現地時間4/23(金)に英サンダウン競馬場にて行われた、G3-クラシックトライアル(芝1m1f209y)の結果と動画をお届けする。合わせて昨年のカルティエ賞最優秀3歳牡馬・Palace Pierの復帰戦となったG2-bet365マイル、凱旋門賞馬・Waldgeistの半弟・Waldkonigが人気を集めたG3-ゴードンリチャーズSについても簡単に触れる。

bet365 Classic Trial(G3・芝1m1f209y・3歳)

・単勝26倍、最低人気のAlenquerがゴドルフィン勢2騎を抑えて1着。1番人気のGalileo産駒、昨年のG3-ゼットランドSの勝ち馬・Lone Eagleは4着。

https://twitter.com/RacingTV/status/1385604865607483393

1着:Alenquer

牡3、父・Adlerflug、母・Wild Blossom、母父・Areion
調教師:William Haggas、騎手:Tom Marquand

・今回の勝利で通算3戦2勝重賞初制覇。昨年8/16のニューベリーでのデビュー戦(芝7f)で1着→9/5のヘイドックパークでのListed-アセンダントS(芝1mile)で2着。今回は休み明けのレースだった馬。今回の勝利を受けてウィリアムヒルでは英ダービーのアンティポストで本馬を21.00倍の8番人気に設定しているが、追加登録が必要な馬

・父のAdlerflugは2004年ドイツ産のIn The Wings産駒。現役時は11戦4勝、ドイチェスダービー、ドイツ賞の2つのG1に勝利。主な産駒に昨年のG1-ドイチェスダービーの勝ち馬で、凱旋門賞2着のIn SwoopIto(バイエルン大賞)、Iquitos(バーデン大賞、ダルマイヤー大賞、バイエルン大賞)。今年に入り17歳で亡くなったばかり。

・母のWild Blossomは1戦未勝利。祖母がWind In Her Hairだが、あのウインドインハーヘアーとは同名他馬で、曽祖母のWaitotaraを牝祖とする主な活躍馬にMr Medici(G1-香港チャンピオンズ&チャターC)、Win for Us(G2-ドイツセントレジャー)、Wild Side(G2-オイロパシャンピオナート)らがいる。先日のエプソムでのListed-ブルーリバンドトライアルを勝ったWirkoと全く同じ牝系でいずれもWaitotaraが牝祖になる

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/54/sandown/2021-04-23/780439

bet365 Mile(G2・芝1mile・4歳以上)

・実績馬・Palace Pierが2着に8馬身差をつけて圧勝。まさに「Palace Pier is back」。

https://twitter.com/RacingTV/status/1385595033160650752

1着:Palace Pier

牡4、父・Kingman、母・Beach Frolic、母父・Nayef
調教師:John & Thady Gosden、騎手:Frankie Dettori

・今回の勝利で通算7戦6勝、重賞3勝目昨年6/20の英G1-セントジェームズパレスS(芝7f213yds)、8/16の仏G1-ジャックルマロワ賞(芝1600m)の勝ち馬。10/17の英G1-クイーンエリザベス2世S(芝1mile)ではデビュー以来、初の敗戦(3着)を喫したが、休み明けの今回は大圧勝。今年の欧州マイル路線においても昨年同様、主軸を担う存在になりそうで、差し当っての目標はエントリー済みの5/15のG1-ロッキンジS→ロイヤルアスコットのG1-クイーンアンS辺りになるか。

・母のBeach Frolicは未出走。伯母のJoviality(父・Cape Cross)は英G3-ウィンザーフォレストS、英G3-ムシドラSの勝ち馬。伯父のBonfire(父・Manduro)は英G2-ダンテSの勝ち馬。近親にBlue Bunting(英1000ギニー、アイリッシュオークス、ヨークシャーオークス)、Miss Satamixa(ジャックルマロワ賞)。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/54/sandown/2021-04-23/780437

bet365 Gordon Richards Stakes(G3・芝1m1f209y・4歳以上)

・1番人気のWaldkonigが1着。2着にG1・2勝の9歳馬・Desert Encounter。

https://twitter.com/RacingTV/status/1385586968155787269

1着:Waldkonig

牡4、父・Kingman、母・Waldlerche、母父・Monsun
調教師:John & Thady Gosden、騎手:Frankie Dettori

・今回の勝利で通算5戦3勝、重賞初制覇。一昨年12/7のデビュー戦(AW1m142yds)を9馬身差で勝利し、血統背景からクラシックへの期待が高まった馬だが、昨年6/6の2戦目、ニューマーケットでのListed-ニューマーケットS(芝1m2f)において、次走でG1-ジョッケクルブ賞(仏ダービー)を制したMishriffの3着に敗退。続く昨年6/24の3戦目、ヘイドックパークでの条件戦(芝1m2f100yds)も2着に敗れ、長期休養入り。286日ぶりの休み明けだった前走4/6のハンデ戦(芝1m2f5yds)を1着とし、叩き2戦目でここへ臨んでいた馬。

母のWaldlercheは4戦2勝、仏G3-ペネロープ賞(芝2100m)の勝ち馬で、Masked Marvel(英G1-英セントレジャー、英G3-バーレーントロフィー)の全妹になる良血馬。繁殖牝馬として優秀な成績を収めており、本馬の半兄のWaldgeistは凱旋門賞、ガネー賞、サンクルー大賞、クリテリウムドサンクルーの4つのG1を含む重賞8勝本馬の半姉のWaldliedは仏G2-マルレ賞の勝ち馬。Waldkonigの今回の勝利で産駒から3頭の重賞勝ち馬を輩出することとなっている。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/54/sandown/2021-04-23/780438

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