現地時間1/23(日)に香港シャティン競馬場にて行われた、G1-香港スチュワーズC(芝1600m)、G1-センテナリースプリントC(芝1200m)の結果と動画をお届けする。

Stewards’ Cup(G1・芝1600m・3歳上)

・香港スチュワーズCは、番手追走の3番・Waikukuが直線で抜け出して1着。注目のGolden Sixtyは例によって後方待機から直線勝負の競馬となるも、Waikukuを捕まえきれず2着。

1着:Waikuku

せん7、父・Harbour Watch、母・London Plane、母父・Danehill Dancer
調教師:J Size、騎手:Zac Purton

・今回の勝利で通算25戦9勝、G1・3勝目(2020年・香港スチュワーズC、2021年・クイーンズシルバージュビリーC、2022年・香港スチュワーズC)、重賞4勝目。昨年2月のクイーンズシルバージュビリーCを制して以降、5着→9着→2着→7着と近走は精彩を欠いていたが、Golden Sixtyと5度目の対戦で初勝利。

・父のHarbour Watchは2009年愛国産のAcclamation産駒。現役時は2歳時のみ稼働し3戦3勝、英2歳G2-リッチモンドS(t6f)の勝ち馬。3戦とも圧勝続きで、翌年の英2000ギニーの最有力候補と目されていたがデューハーストSの前に後肢を故障し、その後、復帰することなく引退。Frankelと同じく2016年に産駒がデビューし、2歳戦から大きな期待を集めていたが、同年の1stクロップサイアーランキングは7位と不発に終わる(79頭がデビューし勝ち上がったのは16頭のみ)も、本馬、Pyledriver(コロネーションC)の2頭のG1馬をこれまでに輩出している。

・母のLondon Planeは2008年愛国産、4戦未勝利。

・2着のGolden Sixtyは2019年7月、デビュー4戦目で10着に敗れて以来、生涯2度目の敗戦。以後、継続していた連勝記録は16でストップすることとなっている。後方待機から直線で外から差し切るいつものスタイルで今回もレースを運んでいたが、道中、Joao Moreira騎乗のSky Darci(昨年の香港ダービー馬)にぴったり併走され、4角手前にかけてややポジションを押し上げるのにストレスがかかっていた印象。Golden Sixtyに何とか一矢を報いたいというJoao Moreiraの勝負手があの併走策なら、やはりこの男の勝利への執念と作戦立案・作戦実行能力は毎度のことながら並ではない印象。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/416/sha-tin/2022-01-23/803473

Centenary Sprint Cup(G1・芝1200m・3歳上)

・センテナリースプリントCは、後ろから2頭目を追走していた5番・Strongerが直線外から一気に伸びて追い込み勝ち。昨年12月の香港スプリントの勝ち馬・Sky Fieldが最後方追走から直線でStrongerの外から連れて伸びて2着。1番人気のCourier Wonderは6着。

1着:Stronger

牡5、父・Not A Single Doubt、母・Star Pupil、母父・Starcraft
調教師:Douglas Whyte、騎手:C Y Ho

・今回の勝利で通算30戦5勝、G1初制覇、重賞2勝目。オーストラリア在籍時に2歳G3-ケンラッセルメモリアルクラシック(t1200m)を勝っていた馬で、香港移籍後は重賞2着が2回あるも、G1では10着→9着→7着→5着ともう一息の成績が続いていた。

・父のNot A Single Doubtは2001年豪州産のRedoute’s Choice産駒(Redoute’s Choiceの1stクロップ)。現役時は10戦4勝、芝1000mと芝1200mのリステッドレースを勝ったのみで重賞勝ちはなし。種牡馬として大成功を収め、本馬を含む16頭の産駒G1馬をこれまでに輩出しているが、2020年に既に種牡馬は引退している。主な産駒にFarnan(ゴールデンスリッパー)、Southern Legend(チャンピオンズマイル)など。

・母のStar Pupilは2010年豪州産、5戦1勝。叔父のBachmanはG3-ザ・シュウェッパーヴェッセンスの勝ち馬。祖母の従姉・Polar Successは2003年のゴールデンスリッパーの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/416/sha-tin/2022-01-23/803469