現地時間6/5(日)に仏シャンティイ競馬場にて行われた、G1-ジョッケクルブ賞(仏ダービー)(t2100m)の結果と動画をお届けする。

Qatar Prix du Jockey Club(G1・芝2100m・3歳(せん馬不可))

・1番人気のModern Gamesが逃げる展開となり、キズナ産駒・Yoozunaがこれに絡む形でレースが展開。これらを見る3列目外の5,6番手を追走していたVadeniが直線絶好の手応えで速やかに抜け出し、2着に5馬身差をつけて圧勝。2着に先行してしぶとく粘ったEl Bodegon、3着にModern Games。キズナ産駒・Yoozunaは直線一杯となりシンガリ負け。

1着:Vadeni

牡3、父・Churchill、母・Vaderana、母父・Monsun
調教師:J-C Rouget、騎手:Christophe Soumillon

・今回の勝利で通算6戦4勝、G1初制覇、重賞2勝目。昨年7/26のデビュー戦(t1400m)→8/21のリステッド(t1600m)を連勝し、続く9/29のG3-コンデ賞(t1800m)は3着。その後休養に入り、休み明けの前々走4/17のG3-フォンテーヌブロー賞(t1600m)は5着。続く前走5/10のG3-ギシェ賞(t1800m)を1着とし、ここへ出走していた馬。圧巻の勝ちっぷりで今後が楽しみな一頭。

今回の結果を受けて、ウィリアムヒルでは今年の凱旋門賞の単オッズで本馬を2番人気(7倍)に設定。昨日の英ダービーを勝ったDesert Crown(※追加登録が必要)が1番人気で4倍、3番人気が一昨日の英オークス2着のEmily Upjohnが8倍と3歳勢が上位人気を占める形となっている。尚、日本調教馬ではドウデュースが17倍、シャフリヤールとタイトルホルダーが21倍、パンサラッサとステイフーリッシュが34倍となっている。

・Jean-Claude Rouget師はジョッケクルブ賞5勝目。

 2009年・Le Havre
 2016年・Almanzor
 2017年・Brametot
 2019年・Sottsass
 2022年・Vadeni

・Christophe Soumillon騎手はジョッケクルブ賞4勝目。

 2001年・Anabaa Blue
 2003年・Dalakhani
 2006年・Darsi
 2022年・Vadeni

・父のChurchillは2014年愛国産のGalileo産駒。現役時は13戦7勝、英2000ギニー、愛2000ギニー、デューハーストS、ヴィンセントオブライエンナショナルSの4つのG1を含む重賞6勝。2016年のカルティエ賞最優秀2歳牡馬。現3歳が1stクロップで本馬が初の産駒G1馬で、他にQueroyalが独G3-ダービートライアルを勝っており、リステッド勝ち馬が3頭いる。

・母のVaderanaは2009年フランス産、5戦1勝(t2300m)。伯父のVadamarはG2-コンセイユドパリ賞の勝ち馬。祖母のVadawinaはG1-サンタラリ賞、G3-クレオパトル賞の勝ち馬。近親にVazira(サンタラリ賞)、Valixir(クイーンアンS、イスパーン賞)、Vadamos(ムーランドロンシャン賞)などがいるアガカーン殿下が育んできた牝系の出身。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/204/chantilly/2022-06-05/814444