現地時間5/31(月)に米サンタアニタ競馬場にて行われた、G1-ハリウッドゴールドC(ダ10f)、G1-シューメイカーマイルS(芝8f)、G1-ゲイムリーS(芝9f)の結果と動画をお届けする。

Hollywood Gold Cup Stakes(G1・ダ10f・3歳以上)

・番手追走の2番・Country Grammerが3角過ぎに先頭に立つと、外にRoyal Shipが併走。直線は両馬の壮絶な一騎打ちとなり、いったんはRoyal Shipが抜け出すも内からCountry Grammerがしぶとく差し返し、勝利。

1着:Country Grammer

牡4、父・Tonalist、母・Arabian Song、母父・Forestry
調教師:Bob Baffert、騎手:Flavien Prat

・今回の勝利で通算8戦3勝、G1初制覇、重賞2勝目。昨年7/16のG3-ピーターパンS(ダ9f)に勝利し、次走8/8のG1-トラヴァーズS(ダ10f)に臨むも、勝ったTiz The Lawから10馬身半差の5着。その後、Chad C Brown厩舎からBob Baffert厩舎へ転厩し、転厩初戦となった前走4/18のG2-カリフォルニアンS(ダ9f)は勝ったRoyal Shipからクビ差の2着。今回は前走敗れたRoyal Shipをアタマ差退けての勝利となる。今年1月にキーンランドのセリに出され、レーンズエンドファームからウインスターファームへ11万米ドルにて売却されている。

・父のTonalistは2011年米国産のTapit産駒。現役時は16戦7勝、ベルモントS、ジョッキークラブゴールドC2勝、シガーマイルHの4つのG1を含む重賞6勝。従姉にHavre de Grace(G1・3勝、2011年のエクリプス賞年度代表馬)。現4歳がファーストクロップになり、Country Grammerは初の産駒G1馬になる。他に同じ4歳のTonalist’s Shapeが重賞2勝をあげているが、重賞勝ち馬は現在この2頭のみ。現3歳のセカンドクロップからは3頭のブラックタイプ勝ち馬が出ている。

・母のArabian Songは2008年米国産、6戦1勝。4代母・Nijinsky Starを牝祖とする同じファミリーの主な活躍馬にTates Creek(イエローリボンS、ゲイムリーS)、Sightseek(ベルデイムS、ラフィアンH等)、Special Duty(英1000ギニー、プールデッセデプーリッシュ等)、Expert Eye(BCマイル)。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/257/santa-anita/2021-06-01/786494

Shoemaker Mile Stakes(G1・芝8f・3歳以上)

・ハナに立った2番・Smooth Like Straitが直線半ばで早くもセーフティーリードを奪い、2着に1馬身半差をつけて完勝。

1着:Smooth Like Strait

牡4、父・Midnight Lute、母・Smooth As Usual、母父・Flower Alley
調教師:Michael McCarthy、騎手:Umberto Rispoli

・今回の勝利で通算15戦7勝、G1初制覇、重賞5勝目。前々走3/6のG1-フランクEキルローマイルS(芝1600m)で勝ち馬からクビ差の2着、前走5/1のG1-ターフクラシックS(芝1800m)で勝ち馬からクビ差の3着、とG1で惜敗が続いていた馬。G1制覇は時間の問題だった存在だが今回、1番人気に応えて快勝。

・父のMidnight Luteは2003年米国産のReal Quiet産駒。現役時は13戦6勝、BCスプリント連覇(ダ6f、AW6f)、フォアゴーS(ダ7f)の3つのG1を含む重賞4勝。Smooth Like Straitは5頭目の産駒G1馬になる。代表産駒はG1・5勝、2019年のエクリプス賞最優秀古牝馬・Midnight Bisou

・母のSmooth As Usualは2009年米国産、3戦1勝。曽祖母のSky Meadowsを牝祖とする主な活躍馬にSiphonic(ハリウッドフューチュリティ、ブリーダーズフューチュリティ)、ララア(ハリウッドスターレットS・産駒のサラスはG3-マーメイドSの勝ち馬)など。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/257/santa-anita/2021-05-31/786493

Gamely Stakes(G1・芝9f・3歳以上牝馬)

・4番手追走の7番・Maxim Rateが直線で外から抜け出して1着。

1着:Maxim Rate

牝5、父・Exchange Rate、母・Catch My Eye、母父・Unbridled’s Song
調教師:Simon Callaghan、騎手:Juan J Hernandez

・今回の勝利で通算16戦6勝、G1初制覇、重賞3勝目。昨年9/26のG1-ロデオドライブS(芝10f)で2着とし、次走10/25のG2-ゴルディコヴァS(芝8f)に勝利。その後、11/29のG1-メイトリアークS(芝8f)で5着→4/10のG1-ジェニーワイリーS(芝8.5f)で5着とし、ここへ出走していた馬。2017年キーンランド9月1歳馬セールにて23万5000米ドルにて取引された馬。

・父のExchange Rateは1997年米国産のDanzig産駒。現役時は15戦6勝、G2-トムフールH(ダ7f)の勝ち馬で他に重賞2着2回、3着2回。主な産駒はReckless Abandon(モルニー賞、ミドルパークS)、Ball Dancing(ジェニーワイリーS)、Swap Fliparoo(テストS)など。他にアルゼンチンへシャトルされた際に生まれたKalitheaはG1-ポージャデポトランカス(アルゼンチン1000ギニー)、G1-セレクシオン大賞(アルゼンチンオークス)、G1-エストレージャス大賞ディスタフを制し、最優秀3歳牝馬、年度代表牝馬、最優秀古牝馬に選出されたアルゼンチンのチャンピオン牝馬。

・母のCatch My Eyeは2009年米国産、5戦2勝。Maxim Rateの従弟・Nomorerichblondes(父・ハードスパン)はG3-UAEオークスの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/257/santa-anita/2021-06-01/786495