2021 オールエイジドS、シャンペンS・レース結果

現地時間4/24(土)に豪ランドウィック競馬場にて行われた、G1-オールエイジドS(芝1400m)、2歳G1-シャンペンS(芝1600m)の結果と動画をお届けする。

Schweppes All Aged Stakes(G1・芝1400m・2歳以上)

・オールエイジドSは、道中3,4番手のインを追走していた1番・Koldingが直線で抜け出し、外から迫ったゴドルフィンのSavatianoを封じて1着。

1着:Kolding

せん5、父・Ocean Park、母・Magic Star、母父・Danzero
調教師:Chris Waller、騎手:Brenton Avdulla

・今回の勝利で通算30戦11勝、G1・3勝目(オールエイジドS、ジョージメインS、エプソムH)、重賞6勝目。昨年9/19のG1-ジョージメインS(芝1600m)を制した後、10/3のG2-ヒルS(芝2000m)も制覇。その後、13着(G1-コックスプレート)→2着→2着→5着(G1-チッピングノートンS)→10着(G1-ジョージライダーS)と敗戦が続いていた馬。

・父のOcean Parkは2008年新国産のThorn Park(その父・スピニングワールド)産駒。現役時は14戦8勝、コックスプレート、コーフィールドS、ARCニュージーランドS、MRCアンダーウッドS、マクフィチャレンジSの5つのG1を含む重賞6勝。これまでに本馬、Tofane(オールエイジドS)、Ocean Billy(オークランドカップ)の3頭のG1馬を輩出。

・母のMagic Starは4戦未勝利。半きょうだい(せん馬)のSampsonはニュージーランドの重賞を2勝。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/471/randwick/2021-04-24/783249

Moet & Chandon Champagne Stakes(G1・芝1600m・2歳)

・シャンペンSは、5番手から7番手前後のインを追走していた1番・Captivantが直線良く伸びて差し切り勝ち。吉田和子氏の持ち馬で豪州産のモーリス産駒・Port Louis(単勝5倍)は最後方から直線外から追い込むも5着まで。同じく豪州産のモーリス産駒・Maurice’s Medad(単勝18倍)は6着。

1着:Captivant

牡2、父・Capitalist、母・Speedboat、母父・コマンズ
調教師:Peter & Paul Snowden、騎手:James McDonald

・今回の勝利で通算6戦2勝、重賞初制覇。昨年10/17のデビュー戦(芝1000m)を1着とし、以後、4着→3着(G2-スカイラインS)→5着(G1-ゴールデンスリッパー)→3着(G1-イングリスサイアーズ)。ゴールデンスリッパーとイングリスサイアーズのシドニー2歳3冠の初戦と第2戦で好走してきた馬で、レース前から争覇圏内の1頭と目されていた馬。

・父のCapitalistは2013年豪州産のWritten Tycoon産駒。現役時は7戦4勝、G1-ゴールデンスリッパー(芝1200m)の勝ち馬。現2歳がファーストクロップで本馬が産駒初のG1馬になる。他にKalashnikov(G3-ブラックオパールS)、Profiteer(L-イングリスミレニアム)、Tycoon Humma(L-ベリースペシャルキッズプレート)が既に活躍中で、早々にG1馬を輩出することとなり、絶好の種牡馬デビューを飾ったといえそうである。

・母のSpeedboatは5戦未勝利。従兄のCrown ProsecutorはG1-ニュージーランドダービー、G3-ウェリントンSの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/471/randwick/2021-04-24/783248