現地時間7/17(土)に愛カラ競馬場にて行われた、G1-アイリッシュオークス(芝12f)の結果と動画をお届けする。前走英オークスを圧勝したディープインパクト産駒・Snowfallが今回はRyan Mooreを鞍上に据え、単勝オッズ2倍を切る圧倒的な1番人気に推されている。

Juddmonte Irish Oaks(G1・芝12f・3歳牝馬)

・注目のSnowfallは4番手のインを追走。4角手前では外から被せられ気味になるも直線で進路が確保されると、あっさり抜け出し、後続との差を一気に広げ快勝。2着のDivinelyとの着差は8馬身半差。

1着:Snowfall

牝3、父・ディープインパクト、母・Best In The World、母父・Galileo
調教師:A P O’Brien、騎手:Ryan Moore

・今回の勝利で通算10戦4勝、G1・2勝目、重賞3勝目。前走6/4のG1-英オークス(芝1m4f6yds)を2着に16馬身差をつけて圧勝し、ここへ出走していたが、今回、史上15頭目の英・愛オークス制覇達成。英オークスのRPR(レーシングポストレーティング)は123だったが今回は119の評価。ちなみに4年前のEnableは英オークスが123、愛オークスが121。Enableはこの後、中1周でキングジョージ→ヨークシャーオークス→凱旋門賞と駆け抜けたが、今年は来週にキングジョージがある関係で、Snowfallは同じローテーションは取れず、次走は8/19のG1-ヨークシャーオークスになる旨、陣営からコメントが出ている。A P O’Brien師はSir Michael Stoute師の記録に並び、歴代トップタイになる愛オークス6勝目。

・レース後、A P O’Brien師は「彼女はとても頭が良く、質も高い」「英オークス以降、意図的に少し緩めた」「彼女は英オークス以降、肉体的にとてもうまくやっており、私は彼女に満足している」などとコメントし、Ryan Mooreは「彼女に乗るのは楽しい」「彼女はとてもエキサイティングな牝馬だ」とコメント。

・ディープインパクト産駒がアイルランドのクラシックを制したのは今回が初となり、昨年の仏オークス(ディアヌ賞)を制したFancy Blueと合わせてこれで、英・愛・仏のオークスを産駒が制覇。これで産駒による英・愛・仏のクラシック6勝目となる。残る2世代の内、2019年産には母・Minding(英オークスなどG1・7勝)の牡馬、母・Winter(英・愛1000ギニーなどG1・4勝)の牝馬などがおり、Saxon Warriorの成功を受け、クールモアが日本へ送り込んだ肌馬の数が増えた2020年産のラストクロップには母・Minding母・Rhododendron(G1・3勝)、母・Hydrangea(G1・2勝)、母・Happily(G1・2勝)、母・Maybe(G1・1勝、Saxon Warriorの母)らの産駒が控えている。

母のBest In The Worldは2013年愛国産、9戦2勝、G3-ギブサンクスS(芝12f)、Listed-Staffordstown Stud Stakes(芝8f)の勝ち馬で、G2-ブランドフォードS(芝10f)2着、G3-ムンスターオークス(芝12f)3着。凱旋門賞、BCターフなどG1・3勝のFoundの全妹。Snowfallは初仔。尚、今回2着のDivinelyはBest In The Worldの全妹になり、Snowfallの叔母にあたる血統。

・先日亡くなったGalileoは今年、母父としての実績が顕著で、仏2冠を制し、エクリプスSも勝ったSt Mark’s Basilica(父・Siyouni)と本馬の2頭が今年だけで既にG1を5勝。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/178/curragh/2021-07-17/771356