現地時間8/19(木)に英ヨーク競馬場にて行われた、G1-ヨークシャーオークス(芝1m3f188y)の結果と動画をお届けする。ディープインパクト産駒・Snowfall(牝3)が圧倒的な1番人気に推され、昨年の仏G1-ロワイヤリュー賞、英G1-ブリティッシュチャンピオンズフィリーズ&メアズSなど重賞4連勝中のWonderful Tonight(牝4)が2番人気。2強の構図となった一戦。

Darley Yorkshire Oaks(British Champions Series)(G1・芝1m3f188y・3歳以上牝馬)

・Wonderful Tonightは3番手、Snowfallは後ろから2頭目をゆったり追走する展開。直線に入り持ったままでSnowfallが上昇し、Wonderful Tonightをあっさり交わすと、後は後続を突き離し、最後方から差し込んだAlbafloraに4馬身差をつけてSnowfallが完勝。

1着:Snowfall

牝3、父・ディープインパクト、母・Best In The World、母父・Galileo
調教師:A P O’Brien、騎手:Ryan Moore

・今回の勝利で通算11戦5勝、G1・3勝目、重賞4勝目。今季はこれでG3-ムシドラS(3馬身3/4差)→G1-英オークス(16馬身差)→G1-愛オークス(8馬身半差)→G1-ヨークシャーオークス(4馬身差)と4連勝。今回は初の古馬との対戦だったが、G1馬・Wonderful Tonightらをあっさり退けている。レース後、ウィリアムヒルでは凱旋門賞の単オッズで本馬を1番人気の3.25倍に設定。英ダービー、キングジョージを制したAdayarが2番人気(5.50倍)となっている。

・レース後、A P O’Brien師は「彼女は本当にリラックスしていて、繁栄していた、本当に秋の準備が出来ているだろう」「彼女はとてもエキサイティングな牝馬で、前回から肉体的に繁栄していて、歩き回ってとても冷静でした」「彼女はトレーニングを続けており、とても快適になり、馬体も成長しています」とコメント。次走については「オーナーが決めること」「凱旋門賞のトライアルに行くことも出来る」としている。コメントから充実ぶり、成長ぶりが滲み出ており、凱旋門賞には本命馬として臨むこととなりそうである。

・レース後、Ryan Mooreは「彼女は私に並外れた感触を与え、レースはあっという間に終わった」「彼女は私をとても簡単にそこに連れていってくれた」「彼女は間違いなくカラ(愛オークス)の時よりも気分が良かった。それが彼女が秋までそれを続ける良い兆候であることを願っている」とコメント。

・父のディープインパクトは2002年早来産のサンデーサイレンス産駒。現役時は14戦12勝、牡馬3冠、ジャパンC、宝塚記念、有馬記念、天皇賞(春)の7つのG1を含む重賞10勝。2019年7月に17歳で永眠。2020年産(現1歳)が最終世代になり、JBISによると母・スイープトウショウの牡馬など6頭が日本にて血統登録済。他に母・Minding(英オークスなどG1・7勝)、母・Rhododendron(G1・3勝)、母・Hydrangea(G1・2勝)、母・Happily(G1・2勝)、母・Maybe(G1・1勝、Saxon Warriorの母)ら、Snowfall同様、クールモア所有の産駒が数頭残っている状況。

母のBest In The Worldは2013年愛国産、9戦2勝、G3-ギブサンクスS(芝12f)、Listed-Staffordstown Stud Stakes(芝8f)の勝ち馬で、G2-ブランドフォードS(芝10f)2着、G3-ムンスターオークス(芝12f)3着。凱旋門賞、BCターフなどG1・3勝のFoundの全妹。Snowfallは初仔

祖母のRed Evieは英G1-ロッキンジS、愛G1-メイトロンS、英G2-ハンガーフォードS、英G3-オークツリーSの勝ち馬。繁殖牝馬として優秀な成績をおさめており、Best In The Worldの全姉・Foundは仏G1-凱旋門賞、米G1-BCターフ、仏2歳G1-マルセルブサック賞の3つのG1を含む重賞5勝、Best In The Worldの全姉・Magical Dreamは愛G3の勝ち馬、Best In The Worldの全妹・Divinely(今回6着)も愛G3の勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/107/york/2021-08-19/786288