現地時間4/16(土)に英ニューベリー競馬場にて行われた、G3-グリーナムS(t7f)、G3-フレッドダーリンS(t7f)の結果と動画をお届けする。グリーナムSはG1馬2頭、Angel Bleu(ジャンリュックラガルデール賞、クリテリウムアンテルナシオナル)とPerfect Power(モルニー賞、ミドルパークS)が激突する注目の一戦。最後にバリードイルの超良血馬が快勝しクラシック戦線に急浮上しており、これについても触れる。

Watership Down Stud Too Darn Hot Greenham Stakes(G3・芝7f・3歳牡馬、せん馬)

・グリーナムSは、黄色の勝負服のArdad産駒・Perfect Power(牡3)が3番手追走から力強く抜け出して1着。2着にMehmas産駒の重賞2勝馬・Lusail。昨年仏2歳G1を2勝しているAngel Bleuは3着。

今回の勝利で通算7戦5勝重賞4勝目。昨年のロイヤルアスコットのG2-ノーフォークS(t5f)、8/22の仏G1-モルニー賞(t1200m)、9/25の英G1-ミドルパークS(t6f)に勝利していた馬で、ここは203日ぶりの休み明けの一戦だった。レース後、鞍上のクリストフ・スミヨン騎手は「数日前にニューマーケットで非常に素晴らしい馬(Native Trail)が勝利したのを見ましたが、今日、彼はほぼ全てを完璧にこなしました」「私は非常に満足しており、彼がニューマーケット(英2000ギニー)に行くかどうかを決めることが出来ます。彼はトップです」とコメント。ブックメーカーでのオッズではウィリアムヒルは15倍、ラドブロークスは11倍の評価だが、レースぶりからはマイルで止まるような印象は無く、有力候補の一頭であることは間違いなさそうである。

・父のArdadは2014年愛国産のKodiac産駒。現役時は9戦3勝、英2歳G2-フライングチルダーズS(5f)、英2歳Listed-ウィンザーキャッスルS(5f)の勝ち馬。現3歳がファーストクロップで、種付料が6500ポンドだった時の産駒。

・母のSagelyは2013年愛国産、15戦2勝。祖母のSaga d’Ouillyは凱旋門賞馬・Sagamixの全妹。母の従弟にJapan(インターナショナルS、パリ大賞典)、Mogul(香港ヴァーズ、パリ大賞典)、母の従兄にSageburg(イスパーン賞)、母の従姉にSagawara(サンタラリ賞)。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/36/newbury/2022-04-16/807521

Dubai Duty Free Stakes (Registered As The Fred Darling Stakes)(G3・芝7f・3歳牝馬)

・フレッドダーリンSは、ゴドルフィンのFrankel産駒・Wild Beauty(牝3)が好位追走から、接戦となったゴール前できっちり抜け出して1着。2着に1番人気のGleneagles産駒・Jumbly。

今回の勝利で通算8戦4勝重賞2勝目。昨年9/19のカナダG1-ナタルマS(t8f)の勝ち馬で、次走10/8の英G1-フィリーズマイル(t8f)で勝ったInspiralから3馬身半差の5着だった馬。ここは190日ぶりの休み明けの一戦。5/1の英1000ギニーはフィリーズマイル以来のぶっつけで臨む4戦無敗のFrankel産駒・Inspiralが圧倒的な人気を集めそうだが、同じFrankel産駒の本馬も争覇圏内の一頭ではありそうである。

・母のTulipsは2009年愛国産のPivotal産駒で、現役時は14戦2勝、L-Prix Cheres(t1400m)の勝ち馬で重賞2着2回、Moonlight Cloudが勝ったG1-モーリスドゲスト賞で4着。半きょうだい(せん馬)のDesert Wisdomは今年のG3-バージナハールの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/36/newbury/2022-04-16/807523

Welcome To The Racing Home For Easter Festival Maiden(芝7f・3歳・愛コーク競馬場)

・バリードイルの超良血馬、Galileo産駒・Toy(牝3)が3戦目で勝ち上がり。これまでは2着が2回続いていたが、休み明け2戦目の今回は2着に5馬身差をつける圧勝。ラドブロークスでは英オークスの単勝オッズで本馬を21倍の6番人気に設定しているが、血統的な魅力は非常に大きく英オークスの有力候補に浮上している。

・母のYou’resothrillingは2歳重賞を2勝した馬だが、母として大成功を収め、産駒のMarvellousが愛1000ギニー勝ち、Gleneaglesが英・愛2000ギニーなどG1・4勝、Happilyがジャンリュックラガルデール賞、モイグレアスタッドSに勝利、Joan of Arcが昨年のディアヌ賞(仏オークス)勝ち、と4頭のG1馬を輩出し、他に2頭の重賞勝ち馬、1頭のG1・2着馬を出している。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/596/cork/2022-04-16/809688

※過去記事