3歳以上障害 別定 東京障害3110
1着賞金4100万円(付加賞35.7万円)
タマモプラネットが後続を大きく離して逃げる展開。オジュウチョウサンは離れた3番手から勝負どころで一気に差を詰めに行くと、最終障害飛越後に、うなるような末脚を駆使。残り2F手前でバテたタマモを交わし、あっさり先頭に立つとあとは突き放す一方。王者に相応しい大楽勝劇を演じている。
1着:オジュウチョウサン(牝6・父ステイゴールド)
2着:グッドスカイ(牝4・父ステイゴールド)
3着:タマモプラネット(牡7・父ネオユニヴァース)
勝ちタイム:3.32.5
着差:大差、3 1/2
LAP:1マイル1.51.1-4F55.2-3F41.4
プロフィール
6歳牡馬
父:ステイゴールド
母:シャドウシルエット
母父:シンボリクリスエス
生産牧場:坂東牧場
厩舎:(美)和田正一
騎手:石神深一
2016年JRA賞最優秀障害馬
1着:2017中山グランドジャンプ(JG1) 中山障4250
1着:2016中山大障害(JG1) 中山障4100
1着:2016中山グランドジャンプ(JG1) 中山障4250
1着:2017阪神スプリングジャンプ(JG2) 阪神障3900
1着:2017東京ハイジャンプ(JG2) 東京障3110
1着:2016東京ハイジャンプ(JG2) 東京障3110
1着:2016東京ジャンプS(JG3) 東京障3110
父
ステイゴールド産駒は昨日のクロコスミアに続き、今年の中央重賞11勝目(ツクバアズマオー、オジュウチョウサン3勝、ウインブライト、アドマイヤリード、ステイインシアトル、ウインガニオン、グッドスカイ、グランシルク、クロコスミア)。
牝系
母はノーザンファームの生産馬で未出走。本馬は2番仔。全兄ケイアイチョウサンはG3-ラジオNIKKEI賞の勝ち馬でG3-京成杯3着。母の半姉パーフェクトジョイはG2-サンスポ杯阪神牝馬S3着。母の半兄アルアランはG2-オグリキャップ記念、G2-ブリーダーズGCの勝ち馬で、他に重賞入着2回。従兄メトロノースはJpn3-北海道2歳優駿の勝ち馬。
母父
シンボリクリスエスは父としてもサナシオン(母父・サンデーサイレンス)、クリーバレン(母父・サンデーサイレンス)の2頭の障害重賞勝ち馬を輩出している。BMSとして今年は重賞勝ち馬を多数輩出しており、レイデオロ、アドミラブル、クイーンマンボ、ローズプリンスダム、本馬が重賞勝ち。レイデオロはジャパンカップ、クイーンマンボはJBCレディスクラシック、本馬は中山大障害と、この後のG1レースで活躍が見込まれる有力馬が多く、BMSランキング(現在、サラ総合7位、サラ中央4位)のさらなる上昇が見込まれる。
クロス・同配合の主な活躍馬
Hail to Reason:S4×M5。同配合の馬で重賞を勝っているのは本馬とケイアイチョウサンの全兄弟のみ。
生産牧場
坂東牧場の近年の主な活躍馬は以下の通り。
チョウサン(父・ダンスインザダーク、母・ステイヤング by サッカーボーイ)
1着:2007毎日王冠(G2) 東京芝1800
ブリッツエン(父・スペシャルウィーク、母・レディストロベリー by Caerleon)
1着:2011ダービー卿ChT(G3) 阪神芝1600
ビービーガルダン(父・チーフベアハート、母・オールザチャット by Westminster)
1着:2009キーンランドC(G3) 札幌芝1200
1着:2009阪急杯(G3) 阪神芝1400
アクシオン(父・サンデーサイレンス、母・グレイテストヒッツ by Dixieland Band)
1着:2010中山金杯(G3) 中山芝2000
1着:2009鳴尾記念(G3) 阪神芝1800