現地時間2/4(金)にメイダン競馬場にて行われた、G2-アルマクトゥームチャレンジR2(ダ1900m)、G2-バランシーン(芝1800m)、G3-ファイアーブレイクS(ダ1600m)の結果と動画をお届けする。アルマクトゥームチャレンジR2はアメリカからの遠征馬・Hot Rod Charlieが1番人気。上位人気に推されているドバイワールドCに向けてレースぶりが注目される。
Al Maktoum Challenge R2 Presented By The Longines Record(G2・ダ1900m・3歳以上)
・アルマクトゥームチャレンジR2は、Oxbow産駒・Hot Rod Charlie(牡4)とAl Nefudの2頭が雁行してレースを主導するが、直線に入るとHot Rod Charlieがあっさりと競り勝ち、2着のAl Nefudに5馬身1/4差をつけて順当勝ち。
・Hot Rod Charlieは今回の勝利で通算14戦4勝、重賞3勝目。2歳時にBCジュヴェナイル2着、3歳時にG2-ルイジアナダービー(d9.5f)を制し、ケンタッキーダービー3着、ベルモントS2着と世代上位の力量を示した馬。一息入れられた後、9/25のG1-ペンシルヴェニアダービー(d9f)に出走し1着→11/6のG1-BCクラシック(d10f)は4着→12/26のG2-サンアントニオS(d8.5f)で2着。半兄のMitole(父・エスケンデレヤ)はBCスプリント、フォアゴーS、メトロポリタンH、チャーチルダウンズSの4つのG1を含む重賞5勝。叔母のLive LivelyはG2-ダヴォナデールSの勝ち馬。
※レーシングポストのFULL result
https://www.racingpost.com/results/1231/meydan/2022-02-04/804397
Balanchine Presented By Longines Evidenza(G2・芝1800m・3歳以上牝馬)
・バランシーンは、ゴドルフィンの白帽子、2番のDubawi産駒・Creative Flair(牝4)が番手追走から直線早めに抜け出してそのまま押し切り勝ち。今回の勝利で通算9戦4勝、重賞初制覇。昨年はアメリカ遠征を敢行し、8/8のG3-サラトガオークス招待S(t9.5f)で3着→9/18のジョッキークラブオークス招待S(t11f)で4着。今回は休み明けのレースだった馬。曽祖母が凱旋門賞馬・Urban Seaというお馴染みの名門牝系出身で、祖母のMelikah(父・ラムタラ)はL-プリティポリーSの勝ち馬で愛オークス2着。Melikahの孫・Khawlah(UAEダービー、UAEオークスの勝ち馬)は母として2018年の英ダービー馬・Masarを輩出。叔父のMoonlight Magicは、愛G3を2勝、Royal Lineは英G3勝ち馬。
※レーシングポストのFULL result
https://www.racingpost.com/results/1231/meydan/2022-02-04/804399
Firebreak Stakes Presented By Longines Conquest(G3・ダ1600m・3歳以上)
・ファイアーブレイクSは、ハナを切ったLope De Vega産駒・Hypothetical(牡5)が逃げ切り勝ち。今回の勝利で通算12戦4勝、重賞初制覇。昨年の2着馬で、昨年3/6のG1-アルマクトゥームチャレンジR3(d2000m)で2着、3/27のG1-ドバイワールドC(d2000m)で4着だった馬。前走はドバイワールドC以来の休み明けだった1/14のG2-アルマクトゥームチャレンジR1(d1600m)で12着。今回は叩き2戦目だった馬。叔母に2017年のG1-プールデッセデプーリッシュ(仏1000ギニー)の勝ち馬・Precieuse。
※レーシングポストのFULL result
https://www.racingpost.com/results/1231/meydan/2022-02-04/804396