現地時間5/15(土)に豪モーフェットビル競馬場にて行われた、G1-ザ・グッドウッド(芝1200m)、豪ドゥームベン競馬場にて行われた、G1-ドゥームベン10000(芝1200m)の両レースの結果と動画をお届けする。
The Furphy Goodwood(G1・芝1200m・3歳以上)
・ザ・グッドウッドは、内の2,3番手を追走していた6番・Savatoxlが4角で最内を突き先頭に立つと、そのまま直線押し切って1着。
1着:Savatoxl
せん5、父・Kuroshio、母・Li’l Miss Hayley、母父・Savabeel
調教師:Tony McEvoy & Calvin McEvoy、騎手:Barend Vorster
・今回の勝利で通算28戦16勝、G1初制覇、重賞2勝目。昨年12/12のListed-クリスマスH(芝1200m)での勝利が初のブラックタイプ勝ちで、次走は9着に敗れるも、前走5/1のG3-D.C.マッケイS(芝1100m)で重賞初制覇を果たし、ここへ出走していた馬。
・父のKuroshioは2010年豪州産のExceed And Excel産駒。現役時は11戦3勝、G2-マキュアンS(芝1000m)、G3-ブルーダイヤモンドプレリュード(C&G)(芝1100m)、Listed-スーパーレーシングS(芝1000m)の勝ち馬。Savatoxlは産駒初のG1馬になり、他に重賞勝ち馬を2頭輩出中。
・母のLi’l Miss Hayleyは7戦未勝利。従姉のArt Beatは新G3-ウインターCの勝ち馬。従姉のPerfect Startは新G3-トレンタムS、新G3-マナワツCの勝ち馬。
※レーシングポストのFULL result
https://www.racingpost.com/results/462/morphettville/2021-05-15/784701
TAB Doomben 10,000(G1・芝1200m・3歳以上)
・ドゥームベン10000は、ハナに立った1番人気のEduardoが逃げ切り勝ち。
1着:Eduardo
せん7、父・Host、母・Blushing、母父・Fantastic Light
調教師:Joseph Pride、騎手:Nash Rawiller
・今回の勝利で通算21戦8勝、G1・2勝目、重賞4勝目。3/27のG1-ザ・ギャラクシー(芝1100m)を逃げ切りで制しG1初勝利。次走4/10のG1-T J スミスS(芝1200m)を3着とし、ここへ出走していた馬。
・父のHostは2000年チリ産のHussonet産駒。現役時は28戦10勝、シャドウェルターフマイルS、ドス・ミル・ギネアス賞(チリ2000ギニー)の2つのG1を含む重賞6勝。Hostの父・Hussonetは父が言わずと知れた大種牡馬・Mr. Prospector、母がBCディスタフの勝ち馬・Sacahuistaという良血馬。現役時は米7戦2勝と振るわなかったが、種牡馬入り後、チリで7年連続リーディングサイアーとなり一時代を築いた。EduardoはHost産駒唯一のG1馬で、他に重賞勝ち馬1頭、リステッド勝ち馬4頭を輩出。
・母のBlushingは未出走。BMSのFantastic Lightは母父として一昨年のジ・エベレストを制したYes Yes Yes、2015年の英G1-ゴールドCを制したTrip To Parisを輩出。
※レーシングポストのFULL result
https://www.racingpost.com/results/467/doomben/2021-05-15/785228