2022 ターフクラシックS、チャーチルダウンズS等・レース結果

現地時間5/7(土)に米チャーチルダウンズ競馬場にてケンタッキーダービーのアンダーカードとして行われた3つのG1レース(ターフクラシックS、チャーチルダウンズS、ダービーシティディスタフS)の結果と動画をお届けする。

Old Forester Bourbon Turf Classic Stakes(G1・芝9f・4歳以上)

・ターフクラシックSは、道中番手追走のDistorted Humor産駒・Santin(牡4)が直線で抜け出して1着。クビ差の2着にMira Mission、3着にAdhamo。

・今回の勝利で通算6戦3勝、重賞初制覇。デビュー2連勝で臨んだ昨年11/27のG1-ハリウッドダービー(t9f)で2着。その後、2/19のG3-フェアグラウンズS(t9f)4着→3/26のG2-ムニスメモリアルクラシックS(t9f)2着とし、ここへ出走していた馬。

母のSentiero Italiaは2012年米国産のMedaglia d’Oro産駒。現役時は12戦5勝、G2-サンズポイントS、G2-レイクプラシッドSの勝ち馬で、フラワーボウルS2着、クイーンエリザベス2世チャレンジカップS3着、BCフィリー&メアターフ4着などG1でも好走した馬。Flower Alley(トラヴァーズS)、トーセンラー(マイルチャンピオンシップ)、スピルバーグ(天皇賞・秋)は同じファミリーになる。尚、父・Distorted Humor、母父・Medaglia d’Oroの配合は香港のGolden Sixtyと逆の配合。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/308/churchill-downs/2022-05-07/811847

Churchill Downs Stakes presented by Ford(G1・ダ7f・4歳以上)

・チャーチルダウンズSは、圧倒的な1番人気に推されたMaclean’s Music産駒・Jackie’s Warrior(牡4)がハナを切り、力の差を感じさせる勝ち方で逃げ切り勝ち。2着にUpstart産駒・Reinvestment Risk。3着に昨年のBCスプリントの勝ち馬、ハードスパン産駒・Aloha West。

・今回の勝利で通算14戦10勝、G1・4勝目、重賞9勝目。1番人気に推されていた昨年11/6のG1-BCスプリント(d6f)はマテラスカイら3頭が絡む激烈なハナ争い(前半2Fは21.91)に巻き込まれ、末を無くし6着に敗れたが、今年初戦の4/16のG3-カウントフリートスプリントH(d6f)を制し、ここへ出走していた馬。昨年8/28のG1-H アレンジャーケンスメモリアルS(d7f)でLife Is Goodを降した馬で、 Life Is Goodが半年ぶりのレースだったとは言え、実力は確かなだけに今年のBCスプリントは是非とも獲りたいところだろう。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/308/churchill-downs/2022-05-07/811846

Derby City Distaff Stakes presented by Kendall-Jackson Winery(G1・ダ7f・4歳以上牝馬)

・ダービーシティディスタフSは、1番人気のJust One Timeがハナを切り、Curlin産駒・Obligatory(牝4)は最後方を追走する展開。直線は逃げ込みを図るJust One Time目がけて大外からObligatoryが一気に末脚を伸ばし、豪快に追い込み勝ち。

・今回の勝利で通算11戦5勝、G1初制覇、重賞4勝目。昨年11/20のG3-チルッキS(d8f)→3/12のG3-ハリケーンバーティーS(d6.5f)と重賞連勝中でここへ出走していた馬。これまでG1ではエイコーンS2着、テストS5着、コティリオンS2着と好走が続いていたが、今回待望のG1勝ち。甥に今年のドバイワールドカップの勝ち馬・Country Grammerがいる牝系の出身。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/308/churchill-downs/2022-05-07/811854