現地時間9/12(日)に仏パリロンシャン競馬場にて行われた、G1-ヴェルメイユ賞、G2-ニエル賞、G2-フォワ賞、G3-パン賞の結果と動画をお届けする。

Qatar Prix Vermeille(G1・芝2400m・3歳以上牝馬)(Grande Course)

・ヴェルメイユ賞は、注目のSnowfallは5番手を追走。3番手のインにいたTeonaが直線で抜け出して1着となり、Snowfallは外から差を詰めるも2着まで。

1着:Teona

牝3、父・Sea The Stars、母・Ambivalent、母父・Authorized
調教師:Roger Varian、騎手:Olivier Peslier

・今回の勝利で通算6戦3勝、G1初制覇。春は5/12のG3-ムシドラSで勝ったSnowfallから4馬身1/4差の3着、6/4のG1-英オークスで勝ったSnowfallから27馬身3/4差の10着。そこから休養に入り、休み明けの前走8/28のListed-サニングデールオーガストS(芝1m3f99yds)で往年のG1馬・Desert Encounterらを降し1着。典型的な上り馬ではあったが、ここでの勝利は単勝オッズ18倍台が示すように中穴的な人気に留まっていた存在。

・レース後、SnowfallのFrankie Dettori騎手は「私はおそらく(先頭から)遠すぎて、(ペースメーカーのLa Jocondeに騎乗した)ホリーが私にとって十分に速く進んだとは思わなかった」とコメント。結果的に La Jocondeが3着に逃げ残っているように道中のペースが遅すぎた事を指摘している。さらに英オークスの時と同じ牝馬だと感じたかどうか尋ねられ、「明らかにそうではない」とコメント。調子落ちを示唆したコメントと捉えると、凱旋門賞での勝ち負けは難しいものとなろうが、果たしてどうなるか。

・父のSea The Starsは2006年愛国産のCape Cross産駒。現役時は9戦8勝、凱旋門賞、アイリッシュチャンピオンS、インターナショナルS、エクリプスS、英ダービー、英2000ギニーの6つのG1を含む重賞7勝。現3歳までの8世代で2ndクロップ以外の全ての世代からG1馬が出ており、Teonaは16頭目の産駒G1馬となる。今年は先日、Baaeedが無敗でムーランドロンシャン賞を制覇し、欧州マイル戦線の新星として名乗りを上げている。

母のAmbivalentは2009年愛国産、17戦5勝、愛G1-プリティポリーS(芝10f)、英G2-ミドルトンS(芝1m2f56yds)の勝ち馬。他にコロネーションC3着、ドバイシーマクラシック3着(勝ち馬ジェンティルドンナ)。半兄のAl Hilaleeは仏G2-オカール賞の勝ち馬。従兄のTotal Galleryは仏G1-アベイドロンシャン賞の勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/211/longchamp/2021-09-12/793237

Qatar Prix Foy(G2・芝2400m・4歳以上)

・フォワ賞は、日本調教馬のキズナ産駒・ディープボンド(牡4)が逃げ切り勝ち。今年イスパーン賞とダルマイヤー大賞のG1・2勝、重賞4勝と絶好調のSkalleti、今年サンクルー大賞のG1・1勝、重賞3勝のBroomeらを堂々と打ち破る勝利。結果を受けてウィリアムヒルでは本馬を凱旋門賞の単オッズを8番人気の15.00倍に設定。7番人気の13.00倍となっているクロノジェネシスと合わせて、日本調教馬の本番での健闘を祈りたいが果たしてどうなるか。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/211/longchamp/2021-09-12/793280

Qatar Prix Niel(G2・芝2400m・3歳)

・ニエル賞は、Nathaniel産駒・Bubble Gift(牡3)が勝利し、5/24のG2-オカール賞に続く重賞2勝目。Nathaniel産駒は今年、Lady BowthorpeがG1-ナッソーSを制覇している。尚、1番人気だったBolshoi Balletは「馬インフルエンザの予防接種記録の不規則性の問題」で直前に回避となっている。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/211/longchamp/2021-09-12/793279

Qatar Prix du Pin(G3・芝1400m・3歳以上)(New Course)

・日本調教馬のエントシャイデンが出走したパン賞は、ハナを奪ったエントシャイデンが逃げ込みを図るも最後差されて5着。勝ったSagamiyra(牝4)は8/3のG1-ロートシルト賞(芝1600m)で頭差の2着になっていた実績馬でここは1番人気に推されていた馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/211/longchamp/2021-09-12/793281