2022 ケンタッキーダービー戦線リポート【3】サムF.デイビスS、エルカミーノレアルダービー

現地時間2/12(土)に米タンパベイダウンズ競馬場にて行われた、G3-サムF.デイビスS(ダ8.5f)、米ゴールデンゲートフィールズ競馬場にて行われた、エルカミーノレアルダービー(AW9f)の結果と動画をお届けする。

Sam F. Davis Stakes(G3・ダ8.5f・3歳)

・サムF.デイビスSは、ハナを切った3番・Giants Causeway産駒・Classic Causeway(牡3)が逃げ切り勝ち。今回の勝利で通算4戦2勝、重賞初制覇。9/4のメイドン(d7f)で1着→10/9のG1-ブリーダーズフューチュリティ(d8.5f)で3着→11/27のG2-ケンタッキージョッキークラブS(d8.5f)で2着とし、ここへ出走していた馬。今回の勝利で10ポイントを上積みし、トータルで16ポイント獲得。

・父のGiants Causewayは仏2冠馬・Shamardal、BCターフ等を制した本邦輸入種牡馬・ブリックスアンドモルタルなどを送り出し、2度北米リーディングサイアーの座に就いた名種牡馬だが、2018年4月16日に亡くなっており、2019年産まれの現3歳がラストクロップ。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/724/tampa-bay-downs/2022-02-12/804912

El Camino Real Derby Stakes(AW9f・3歳)

・エルカミーノレアルダービーはQuality Road産駒・Blackadder(牡3)が中団追走から直線で内を突いて最後競り勝って1着。今回の勝利で通算4戦2勝。デビュー3戦目の前走12/26のサンタアニタでのダ8f戦で勝ち上がり、ここへ出走していた馬。2020年キーンランド9月1歳馬セールにて62万米ドルにて取引された馬だが、Bob Baffert師がチャーチルダウンズ社から2年間の出走資格停止処分を受けているため、今回の勝利でもポイント獲得はない。祖母のOwsleyはG2-ニューヨークH、G2-ギャラクシーS、G3-モデスティH、G3-グレンフォールズHの勝ち馬。

※EQUIBASEのchart

https://www.equibase.com/premium/chartEmb.cfm?track=GG&raceDate=02/12/2022&cy=USA&rn=8

※過去記事