10/14(土) 第65回アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス(G2) 1着・クロコスミア

3最以上牝オープン 別定 東京芝1800
1着賞金5500万円(付加賞102.2万円)

クロコスミアが前半1000mを61.9秒のペースで逃げ、1番人気のヴィブロスは中団のインを追走し、2番人気のアドマイヤリードは後方のインに待機。クロコスミアが直線に入っても快調に先頭をキープし、インを割り差してきたヴィブロス、大外伸びてきたアドマイヤリードの両G1馬の猛追を凌ぎきって逃げ切り勝ち。

1着:クロコスミア(牝4・父ステイゴールド)
2着:ヴィブロス(牝4・父ディープインパクト)
3着:アドマイヤリード(牝4・父ステイゴールド)
勝ちタイム:1.48.1
着差:クビ、1 1/4
LAP:12.9-11.6-12.3-12.7-12.4-12.5-11.2-11.0-11.5

プロフィール

4歳牝馬
父:ステイゴールド
母:デヴェロッペ
母父:ボストンハーバー
生産牧場:小島牧場
厩舎:(栗)西浦勝一
騎手:岩田康誠

1着:2017アイルランドT府中牝馬S(G2) 東京芝1800
2着:2016ローズS(G2) 阪神芝1800
3着:2015アルテミスS(G3) 東京芝1600
3着:2015札幌2歳S(G3) 札幌芝1800

ステイゴールド産駒は今年の中央重賞10勝目(ツクバアズマオーオジュウチョウサン2勝、ウインブライトアドマイヤリードステイインシアトルウインガニオングッドスカイグランシルククロコスミア)。これまでの年間中央重賞勝利数の最高は2012年の13勝で、今年はこれに迫るペース。

牝系

母は8戦2勝、菜の花賞(OP)の勝ち馬で紫苑S(OP)2着。本馬は4番仔。祖母の半兄ディクタットはG1-ヘイドックスプリントC(GB芝6.0F)、G1-モーリスドゲースト賞(FR芝1300)、G3-クライテリオンS(GB芝7.0F)、G3-ジャージーS(GB芝7.0F)の勝ち馬で、G1-安田記念2着など重賞入着3回。

母父

ボストンハーバーはCapote産駒で現役時8戦6勝(全て2歳時の勝ち鞍)。1996年のエクリプス賞最優秀2歳牡馬。G1-BCジュヴェナイル、G2-ブリーダーズフュチュリティ、G3-バシュフォードマナーS、G3-ケンタッキーCジュヴェナイルSの勝ち馬。BMSとしてベルカントに続く2頭目の中央重賞勝ち馬を輩出。

 ベルカント(父・サクラバクシンオー、母・セレブラール)
 1着:2014フィリーズレビュー(G2) 阪神芝1400
 1着:2016アイビスサマーダッシュ(G3) 新潟芝1000
 1着:2015北九州記念(G3) 小倉芝1200
 1着:2015アイビスサマーダッシュ(G3) 新潟芝1000
 1着:2013ファンタジーS(G3) 京都芝1400

クロス・同配合の主な活躍馬

Northern Dancer:S5×M5×M5。同配合の中央所属馬は本馬とコンセギールの2頭のみで2頭とも勝ち上がり。コンセギールは5歳牡馬の現役馬でこれまでに22戦4勝。

生産牧場

小島牧場の近年の主な活躍馬は以下の通り。

 テイエムメガトン(父・スキャン、母・ベップイチバン by シーホーク)
 1着:1997ダービーグランプリ(G1) 盛岡ダ2000
 1着:1997グランシャリオC(G3) 旭川ダ1600
 レッドアゲート(父・マンハッタンカフェ、母・セカンドチャンス by スキャン)
 1着:2008フローラS(G2) 東京芝2000