現地時間7/31(土)に米ニューヨーク州のサラトガ競馬場にて行われた、G1-アルフレッドG.ヴァンダービルトH(ダ6f)、米カリフォルニア州のデルマー競馬場にて行われた、G1-ビングクロスビーS(ダ6f)の結果と動画をお届けする。合わせてEssential Qualityが出走したG2-ジムダンディーS(ダ9f)についても簡単に触れる。

Alfred G Vanderbilt Handicap(G1・ダ6f・3歳以上・サラトガ競馬場)

・最内枠発走の1番・Lexitonianがハナを奪い、ほぼ差の無い位置に9番・Special Reserveが外を追走。直線は両馬の争いとなり、いったんは外からSpecial Reserveが抜け出しかけるも、内からLexitonianがしぶとく競り勝って1着。

1着:Lexitonian

牡5、父・Speightstown、母・Riviera Romper、母父・Tapit
調教師:Jack Sisterson、騎手:Jose Lezcano

・今回の勝利で通算19戦5勝、G1初制覇、重賞2勝目。一昨年5/18のG3-チックラングS(ダ6f)の勝ち馬。以後、昨年のG1-ビングクロスビーS(ダ6f)でハナ差2着、今年のG1-チャーチルダウンズS(ダ7f)で頭差2着とG1で2度惜敗。前走7/5のG1-メトロポリタンH(ダ8f)では初のマイル戦でシンガリ負けを喫し、今回は最低人気での出走だったが待望のG1制覇を果たしている。カルメットファームの自家生産馬。

・父のSpeightstownは1998年米国産のGone West産駒。現役時は16戦10勝、G1-BCスプリント(ダ6f)、G2-アルフレッドGヴァンダービルトH(ダ6f)、G2-トゥルーノースBCH(ダ6f)、G2-チャーチルダウンズH(ダ7f)の勝ち馬。Lexitonianは22頭目の産駒G1馬になる。産駒の9.5%がブラックタイプ勝ち馬となっており、この比率はMedaglia d’Oro、Tapit、Candy Rideなどを上回る優秀なもので、これまでのG1馬は6fから10fまでの距離で勝利を収めている。TDNによる現時点の北米サイアーランキング3位。今年の種付料は9万米ドル。

・母のRiviera Romperは2011年米国産、7戦1勝。祖母のSwap FliparooはG1-テストS、G3-セイビンHの勝ち馬。4代母のFlip’s PleasureはG1-トップフライトH、G3-バーバラフリッチーH、G3-ネクストムーヴHの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/445/saratoga/2021-07-31/790411

Bing Crosby Stakes(G1・ダ6f・3歳以上・デルマー競馬場)

・後ろから3頭目を追走していた赤い帽子の8番・Dr. Schivelが外を通って進出。直線を4番手で向かえると、良好な差し脚を見せ差し切り勝ち。2着にEight Rings、3着に1番人気のC Z Rocket。

1着:Dr. Schivel

牡3、父・Violence、母・Lil Nugget、母父・Mining For Money
調教師:Mark Glatt、騎手:Flavien Prat

・今回の勝利で通算6戦4勝、G1・2勝目。昨年9/7のG1-デルマーフューチュリティ(ダ7f)の勝ち馬。その後、休養に入り、転厩。前走6/18の復帰戦(ダ6f)で1着とし、ここへ2番人気で出走していた馬。

・父のViolenceは2010年米国産のMedaglia d’Oro産駒。現役時は4戦3勝、2歳G1-キャッシュコールフューチュリティ(AW8.5f)、2歳G2-ナシュアS(ダ8f)の勝ち馬。これまでに本馬を含むアメリカ産のG1馬を3頭、アルゼンチン産のG1馬を2頭輩出。

・母のLil Nuggetは2002年米国産、14戦4勝。叔母のウルトラブレンドはG1-クレメント・L.ハーシュS、G2-ミレイディHの勝ち馬。

・母父のMining For Moneyは1994年米国産のMining産駒。現役時は2戦1勝。父としても母父としても目立つ産駒はこれまでに残しておらず、血統的にも半兄が重賞2勝している程度で地味。

※EQUIBASEのchart

https://www.equibase.com/premium/chartEmb.cfm?track=DMR&raceDate=07/31/2021&cy=USA&rn=10

Jim Dandy Stakes(G2・ダ9f・3歳・サラトガ競馬場)

・ベルモントS(1着)以来、56日ぶりの出走となったEssential Qualityが最後方を追走。3角過ぎから上昇し直線は大外に進路を取ると、最後まで粘り込んだKeepmeinmindを何とか競り落とし、1着。次走は8/28に同じサラトガ競馬場で行われる、G1-トラヴァーズSになる模様。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/445/saratoga/2021-07-31/790412