The Factor(ザファクター)、来年より日本で1年間限定で種牡馬入り

来年より米G1を2勝しているThe Factor(ザファクター)が1年限りで日本供用となることが分かった。日本軽種馬協会での供用となり、2019年にはアメリカへ戻る予定とのこと。現役時の戦績、アメリカでの産駒成績、日本での産駒成績などをお届けする。

現役時の戦績とアメリカでの産駒成績

The Factor(ザファクター)はWar Front産駒。G1-マリブS(7.0F)、G1-パットオブライエンS(7.0F)、G2-サンカルロスS(7.0F)、G2-レベルS(8.5F)、G2-サンヴィセンテS(7.0F)の勝ち馬。既にアメリカでは種牡馬入りしており、現3歳がファーストクロップ。2016年の北米ファーストクロップサイアーランキングは6位で、以下の2頭が重賞勝ち馬となっている。

Noted and Quoted(母・Silver Cub by City Zip)
1着:2016シャンデリアS(G1) ダ8.5F
Multiplier(母・Trippi Street by Trippi)
1着:2017イリノイダービー(G3) ダ9.0F

日本での産駒成績

日本にも3頭、The Factor(ザファクター)産駒がマル外として輸入されており、3頭中2頭の3歳馬が中央で勝ち上がり。ズアー(母父・Eddington)が中京芝1400mの新馬戦を勝利、ライバーバード(母父・Songandaprayer)は今年9/30の中山ダ1200mのスーパー未勝利戦を勝利しており、ともに現役馬である。