現地時間7/4(日)に仏サンクルー競馬場にて行われた、G1-サンクルー大賞(芝2400m)と、独ハンブルク競馬場にて行われた、G1-ドイチェスダービー(芝2400m)の結果と動画をお届けする。

Grand Prix de Saint-Cloud(G1・芝2400m・4歳以上・仏サンクルー競馬場)

・馬場状態は「Soft」。Broomeがハナを切り、1番人気のIn Swoopは中団のインを追走。直線に入ってもBroomeの脚色は衰えず、2着に1馬身差をつけて逃げ切り勝ち。In Swoopは直線進路確保にやや手間取り、最後は内から伸びるも4着まで。

1着:Broome

牡5、父・Australia、母・Sweepstake、母父・Acclamation
調教師:A P O’Brien、騎手:Colin Keane

・今回の勝利で通算17戦7勝、G1・初制覇、重賞5勝目。今年はListed-デヴォイS→G3-アレッジドS→G2-ムーアズブリッジSと3連勝を上げ、5/23の前々走G1-タタソールズゴールドCで2着→前走6/19のロイヤルアスコットでのG2-ハードウィックSで2着とし、ここへ今年6戦目で出走していた馬。3歳夏から4歳夏まで1年近いブランクがあり、昨年は2戦しかしていない馬だが、今年の充実ぶりは目を見張るものがある現況。

・父のAustraliaは2011年英国産のGalileo産駒で、名牝・Ouija Board(G1・7勝)の4番仔。現役時は8戦5勝、英・愛ダービー、インターナショナルSの3つのG1を含む重賞4勝。Broomeは4頭目の産駒G1馬。昨年秋にGalileo Chrome(英セントレジャー)、Order of Australia(BCマイル)が立て続けにG1を勝ち、今年はMare Australisがガネー賞に勝利し、本馬がサンクルー大賞を制覇、と昨年から産駒の活躍が特に目立っている。

母のSweepstakeは2005年愛国産、5戦2勝。英2歳Listed-ナショナルS(芝5f)の勝ち馬で、米G3-アパラチアンS(芝8f)2着、2歳英G3-プリンセスマーガレットS(芝6f)3着。先日のロイヤルアスコットでのListed-チェシャムSを制し、来年のクラシック候補と目されているPoint LonsdaleはBroomeの全弟。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/219/saint-cloud/2021-07-04/788654

IDEE 152nd Deutsches Derby(G1・芝2400m・3歳牡馬、牝馬・独ハンブルク競馬場)

・20頭立て、有観客での開催となった今年のドイチェスダービーは、直線で現地実況も絶叫する見応えのある競馬となり、後方待機のピンクの帽子、シャドーロール装着のSisfahanが直線大外から豪快に差し切り勝ち。1番人気のAdlerflug産駒・Alter Adlerは番手追走から直線抜け出し、完全に勝ったと思わせる競馬を遂行するも、大外から飛んできたSisfahanに差され2着。

1着:Sisfahan

牡3、父・Isfahan、母・Kendalee、母父・Kendargent
調教師:Henk Grewe、騎手:Andrasch Starke

・5/30のListed-ダービートライアル(芝2200m)で2着だった馬。フランス産。2019年アルカナ11月セールにて2万ユーロで取引された馬。日本でもお馴染みのAndrasch Starke騎手は歴代最多タイのドイチェスダービー8勝目。オーナーのDarius Racingは2016年のIsfahan(Sisfahanの父)に続きドイチェスダービー2勝目。

・父のIsfahanは2013年ドイツ産のLord of England(その父・Dashing Blade)産駒。G1-ドイチェスダービー、G3-バーヴァリアンクラシック、G3-ウィンターファヴォリテン賞の勝ち馬。現3歳がファーストクロップになる。

・母のKendaleeは2013年仏国産、11戦2勝。平地では未勝利だった馬で、2つの勝利はいずれも障害であげたもの。Sisfahanは初仔になる。母の半弟・Beaumec De Houelleはフランスの障害G1馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/244/hamburg/2021-07-04/788631