現地時間1/29(土)に米ガルフストリームパーク競馬場にて行われた、G1-ペガサスワールドC招待S(ダ9f)、G1-ペガサスワールドCターフ招待S(芝9f)の結果と動画をお届けする。2強対決となったペガサスワールドCは僅差でLife Is Goodが1番人気。このレース後に種牡馬入りとなるKnicks Goが2番人気となっている。

Pegasus World Cup Invitational Stakes presented by 1/ST BET(G1・ダ9f・4歳以上)

・1角までの主導権争いを制したLife Is Goodが後続を離しての逃げ。Knicks Goは3番手で2角を通過し、向う正面では2番手につける形。4角手前では持ったままのLife Is Goodに対し、Knicks Goは鞍上の手が動くも差が詰まらず、この時点で勝敗が決し、最後まで後続には何もさせなかったLife Is Goodが逃げ完勝。Knicks Goは2着まで。

1着:Life Is Good

牡4、父・Into Mischief、母・Beach Walk、母父・Distorted Humor
調教師:Todd Pletcher、騎手:Irad Ortiz Jr

・今回の勝利で通算7戦6勝、G1・2勝目、重賞5勝目。シャムS、サンフェリペSの2つの重賞勝ちを含むデビュー3連勝を果たし、ケンタッキーダービーの最有力候補と目されていたが後肢の怪我により戦線離脱。その後、Bob BaffertからTodd Pletcherへ転厩し、復帰後、8/28のG1-H アレンジャーケンスメモリアルS(d7f)で2着→9/25のG2-ケルソH(d8f)で1着→11/6のG1-BCダートマイル(d8f)で1着とし、ここへ臨んでいた馬。今年のダート路線はこの馬が主軸となるが、ハナを切る自分のスタイルに持ち込んでしまえば攻略はなかなか困難な印象で、サウジC、ドバイワールドCなど無敵の進軍が当面は続きそうである。2019年キーンランド9月1歳馬セールにて52万5000米ドルにて取引された馬。

・父のInto Mischiefは2005年米国産のHarlan’s Holiday産駒。現役時は6戦3勝、2歳G1-キャッシュコールフューチュリティ(AW8.5f)の重賞1勝。半妹に名牝Beholder(G1・11勝、エクリプス賞を4度受賞)、半弟にMendelssohn(BCジュヴェナイルターフ)。3年連続で北米リーディングサイアーの座に就いているチャンピオンサイアーで、これまでに現3歳までの10世代で本馬を含む11頭のG1馬を輩出中。供用初年度の種付料はPrivate、2年目は1万米ドル、3年目は7500米ドルという評価だったが、1stクロップからGoldencents(BCダートマイル連覇、サンタアニタダービー)が出て、以後、BCクラシック、ケンタッキーダービーなどを制したAuthenticを筆頭に活躍馬を継続的に出している。

・母のBeach Walkは2013年米国産、5戦未勝利。祖母のBonnie Blue FlagはG1-テストS2着、G1-プライオレスS3着。Bonnie Blue Flagの半姉・DiamondrellaはファーストレディS、ジャストアゲイムHのG1・2勝。

・母父のDistorted Humorは1993年米国産のフォーティナイナー産駒。現役時は23戦8勝、重賞4勝(G1勝ちはないがd7fで2度レコード勝ちがある)。父としてFunny Cide(ケンタッキーダービー、プリークネスS)、Drosselmeyer(BCクラシック、ベルモントS)、Flower Alley(トラヴァーズS)らを輩出。母父としての実績も優秀で、Arrogate(BCクラシック、ドバイワールドC、ペガサスワールドC等)、Golden Sixty(香港マイル2勝等)、Constitution(ドンH、フロリダダービー)などを輩出中。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/272/gulfstream-park/2022-01-29/803749

Pegasus World Cup Turf Invitational Stakes presented by Baccarat(G1・芝9f・4歳以上)

・道中4番手追走の1番人気・Colonel Liamが3角過ぎから外を通って上昇開始。4角手前では先頭に並びかけると直線では逃げたNever Surprisedを競り落とし、1馬身差をつけて1着。

1着:Colonel Liam

牡5、父・Liam’s Map、母・Amazement、母父・Bernardini
調教師:Todd Pletcher、騎手:Irad Ortiz Jr

・今回の勝利で通算10戦7勝、G1・3勝目、重賞4勝目。昨年のこのレースの覇者でその後、3/20のG2-ムニスメモリアルクラシックS(t9f)で1着→5/1のG1-ターフクラシックS(t9f)でDomestic Spendingと1着同着→6/5のG1-マンハッタンS(t10f)では勝ったDomestic Spendingから10馬身3/4差の8着とし、今回は238日ぶりのレースだった。2018年キーンランド9月1歳馬セールにて5万米ドルにて取引され、2019年OBS4月2歳馬トレーニングセールにて120万米ドルにて取引された高額馬。

・父のLiam’s Mapは2011年米国産のUnbridled’s Song産駒。現役時は8戦6勝、BCダートマイル、ウッドワードSの2つのG1に勝利。本馬は1stクロップで、本馬の他に1stクロップからBasin(ホープフルS)、Wicked Whisper(フリゼットS)がG1勝ち。3rdクロップのJuju’s Mapが昨年アルシバイアディーズSを勝ち、BCジュヴェナイルフィリーズ2着。計4頭のG1馬をこれまでに輩出。初年度は2.5万米ドルだった種付料は今年は4万米ドル。

・母のAmazementは2011年米国産、未出走。祖母のWonder Againはグラスワンダー(有馬記念2勝、宝塚記念、朝日杯3歳Sなど)の全妹で、ダイアナH、ガーデンシティBCHの2つのG1を含む重賞5勝の活躍馬。Wonder Againの半妹・TribulationはG1-クイーンエリザベス2世チャレンジCなど重賞3勝。

・母父のBernardiniは2003年米国産のA.P. Indy産駒。現役時は8戦6勝、プリークネスS、トラヴァーズS、ジョッキークラブゴールドCの3つのG1を含む重賞5勝、2006年のエクリプス賞最優秀3歳牡馬。昨年7月に蹄葉炎のために亡くなっているが、種牡馬としてStay Thirsty(トラヴァーズS等)、To Honor and Serve(ウッドワードS等)を輩出。母父としてMaxfield(クラークS等)、Catholic Boy(トラヴァーズS等)、Serengeti Empress(ケンタッキーオークス等)、Dunbar Road(アラバマS等)などG1馬を多く出しており、昨年5月にはBMSとしてブラックタイプ勝馬50頭を送り出した史上最年少の種牡馬となるなど、BMSとしての活躍が顕著。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/272/gulfstream-park/2022-01-29/803748