現地時間9/5(日)~9/7(火)にかけて米サラトガ競馬場、米デルマー競馬場にて行われた2歳G1・4鞍(ホープフルS、デルマーフューチュリティ、スピナウェイS、デルマーデビュータントS)の結果と動画をまとめてお届けする。新種牡馬・Gun Runner産駒2頭がG1勝ちをおさめ、これ以上ない種牡馬デビューを飾っており注目される。

Hopeful Stakes(G1・ダ7f・2歳・9/6サラトガ競馬場)

・ホープフルSは、スタートはそれほど良くなかったが、早めに好位に取りついた3番・Guniteが3角手前で早くも先頭に立つ展開。直線も脚色衰えず、後続を突き離し、2着に5馬身3/4差をつけてGuniteが快勝。

1着:Gunite

牡2、父・Gun Runner、母・Simple Surprise、母父・Cowboy Cal
調教師:Steven Asmussen、騎手:Ricardo Santana Jr

・今回の勝利で通算5戦2勝、重賞初制覇。デビュー3戦目で勝ち上がり、前走8/14のG2-サラトガスペシャルS(ダ6.5f)で2着とし、ここへ臨んでいた馬。今回のEQUIBASEスピード指数は100。西海岸のデルマーフューチュリティの勝ち馬・Pinehurstがマークした85と比べるとかなり高い数字となっている。

・父のGun Runnerの母父がGiant’s Causewayで、母父のCowboy Calの父もGiant’s Causeway。換言するとGiant’s Causewayの3×3のクロスを持っている馬

・父のGun Runnerは2013年米国産のCandy Ride産駒。現役時は19戦12勝、BCクラシック、ペガサスワールドC、ウッドワードS、ホイットニーS、スティーヴンフォスターH、クラークHの6つのG1を含む重賞10勝。現2歳がファーストクロップで既に本馬(ホープフルS)、Echo Zulu(スピナウェイS)の2頭がG1勝ち他にPappacap(ベストパルS)、Wicked Halo(アディロンダックS)がG2を勝っており、既に4頭の重賞勝ち馬を輩出する絶好のスタートを切っている。種付料は2018~2020年は7万米ドル、2021年は5万米ドルとなっているが、ファーストクロップのここまでのセンセーショナルな活躍で来年はかなり上がることは確実な情勢。

・母のSimple Surpriseは2013年米国産、15戦4勝、Black Type-ボルトンランディングSの勝ち馬。母の従弟・Air Strikeは米G2-トリプルベンドSの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/445/saratoga/2021-09-06/793065

Runhappy Del Mar Futurity(G1・ダ7f・2歳・9/7デルマー競馬場)

・デルマーフューチュリティは、ハナを奪った4番・Pinehurstが4角手前で早くも後続とは手応えの差が歴然となり、直線は2着以下を突き離す一方の独り舞台となり、2着に4馬身半差をつけて圧勝。

1着:Pinehurst

牡2、父・Twirling Candy、母・Giant Win、母父・Giant’s Causeway
調教師:Bob Baffert、騎手:Mike E Smith

・今回の勝利で通算2戦2勝、重賞初制覇。8/1のサラトガでのデビュー戦(ダ5f)を勝ち、ここへ臨んでいた馬。2020年キーンランド9月1歳馬セールにて38万5000米ドルにて取引された馬。今回のEQUIBASEスピード指数は85とやや低いものとなっている

・父のTwirling Candyは2007年米国産のCandy Ride産駒。現役時は11戦7勝、G1-マリブS(ダ7f)、G2-カリフォルニアンS(AW9f)、G2-ストラブS(ダ9f)、G2-デルマーダービー(芝9f)の重賞4勝。現2歳は7thクロップになり、Pinehurstは6頭目の産駒G1馬になる。今年はプリークネスSを産駒のRombauerが制しており、今年2頭目のG1勝ち。今年はこれまでに237頭が出走し122頭が勝利(51.48%)。51.48%という比率はInto Mischief(51.16%)、Tapit(42.31%)らを凌ぐ優秀な数字。

・母のGiant Winは2011年米国産、1戦未勝利。伯母のFirst Passageは米G3-アザレアSの勝ち馬。従姉のBernedは米G3-モリーピッチャーSの勝ち馬。祖母の全兄・Graeme Hallはアーカンソーダービーなど米重賞3勝、祖母の半姉・Harmony LodgeはG1-バレリーナHを含む米重賞5勝。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/444/del-mar/2021-09-07/793064

Spinaway Stakes(G1・ダ7f・2歳牝馬・9/5サラトガ競馬場)

・スピナウェイSは、ハナ争いを制した1番人気の3番・Echo Zuluが、そのまま最後まで押し切って1着。

1着:Echo Zulu

牝2、父・Gun Runner、母・Letgomyecho、母父・Menifee
調教師:Steven Asmussen、騎手:Ricardo Santana Jr

・今回の勝利で通算2戦2勝、重賞初制覇。7/15のサラトガでのデビュー戦(ダ5.5f)を制し、ここへ臨んでいた馬。2020年キーンランド9月1歳馬セールにて30万米ドルにて取引された馬。今回のEQUIBASEスピード指数は99

※父のGun Runnerについては前掲のホープフルSの勝ち馬・Guniteに関する項目をご参照下さい。

母のLetgomyechoは2002年米国産、4戦3勝、G2-フォワードギャルSの勝ち馬

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/445/saratoga/2021-09-05/793018

TVG Del Mar Debutante Stakes(G1・ダ7f・2歳牝馬・9/6デルマー競馬場)

・デルマーデビュータントSは、後ろから3頭目を追走していた7番・Grace Adlerが3角手前から外を通って一気に上昇開始。4角では外から物凄い勢いで先頭に立つと、直線も全く脚色衰えずに独走。最後は持ったままで2着に11馬身1/4差をつけて圧勝。

1着:Grace Adler

牝2、父・Curlin、母・Our Khrysty、母父・Newfoundland
調教師:Bob Baffert、騎手:Flavien Prat

・今回の勝利で通算2戦2勝、重賞初制覇。7/31のデルマーでのデビュー戦(ダ5f)を勝ち、ここへ臨んでいた馬。今回は派手な勝ち方となったがEQUIBASEスピード指数は93。スピナウェイSを勝ったEcho Zuluの99と比べると劣る数字となっている。

・父のCurlinは2004年米国産のSmart Strike産駒。現役時は16戦11勝、BCクラシック、ドバイワールドC、プリークネスS、ジョッキークラブゴールドカップ(2勝)、スティーヴンフォスターH、ウッドワードSの7つのG1を含む重賞9勝、エクリプス賞年度代表馬に2度輝いた名馬。Grace Adlerは15頭目の産駒G1馬になる(10世代が稼働中)。今年は本馬(デルマーデビュータントS)、Malathaat(ケンタッキーオークス、アラバマS、アッシュランドS)、Idol(サンタアニタH)、Known Agenda(フロリダダービー)の4頭がG1を6勝し、産駒が大舞台で勝ちまくっている状況。

母のOur Khrystyは2006年米国産、18戦6勝、G3-ターンバックジアラームHの勝ち馬。Our Khrystyの半兄・BullsbayはG1-ホイットニーH、G3-アリシバSの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/444/del-mar/2021-09-06/793020