現地時間2/26(土)に豪コーフィールド競馬場とランドウィック競馬場にて行われた、5つのG1レース(ブルーダイヤモンドS、オークレイプレート、フューチュリティS、チッピングノートンS、サラウンドS)の結果と動画をまとめてお届けする。女傑・Verry Elleegantが11個目のG1タイトルを狙ってチッピングノートンSに出走している。

Neds Blue Diamond Stakes(G1・芝1200m・2歳・コーフィールド競馬場)

・ブルーダイヤモンドSは、ゴドルフィンの青帽子、Epaulette産駒・Daumier(牡2)が好位追走から直線抜け出して1着。今回の勝利で通算3戦2勝、G1初制覇。1/26のデビュー戦のL-ブルーダイヤモンドプレビュー(t1000m)で1着→2/12のG3-ブルーダイヤモンドプレリュード(t1100m)で3着とし、ここへ出走していた馬。

・父のEpauletteは2009年豪州産のコマンズ産駒。自身G1・3勝、父としてサンダースノーを輩出したHelmetの半弟で、同じファミリーにAdayar、National Defenseらがいる牝系の出身。現役時にドゥーンベン10000、ゴールデンローズSの2つのG1を含む重賞3勝。Daumierは南アフリカのG1-ホースチェスナットSを勝ったSoqratに続く2頭目の産駒G1馬になる

・Daumierの祖母のParablesはG2-サラウンドS、G3-シルバーシャドウSの勝ち馬。近親にNZのG1-マナワツサイアーズプロデュースSを制したOn the Bubblesがいる。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/469/caulfield/2022-02-26/805755

Neds Oakleigh Plate(G1・Handicap・芝1100m・2歳以上・コーフィールド競馬場)

・オークレイプレートは、I Am Invincible産駒・Marabi(牝5)が番手追走から直線早めに先頭に立ち、そのまま押し切り勝ち。今回の勝利で通算7戦7勝G1初制覇、重賞2勝目。ムーニーヴァレーでの前走1/29のG2-オーストラリアS(t1200m)が初の重賞勝ちで、今回無敗のままG1制覇。

・父のI Am Invincibleは2004年豪州産のInvincible Spirit産駒。現役時は1年以上の負傷休養もあり、G3-D C マッケイS(t1100m)が唯一の重賞勝ち鞍で他にG1-グッドウッドH2着(勝ち馬はTakeover Target)。初年度の種付料は1万1000豪ドルだったが、1stクロップからBrazen Beau(クールモアスタッドS、ニューマーケットH)とVoodoo Lad(ウインターボトムS)を出し、2ndクロップからも2頭、3rdクロップからも2頭のG1馬を出すなど継続的に活躍馬を輩出。今期の種付料は22万豪ドル。

母のNakaayaはG2-サンラインSの勝ち馬で、半姉のAristiaはG1-ケネディオークス、G3-ウェイクフルSの勝ち馬。

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https://www.racingpost.com/results/469/caulfield/2022-02-26/805756

Lamaro’s Hotel Futurity Stakes(G1・芝1400m・3歳以上・コーフィールド競馬場)

・フューチュリティSは、Darci Brahma産駒・Sierra Sue(牝5)が4番手イン追走から直線で内を捌いて瞬発力を発揮。追われると良好な伸びを見せて差し切り勝ち。今回の勝利で通算22戦9勝、G1・2勝目、重賞4勝目。昨年9/18に今回と同舞台、同距離でのG1-サールパートクラークS(t1400m)を制している馬だが、以後、12着(トゥーラックH)→10着(エンパイアローズS)→4着(C FオーアS)と連敗が続いていた。

・父のDarci Brahmaは2002年NZ産のデインヒル産駒。母がオーストラレイシアンオークス馬で、従姉に2001年にコーフィールドC→メルボルンCを制するなど、通算G1・4勝のEtherealがいる良血馬。現役時に豪、NZで5つのG1を勝った馬で、本馬を含む13頭のG1馬を輩出中。Sierra Sueの牝系は従姉にサンタアニタオークス、ラスヴァージネスSの2つのG1を制したFashion Plateがいる。

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https://www.racingpost.com/results/469/caulfield/2022-02-26/805754

TAB Chipping Norton Stakes(G1・芝1600m・3歳以上・ランドウィック競馬場)

・チッピングノートンSは、中団追走のZed産駒・Verry Elleegant(牝6)が直線で外に持ち出されると、きっちり脚を使い、先団を捕らえ、後続の猛追も抑え込み、貫禄の勝利。今回の勝利で通算36戦16勝、G1・11勝目、重賞14勝目。昨年のメルボルンC(1着)以来の出走だった前走2/12のG2-アポロS(t1400m)は7着と敗れていたが、一度使われた今回は順当に勝利。これでこのレース連覇達成。

・この後は昨年同様、ランヴェットS→クイーンエリザベスSの予定とのこと。レース後、「彼女は本物の作品で、虎のように戦っています(Chris Waller師)」、「彼女はスターであり、絶対的なスターです(James McDonald騎手)」と賛辞が並んでいるが、1400~3200mのG1を制している距離不問の女傑から今年も目が離せないのは間違いなさそうである。

・父のZedは2002年新国産のZabeel産駒。現役時は4戦1勝で戦績は地味だが、父のZabeelがオセアニアの大種牡馬・Sir Tristramの代表産駒で、自身もオーストラリアとニュージーランドでリーディングサイアーになった名種牡馬、母のEmerald DreamがニュージーランドのG1馬という良血馬。Verry Elleegantが代表産駒になる。

・母のOpulenceは2005年NZ産、現役時は15戦2勝(t2000m、t2100m)。曽祖母・Chalet Girlを牝祖とする同じファミリーの活躍馬に豪G1-マニカトSの勝ち馬・Jonkerがいる。尚、Chalet Girlの異父弟に豪G1・5勝のDanewin、コマンズがいる。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/471/randwick/2022-02-26/805770

Drinkwise Surround Stakes(G1・芝1400m・3歳牝馬・ランドウィック競馬場)

・サラウンドSは、4番手追走のWorthy Cause産駒・Hinged(牝3)が直線で抜け出し、強襲してきたStartantesをハナ差抑えて1着。今回の勝利で通算12戦6勝、G1初制覇。今季は10/2のG1-フライトS(t1600m)で2着と健闘するも、次走10/13のG1-コーフィールド1000ギニーは6着、前走2/12のG2-ライトフィンガーズShは7着と敗れていた馬。

・父のWorthy Causeは2011年豪州産のChoisir産駒。現役時は25戦5勝、G3-Surfers Paradise Rsl Gunsynd(t1800m)、L-Paris Lane Stakes(t1400m)の勝ち馬。これまでに目立った産駒の活躍はなく、Hingedが初の産駒重賞勝ち馬

・母のTintsは2010年豪州産、47戦12勝。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/471/randwick/2022-02-26/805771