現地時間7/30(金)の英グッドウッド競馬場ではグロリアスグッドウッド開催4日目が行われている。本稿ではBattaashが5連覇を狙って出走したG2-キングジョージS(芝5f)、4戦4勝の新星候補が誕生したG3-サラブレッドS(芝1mile)の結果と動画をお届けする。

King George Qatar Stakes(G2・芝5f・3歳以上)

・注目のBattaashは内の好位につけ、Dragon Symbolは外目の好位、Suesaは後方を追走。内からBattaashが抜け出そうとするも、外からSuesaが矢のような末脚で一気に伸び、2着のDragon Symbolに3馬身差をつけて快勝。Battaashはラスト1Fで沈み7着。

1着:Suesa

牝3、父・Night Of Thunder、母・Sally Is The Boss、母父・Orpen
調教師:F Rohaut、騎手:William Buick

・今回の勝利で通算6戦5勝、重賞3勝目。4/20仏G3-シギー賞(芝1100m)→5/17の仏G3-テクサニタ賞(芝1200m)を連勝し、1番人気で向かえた前走7/18のロイヤルアスコットでの英G1-コモンウェルスC(芝6f)では極端な道悪馬場も影響したか、デビュー以来、初の敗戦となる8着に大敗していた馬。

・今回は本馬、Dragon Symbolの3歳勢がBattaash、Glass Slippersの古馬G1馬らを抑えて、1,2着を独占。Battaashが大敗したことで、欧州5f路線を制圧してきたこの馬の一時代の終わりを印象付ける結果となり、今後の5f路線は3歳勢が主軸となっていきそうな印象。

・父のNight Of Thunderは現2歳までの3世代でG1馬2頭、G2勝ち馬5頭、G3勝ち馬6頭、リステッド勝ち馬10頭を輩出中で、評価は右肩上がりとなっており、今年の種付料は前年の3倍となる7万5000ユーロになっている。

・5連覇を狙って出走していたBattaashはこのレースが現役最後のレースとなった可能性もある模様で、今後はオーナーと相談するとのこと。昨年の骨折から復帰した前走7/15のG1-キングズスタンドSで4着。陣営は叩き2戦目となる今回のレースに臨むにあたり「少し心配だった」とコメントしており、現役続行か引退か、オーナーの判断が注目される。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/21/goodwood/2021-07-30/786283

Bonhams Thoroughbred Stakes(G3・芝1mile・3歳)

・後方追走の1番人気・Baaeedが直線ラクな手応えで大外から一気に上昇。他馬とは次元の違う脚を見せ、2着のEl Dramaに6馬身半差をつけて圧勝。

1着:Baaeed

牡3、父・Sea The Stars、母・Aghareed、母父・Kingmambo
調教師:William Haggas、騎手:Jim Crowley

・今回の勝利で通算4戦4勝、重賞初制覇。前走7/8のニューマーケットでのListed-サーヘンリーセシルS(芝1mile)で2着に4馬身差をつけてデビュー3連勝を果たし、ここへ臨んでいた馬。前走は重賞勝ち馬やセントジェームズパレスS4着馬らを降しての勝利で、今回の内容も含めて新星誕生の感あり。

・早速、今回の結果を受けてBetfair、Paddy Powerはクイーンエリザベス2世Sのアンティポストで本馬を単勝オッズ3.5倍に設定。陣営は今後についてジャックルマロワ賞、セレブレーションマイル、ムーランドロンシャン賞を次走候補にあげ、種牡馬としての価値を考えマイル以上のレースを使うことも視野に入れつつ、最終目標をクイーンエリザベス2世Sに据えている旨コメントを出している。

・全兄のHukumはG3-ジョンスミスシルバーカップS(1m6f)、G3-ジェフリーフリアS(1m5.5f)の勝ち馬。祖母のLahudoodはG1-BCフィリー&メアターフ、G1-フラワーボウル招待Sの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/21/goodwood/2021-07-30/788184