィリアムヒルでは5/1に行われる、英2000ギニーのアンティポストで本馬を15番人気(26.00倍)に設定している

母のLumiereは8戦3勝、英2歳G1-チェヴァリーパークSの勝ち馬。叔母のSheikha Reikaは加G1-E.P.テイラーSの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/38/newmarket/2021-04-13/780320

bet365 British EBF Conditions Stakes(芝7f・3歳・4/13)

1着:Mutasaabeq

牡3、父・Invincible Spirit、母・Ghanaati、母父・Giant’s Causeway
調教師:Charles Hills、騎手:Jim Crowley

今回の勝利で通算2戦2勝。昨年10/21のニューマーケットでのデビュー戦(芝7f)に勝利し、今回はそれ以来、174日ぶりの休み明けのレースだったが、2着に6馬身差をつけて完勝。この勝利を受けてウィリアムヒルでは5/1に行われる、英2000ギニーのアンティポストで本馬を6番人気(12.00倍)に評価している。追加登録が必要な馬だが、母がG1馬という良血馬で、無敗馬。魅力的な存在としてクラシック戦線に急浮上している。

母のGhanaatiは6戦3勝、G1-英1000ギニー、G1-コロネーションSの勝ち馬で、他にサンチャリオットS2着、サセックスS3着。きょうだい(せん馬)のWafyはG3-マハーブアルシマールの勝ち馬。4代母のHighclereはエリザベス女王の持ち馬で、G1-英1000ギニー、G1-ディアヌ賞(仏オークス)に勝利し、他にキングジョージ6世&クイーンエリザベスS2着。ディープインパクトを筆頭にタリスマニック、レイデオロ、Nashwanら活躍馬の牝祖。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/38/newmarket/2021-04-13/780323