現地時間8/18(水)に英ヨーク競馬場にて恒例のイボアフェスティバルが開幕。本稿では初日に行われた、G1-インターナショナルS(芝1m2f56y)の結果と動画をお届けする。注目のSt Mark’s Basilicaは回避となっているが、Mishriff、Love、Alcohol Freeら好メンバーが揃った一戦。

Juddmonte International Stakes (British Champions Series)(G1・芝1m2f56y・3歳以上)

・Loveが3番手、Mishriffが4番手を追走。直線外からMishriffが早めに先頭に立つと、2番手以降を一気にちぎり、差を広げる一方のレースとなり、最終的に2着のAlenquerに6馬身差をつけて圧勝。Loveは3着。Alcohol Freeは6着。

1着:Mishriff

牡4、父・Make Believe、母・Contradict、母父・Raven’s Pass
調教師:John & Thady Gosden、騎手:David Egan

・今回の勝利で通算13戦7勝、G1・3勝目(ジョッケクルブ賞、ドバイシーマクラシック、インターナショナルS)、重賞4勝目。今年は2/20のサウジカップ(ダ1800m)1着→3/27のG1-ドバイシーマクラシック(芝2400m)1着→7/3のG1-エクリプスS(芝1m1f209yds)3着→7/24のG1-キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(芝1m3f211yds)2着とし、ここへ出走していた馬。ダートでも10fでも12fでもG1を制し、今後の選択肢が広がる事はもちろん、引退後の種牡馬としての価値もさらに大きなものになった勝利。

・中東遠征から一息入れられていたが、叩き3戦目の今回マークしたRPR(レーシングポストレーティング)は128で、自己ベスト。エクリプスSでのSt Mark’s Basilicaが127、キングジョージでのAdayarが129で、近2走敗れていた3歳勢とほぼ同じパフォーマンス。

・父のMake Believeは2012年英国産のMakfi産駒。Mishriffと同じファイサル王子の持ち馬で、半姉のドバウィハイツ(イエローリボンS、ゲイムリーS)は社台ファームにて繋養されており、リバティハイツ(フィリーズレビュー)を輩出。現役時は7戦4勝、プールデッセデプーラン、フォレ賞の2つのG1に勝利。現4歳がファーストクロップになるが、これまでの3世代で命名された産駒は153頭とそれほど多くなく、この中からこれまでに本馬を含む5頭の重賞勝ち馬、1頭のリステッド勝ち馬を輩出。今年は80頭が出走し3頭が重賞勝利(3.75%)。この比率はFrankel(3.28%)を凌駕しており、今後、産駒の数が増えて、繁殖の質が上がった場合、更なる活躍馬が出てくる可能性が高い印象。

・母のContradictは2010年英国産、9戦1勝。祖母のActs of Graceは英G3-プリンセスロイヤルSの勝ち馬。曽祖母のRafhaは仏G1-ディアヌ賞(仏オークス)、英G3-メイヒルSの勝ち馬で、Rafhaの直仔・Invincible Spirit(スプリントC)、Kodiacは種牡馬として活躍中。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/107/york/2021-08-18/786287