4/27に行われた2021JRAブリーズアップセール結果をまとめている。昨年はメール入札のみだったが、今年は平常の形式に準じて執り行われた。
今年も売却率は100%を達成、税込の最高価格は3610万円(前年比+6%)、平均価格は1099万円(同+13%)、中間価格825万円(同+4%)と前年成績を上回った。3000万円台が4頭、2000万円台が7頭(昨年はそれぞれ1頭、4頭)と、好調教馬にビッドが集まる傾向が顕著となり、平均価格の上昇率がやや大きくなった。
種牡馬別成績は、下表の通り。この世代初年度で頭数の多かったザファクターの産駒は、計10頭で、平均価格1287万円となかなかの評価だった。他では、上場2頭が揃って好タイムを計時したディーマジェスティの産駒が平均価格3190万円と、際立った数字を残していた。
結果概要
(売却率の推移)
- 2021 100%
- 2020 100%
- 2019 100%
- 2018 100%
- 2017 100%
- 2016 100%
(最高価格の推移:税込)
- 2021 3630万円(前年比 +6%)
- 2020 3410万円
- 2019 5400万円
- 2018 3294万円
- 2017 4212万円
- 2016 3672万円
(平均価格の推移:税込)
- 2021 1099万円(前年比 +13%)
- 2020 969万円
- 2019 1323万円
- 2018 946万円
- 2017 983万円
- 2016 1000万円
(中間価格の推移:税込)
- 2021 825万円(前年比 +4%)
- 2020 792万円
- 2019 1026万円
- 2018 821万円
- 2017 691万円
- 2016 724万円
種牡馬別 *新種牡馬は赤字
種牡馬 | 落札頭数 | 平均価格(税込) |
アイルハヴアナザー | 1 | 9,900,000 |
アジアエクスプレス | 2 | 3,850,000 |
アドマイヤムーン | 4 | 7,892,500 |
アルデバラン2 | 1 | 4,400,000 |
ヴィクトワールピサ | 1 | 30,800,000 |
ウインバリアシオン | 1 | 3,300,000 |
エスケンデレヤ | 5 | 6,138,000 |
カレンブラックヒル | 2 | 2,805,000 |
キズナ | 1 | 17,050,000 |
キンシャサノキセキ | 1 | 36,300,000 |
クリエイター2 | 4 | 10,037,500 |
ケイムホーム | 1 | 9,350,000 |
コパノリッキー | 1 | 7,150,000 |
サトノアラジン | 3 | 6,160,000 |
ザファクター | 10 | 12,870,000 |
シニスターミニスター | 1 | 11,550,000 |
ジャスタウェイ | 1 | 13,200,000 |
シルバーステート | 1 | 11,000,000 |
ストロングリターン | 1 | 23,100,000 |
スマートファルコン | 1 | 22,000,000 |
ディープブリランテ | 1 | 15,400,000 |
ディーマジェスティ | 2 | 31,900,000 |
ドゥラメンテ | 2 | 15,400,000 |
トーセンホマレボシ | 1 | 4,950,000 |
パイロ | 1 | 5,610,000 |
バゴ | 2 | 6,875,000 |
ビッグアーサー | 2 | 9,625,000 |
プリサイスエンド | 1 | 8,800,000 |
ヘニーヒューズ | 2 | 9,075,000 |
ホッコータルマエ | 2 | 6,160,000 |
マクフィ | 7 | 9,302,857 |
マジェスティックウォリアー | 1 | 4,950,000 |
リーチザクラウン | 1 | 7,700,000 |
リオンディーズ | 2 | 8,525,000 |
ルーラーシップ | 1 | 17,600,000 |
ロージズインメイ | 1 | 29,700,000 |
ワンアンドオンリー | 1 | 5,500,000 |
総計 | 73 | 10,992,466 |