10/28(土) 第60回 毎日放送賞スワンステークス(G2) 1着・サングレーザー

3歳以上オープン 別定 京都芝1400
1着賞金5900万円(付加賞127.4万円)

後方に控えていたサングレーザーが4角手前にかけて内を突いて進出。コーナーワークを利し直線入口では逃げたトウショウピストとの差を大幅に詰めると、そのまま迷わず内に針路を取り、好位抜け出しを図るヒルノデイバローとの競り合いを制し、見事に重賞初制覇。

1着:サングレーザー(牡3・父ディープインパクト)
2着:ヒルノデイバロー(牡6・父マンハッタンカフェ)
3着:レッツゴードンキ(牝5・父キングカメハメハ)
勝ちタイム:1.22.4
着差:頭、1 3/4
LAP:12.2-11.0-11.7-11.7-11.7-11.9-12.2

プロフィール

3歳牡馬
父:ディープインパクト
母:マンティスハント
母父:Deputy Minister
生産牧場:追分ファーム
厩舎:(栗)浅見秀一
騎手:C.デムーロ
募集価格:4000万円

ディープインパクトは今年の中央重賞14勝目。10月に入りダノンプレミアム、リアルスティール、スマートレイアー、サングレーザーと4勝をあげている。年間の中央重賞勝利数が近年にない少なさだったが、ここに来てチャージがかかっている状態。

※ディープインパクト産駒の年間中央重賞勝利数の推移
1→8→18→19→37→23→38→14(現時点)

牝系

・母は7戦0勝。
・本馬は6番仔。2番仔ゴーハンティングは中央4勝。3番仔クロスボウ(中央現役)は中央5勝。4番仔アガスティア(中央現役)は中央3勝。5番仔インターセプターは地方8勝。
・祖母ウィッチフルシンキングは米28戦12勝。G2-パカラップS(芝9.0F)、G3-ジャストアゲイムH(芝8.0F)、G3-イーゴンマイルS(芝8.0F)、G3-ニジャナS(芝9.0F)の勝ち馬で、G3-ボールストンスパH2着。
・祖母の仔にロフティーエイム(中央3勝。G3-福島牝馬Sの勝ち馬でG3-函館記念2着)、メーデイア(中央4勝・地方6勝。Jpn1-JBCレディスクラシック、Jpn2-レディスプレリュード、Jpn3-TCK女王盃2勝、Jpn3-スパーキングLC、Jpn3-マリーンC)。

母父

・Deputy MinisterはVice Regent産駒。米22戦12勝、2歳G1-ローレルフュチュリティ、2歳G1-ヤングアメリカS、G2-ドンH、G2-トムフールSの勝ち馬で、他に重賞入着3回。
・父としてTouch Gold(G1-ベルモントS、G1-ハスケル招待Hなど米重賞3勝)、Awesome Again(G1-BCクラシック、G1-ホイットニーHなど米重賞6勝)、トーヨーシアトル(G1-東京大賞典など重賞4勝)などを輩出。
・BMSとしてCurlin(G1-ドバイワールドC、G1-プリークネスS、G1-BCクラシック、G1-ジョッキークラブゴールドC2勝、G1-ウッドワードS、G1-スティーヴンフォスターHなど米重賞9勝)、Rags to Riches(G1-ベルモントS、G1-ケンタッキーオークス、G1-サンタアニタオークス、G1-ラスヴィルヘネスS)、Jazil(G1-ベルモントS)、カネヒキリ(G1-フェブラリーS、G1-ジャパンカップダート2勝、Jpn1-東京大賞典、Jpn1-川崎記念、G1-ダービーGP、G1-ジャパンダートダービーなど重賞9勝)などを輩出。

クロス

Northern Dancer:M4×S5

生産牧場

追分ファームは今年の中央重賞3勝目(ペルシアンナイト、ソロル)。これまで年間最多中央重賞勝利は2014年の4勝(ゴールスキー、フォーエバーモア、ソロル、フェノーメノ)。これにあと1勝と迫る勝利となっている。