現地時間11/5(金)と11/6(土)に米デルマー競馬場にて行われる、今年のブリーダーズカップの展望を2回に分けてお届けする。本稿は2日目「チャンピオンシップサタデー」に行われる9鞍について触れる。

フィリー&メアスプリント(G1・d7f・日本時間11/7(日)am4:05発走予定)

・昨年に続く連覇を狙うInto Mischief産駒・Gamine(牝4)が単勝1倍台の圧倒的な人気を集めているレース。今年は4戦4勝と完璧な戦績で、主導権を奪ってそのまま押し切るスタイルで連勝街道を驀進中。6頭立ての少頭数になったのもこの馬の強さに恐れをなして・・・という側面が大きく、この頭数なら紛れの要素も少なくなりそうで、頭鉄板の印象。離れた2番人気はGamineとは初対戦となる、Awesome Patriot産駒・Bella Sofia(牝3)。

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ターフスプリント(G1・t5f・日本時間11/7(日)am4:40発走予定)

・1番人気は昨年のBCジュヴェナイルターフスプリントの勝ち馬、Uncle Mo産駒・Golden Pal(牡3)。2歳時に続き英国へ遠征して臨んだG1-ナンソープSは7着に敗れたが、前走10/9のG2-ウッドフォードS(t5.5f)に勝利。2番人気は前走9/4の英G1-スプリントCを制した、Shamardal産駒・Emaraaty Ana(せん5)。以下、前走10/3の仏G1-アベイドロンシャン賞を制した、Hot Streak産駒・A Case Of You(牡3)、昨年に続く連覇を狙うDream Ahead産駒・Glass Slippers(牝5)が3,4番人気。

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ダートマイル(G1・d8f・日本時間11/7(日)am5:19発走予定)

・5戦4勝のInto Mischief産駒・Life Is Good(牡3)が1番人気。今春はケンタッキーダービーの有力馬とされていたが負傷のために戦線離脱。約半年ぶりの復帰初戦こそ2着に敗れるも叩き2走目の前走9/25のG2-ケルソS(d8f)を2着に5馬身半差をつけて快勝。素質馬が復活したということで大きな期待を集めている。2番人気は今年のG1-メトロポリタンHを制した、ハードスパン産駒・Silver State(牡4)。

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フィリー&メアターフ(G1・t11f・日本時間11/7(日)am5:59発走予定)

・7戦6勝、現在4連勝中のEnglish Channel産駒・War Like Goddess(牝4)、ドバイシーマクラシック3着、クイーンエリザベス2世C1着と今季海外G1で結果を残してきたディープインパクト産駒・ラヴズオンリーユー(牝5)が1,2番人気。バリードイルのGalileo産駒・Love(牝4)、連覇を狙うWootton Bassett産駒・Audarya(牝5)が3,4番人気。好メンバーが揃った興味深い一戦となったが、レーティングトップタイのラヴズオンリーユーはここは大チャンスな印象で、偉大な父に新たな勲章を届けられるか。

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スプリント(G1・d6f・日本時間11/7(日)am6:38発走予定)

・Life Is Goodをクビ差で降したG1-H.アレンジャーケンスメモリアルS(d7f)を含む現在3連勝中のMaclean’s Music産駒・Jackie’s Warrior(牡3)が1番人気。H.アレンジャーケンスメモリアルSは3着馬は9馬身差、前走9/25のG2-ギャラントボブS(d6f)では2着に6馬身3/4差、3走前8/1のG2-アムステルダムS(d6.5f)では2着に7馬身1/4差をつけており、Life Is Goodがダートマイルに回ったここは落とせない一戦。2番人気はJackie’s Warriorとは未対戦で目下5連勝中のViolence産駒・Dr. Schivel(牡3)。日本調教馬・マテラスカイ(牡7)はウィリアムヒルでは単勝34倍の最低人気。

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マイル(G1・t8f・日本時間11/7(日)am7:20発走予定)

・ゴドルフィンのDubawi産駒・Space Blues(牡5)が1番人気。G1・2勝の実績馬だが1300m(モーリスドゲスト賞)と7f(フォレ賞)でのもの。マイルでどうか、という懸念はありそう。2番人気は現在4連勝中のアメリカ調教馬、Uncle Mo産駒・Mo Forza(牡5)。3番人気はバリードイルのZoffany産駒・Mother Earth(牝3)。日本調教馬・ヴァンドギャルド(牡5)はウィリアムヒルでは単勝21倍の10番人気。

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ディスタフ(G1・d9f・日本時間11/7(日)am8:00発走予定)

・今年の米古馬牝馬路線を最前線で牽引してきたSuper Saver産駒・Letruska(牝5)が1番人気。4/17のG1-アップルブロッサムH(d8.5f)でMonomoy Girl、Swiss Skydiverの両G1馬を降すと、その後、G1・3勝を含む4連勝。古馬には相手がいない状況で、対抗出来るとするなら3歳馬、と自ずとなり、Curlin産駒・Malathaat(牝3)が2番人気となっている。日本調教馬・マルシュロレーヌ(牝5)はウィリアムヒルでは単勝67倍の最低人気。

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ターフ(G1・t12f・日本時間11/7(日)am8:40発走予定)

・連覇を狙うShamardal産駒・Tarnawa(牝5)が1番人気。今年も昨年と同じここが4戦目。昨年よりは愛チャンピオンS(2着)、凱旋門賞(2着)とタフなレースを使われてきているが、いずれのレースも勝ち馬とは3/4身差の勝負に持ち込んでおり、中身が濃く充実著しい印象。2番人気はアメリカ調教馬、Kingman産駒・Domestic Spending(せん4)。G1・4連勝を狙った前走8/15のG1-ミスターD.ステークス(t10f)は伏兵の大駆けに遭い2着と敗れたが、この馬も今年4戦目で使い込まれておらず、ハリウッドダービー勝ちでコース実績がある点もプラス材料。

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クラシック(G1・d10f・日本時間11/7(日)am9:40発走予定)

Paynter産駒・Knicks Go(牡5)とTapit産駒・Essential Quality(牡3)の2強ムードが濃厚な一戦。Knicks GoはCharlatanに終始絡まれてタフな消耗戦となった2月のサウジカップで8着と大敗し、帰国後のG1-メトロポリタンHでも4着と苦杯を舐めたが、その後は3連勝と軌道修正に成功した感あり。10fの実績は皆無だが9fのペガサスワールドC招待S、ホイットニーSは完勝している。対するEssential Qualityはスタート直後に不利があったケンタッキーダービー(4着)以外は全勝で、ベルモントS(12f)、トラヴァーズS(10f)を制しており10fの距離は問題ない存在。

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