5/11に行われた2021HBAトレーニングセールの結果をまとめている。
昨年は開催中止。今年はオンラインビッドを併用しての通常通りの開催となったが、上場頭数は124頭と揃わず、2019年以前の5~6割の数にとどまった。売却率は67%と過去平均レベルの水準、平均価格は785万円で過去平均を若干上回った。最高価格となったのはラスト1F最速の10.98を計時したモーリス産駒カシマフラワー2019の3300万円だった。
新種牡馬の産駒で目立っていたのは、ドレフォン、イスラボニータ(ただし上場はともに1頭のみ)など。JRAブリーズアップセールで値を飛ばしたディーマジェスティ産駒は1頭上場されていたが、今回は主取だった。
HBAトレーニングセール速報
(上場頭数の推移)
- 2021 124頭
- 2020 (開催中止)
- 2019 234頭
- 2018 228頭
- 2017 208頭
- 2016 241頭
(売却率の推移)
- 2021 67%
- 2020 (開催中止)
- 2019 69%
- 2018 66%
- 2017 75%
- 2016 63%
(最高価格の推移:税込)
- 2021 3300万円
- 2020 (開催中止)
- 2019 3672万円
- 2018 4860万円
- 2017 5508万円
- 2016 4968万円
(平均価格の推移:税込)
- 2021 785万円
- 2020 (開催中止)
- 2019 709万円
- 2018 775万円
- 2017 829万円
- 2016 736万円
新種牡馬産駒の平均落札価格・税込(落札頭数/上場頭数)
種牡馬 | 落札頭数/上場頭数 | 平均価格 |
ラニ | 3/3 | 6,270,000 |
アメリカンペイトリオット | 2/4 | 10,725,000 |
ビッグアーサー | 2/3 | 8,800,000 |
コパノリッキー | 2/2 | 8,250,000 |
ドレフォン | 1/1 | 20,350,000 |
イスラボニータ | 1/1 | 15,290,000 |
ザファクター | 1/1 | 6,380,000 |
シルバーステート | 1/1 | 5,940,000 |
サトノアラジン | 1/2 | 4,840,000 |
ポアゾンブラック | 1/1 | 4,400,000 |
ディーマジェスティ | 0/1 | – |
2021JRAブリーズアップセールの模様はこちら