2021 ロワイヤルオーク賞等・レース結果

現地時間10/24(日)に仏パリロンシャン競馬場にて行われた、G1-ロワイヤルオーク賞(芝3100m)の結果と動画をお届けする。合わせて現地時間10/22(金)に豪ムーニーヴァレー競馬場にて行われた、G1-マニカトS(芝1200m)についても触れる。

Prix Royal-Oak(G1・芝3100m・3歳以上)

・3番手追走のScopeが直線で抜け出し、外から猛追してきた1番人気・Skazinoの追撃を抑え、1着。

1着:Scope

牡3、父・Teofilo、母・Look So、母父・Efisio
調教師:Ralph Beckett、騎手:Rob Hornby

・今回の勝利で通算7戦3勝、重賞初制覇。昨年10/23のデビュー戦(t1m)で勝ち上がり(※この時にハナ差で2着に降した馬が今年の英ダービー2着、英セントレジャー2着のMojo Star)。その後、2着→3着(Listed)と春に2戦し休養入り。休み明けの8/18のG2-グレートヴォルティジュールSで5着→9/11のG1-英セントレジャーで6着と重賞では一息足りない結果となり、次走は10/1のListed-ノエルマーレスS(t1m6f34yds)に出走し、2着に7馬身半差をつけて圧勝。今回はその勢いも買われたか単勝8.6倍の5番人気でここへ出走していた馬。

・父のTeofiloは2004年愛国産のGalileo産駒。現役時は2歳時のみ稼働し5戦5勝。デューハーストS(7f)、ナショナルS(7f)の2つのG1を含む重賞3勝。本馬は22頭目の産駒G1馬になる。今年はロイヤルアスコットのゴールドCを産駒のSubjectivistが制しており、今年2頭目のG1馬を輩出。Subjectivistは昨年のロワイヤルオーク賞も制しており、Teofilo産駒が2年連続でこのレースを制覇したことになる。

・母のLook Soは2004年英国産、8戦4勝。叔母のLook Hereは2008年の英オークス馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/211/longchamp/2021-10-24/796543

Ladbrokes Manikato Stakes(G1・芝1200m・3歳以上)

・マニカトSは、1番人気のSpirit Of Boom産駒・Jonker(牡6)がハナ争いを制し、ハナに立つとそのまま後続を抑え込んで逃げ切り勝ち。今年5/29のG1-キングスフォードスミスC(t1300m)2着、今年3/27のG1-ザ・ギャラクシー(t1100m)3着とG1で善戦してきた馬だが、今回が重賞初制覇。デインヒルの4×3のクロスを持つ馬。父のSpirit Of BoomはHyperion直系の父系で、現役時はウィリアムレイドS、ドゥーンベン10000の2つのG1を含む重賞3勝。