現地時間5/24(月)に仏パリロンシャン競馬場にて行われた、3歳牝馬G1-サンタラリ賞(芝2000m)の結果と動画をお届けする。ディープインパクト産駒・Harajukuが出走した注目の一戦。

Saxon Warrior Coolmore Prix Saint-Alary(G1・芝2000m・3歳牝馬)(Grande Course)

・馬場状態は「Very Soft」。後方待機の2番・Incarvilleが直線大外から一気に伸びて差し切り勝ち。注目の7番・Harajukuは道中最後方を追走。直線でジリジリ伸びてバテた馬を交わし7着入線。昨年10/4のG1-マルセルブサック賞(馬場状態「Heavy」)で8着に大敗しており、重い馬場は全くダメな印象。

https://twitter.com/equidia/status/1396830166068998146

1着:Incarville

牝3、父・Wootton Bassett、母・Ilhabela、母父・Azamour
調教師:D Smaga、騎手:Christophe Soumillon

・今回の勝利で通算7戦3勝、重賞初制覇。昨年10/1のデビュー3戦目(芝1800m・馬場状態「Heavy」)で勝ち上がり、続く10/29の4戦目の条件戦(芝1800m・馬場状態「Heavy」)で2勝目。休み明けの4/6のG3-ペネロペ賞(芝2100m)は2着→5/1のG3-クレオパトル賞(芝2100m)は勝ったHarajukuから1馬身1/4差の2着とし、ここへ出走していた馬。これまでの2勝がいずれも馬場状態「Heavy」で、今回の馬場状態は「Very Soft」。重い馬場への高い適性を活かし、逆に重い馬場で良さが出せなかった他馬を尻目にG1制覇を果たしている。

・父のWootton Bassettは2008年英国産のIffraaj産駒。現役時は9戦5勝、仏2歳G1-ジャンリュックラガルデール賞の勝ち馬。初年度の種付料は6000ユーロ(現在のレートで約79万7000円)とそれほど高いものでは無かったが、23頭の初年度産駒の中からチャンピオンホース・Almanzor(英チャンピオンS、愛チャンピオンS、ジョッケクルブ賞の3つのG1を含む重賞5勝)を輩出。以後、Almanzorの活躍前に種付けされた世代から、Audaryaが昨年8/23のジャンロマネ賞と、11/7のBCフィリー&メアターフに勝ち、Woodedが10/4のアベイドロンシャン賞を制覇。現3歳世代(2018年産まれ)はAlmanzorがG1を4勝した2016年の翌年に種付けされた世代で、相応の活躍馬が出る可能性が高かったが、早速、今回4頭目の産駒G1馬を輩出。昨年8月にクールモアスタッドが購買しており、今年の種付料は昨年の4万ユーロから10万ユーロへ。オーストラリアへのシャトルも発表されており、今後北半球、南半球から続々と優良産駒が出てきそうな状況。

・母のIlhabelaは2008年愛国産、仏7戦2勝(いずれも芝2400m)。母の半兄・VahorimixはG1-ジャックルマロワ賞、G1-プールデッセデプーランの勝ち馬。本馬の従姉・Voleuse de CoeursはG1-アイリッシュセントレジャーの勝ち馬。

・母父のAzamourは2001年愛国産のNight Shift産駒。現役時は12戦6勝、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、プリンスオブウェールズS、アイリッシュチャンピオンS、セントジェームズパレスSの4つのG1を含む重賞5勝。父としてValyra(ディアヌ賞)、Dolniya(ドバイシーマクラシック)などを輩出。母父としてはSiyarafina(サンタラリ賞)を輩出。日本調教馬ではダノンメジャーが6勝を上げ、OP特別2勝、重賞2着1回と活躍。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/211/longchamp/2021-05-24/785602