今週から函館が開幕となり、週末の新馬戦は東京、中京と合わせて計6鞍が行われる。まず今週出走予定の新種牡馬産駒に触れ、次に先週勝ち上がった3頭の新種牡馬産駒についても触れていく。

6/11(土)函館5R:新馬/芝1000 12:15発走予定

オスカーレイ 牝

父・レッドファルクス、母・エーシンハーバー、母父・Cozzene
(美浦)小桧山悟、山田敬士、清水誠一

・母は16戦5勝(京都芝1600×2、京都芝1400×2、新潟芝1400)。8238万円の賞金を獲得した馬で1600万下勝ち、G2-フィリーズレビュー3着の実績を残す。本馬は5番仔。デビューした上の3頭は地方6勝、地方1勝、地方3勝。今年のJRAブリーズアップセールにて517万円で取引された馬。

ピアブルー 牝

父・ベストウォーリア、母・ファシル、母父・ハーツクライ
(美浦)浅野洋一郎、秋山稔樹、浜本牧場

・母は17戦1勝(笠松ダ1400)。母の全兄・ツルマルレオンはG3-北九州記念の勝ち馬。母の半兄・シュウジはG2-阪神C、G3-小倉2歳Sの勝ち馬。本馬は2番仔。

6/11(土)東京5R:新馬/芝1400 12:35発走予定

エクソソーム 牝

父・シャンハイボビー、母・シンクスマイル、母父・キングカメハメハ
(美浦)矢野英一、M.デムーロ、リコーファーム

・母は社台ファームの生産馬で25戦4勝(大井ダ1200×4)。祖母のミュンシーはG1-サンタラリ賞、G3-ペネロペ賞の勝ち馬。母の伯父・ストラタジェムは日経賞2着、天皇賞(春)3着、日経新春杯3着。母のいとこ(せん馬)・Gold-Funは香港G1-クイーンズシルバージュビリーCなど重賞8勝。本馬は4番仔。「一連の動きはいいし、1400メートルでも走れると思う」「気難しい面があるので初めての環境で落ち着いて臨めれば」との調教師評。

シャープゾーン 牝

父・ファインニードル、母・ローズストリート、母父・ストリートセンス
(栗東)西園正都、石橋脩、ダーレー・ジャパン・ファーム

・母は9戦2勝(京都ダ1800、阪神ダ1800)。母の伯母・Darling My DarlingはG1-フリゼットS2着、G1-メイトロンS2着。本馬は初仔。

トーセンサクセス 牡

父・マクマホン、母・サクセスライン、母父・トーセンファントム
(美浦)土田稔、永野猛蔵、エスティファーム

・母は16戦3勝(新馬・中山ダ1200、門別ダ1200×2)。本馬は初仔。

フィンガークリック 牝

父・マインドユアビスケッツ、母・アンバーミニー、母父・ダイワメジャー
(美浦)水野貴広、C.ルメール、社台ファーム

・母は8戦1勝(新馬・阪神芝1800)。本馬は2番仔。母の半妹・オーマイダーリンはG2-ローズS3着馬。祖母のラブームはG3-フィユドレール賞、G3-フロール賞の勝ち馬で他にG1-ジャンロマネ賞3着を含む重賞入着9回。社台グループオーナーズにて1口120万円×10口で募集された馬。「牝馬にしては立派な馬格をしている」「血統的にもスピードの平均値は高いと思う」との調教師評。

6/12(日)函館5R:新馬/芝1200 12:15発走予定

エリカキルシェ 牝

父・マインドユアビスケッツ、母・ゴルトキルシェ、母父・ステイゴールド
(美浦)宮田敬介、横山和生、社台ファーム

・母は7戦未勝利。本馬は初仔で2020年のセレクトセール(当歳)にて1870万円で取引された馬。母の半兄にアニマルキングダム(ケンタッキーダービー、ドバイワールドC等)、母の半妹に先日繁殖入りしたサトノダムゼル(福島牝馬S3着)、母の半弟にディープキング(ラジオNIKKEI賞3着)。函館入り前から古馬相手に楽な手応えで動いていた馬で、「初戦から動けると思います」との調教師評。

レイズミーアップ 牡

父・ファインニードル、母・フレッチャブランカ、母父・クロフネ
(栗東)荒川義之、川島信二、富塚ファーム

・母は未出走。本馬は初仔。母の従兄にミュゼスルタン(新潟2歳S)。曽祖母のマルカコマチはG3-京都牝馬特別の勝ち馬で他に重賞入着4回。

6/12(日)中京5R:新馬/芝1200 12:25発走予定

ウメムスビ 牡

父・ファインニードル、母・ヴィオレッタ、母父・シンボリクリスエス
(栗東)新谷功一、角田大河、奥山牧場

・母はノーザンファームの生産馬で4戦未勝利。母の全兄・アルフレードはG1-朝日杯FSの勝ち馬で、他にNHKマイルC2着など重賞入着3回。母の半妹・フィリアプーラ(父・ハービンジャー)はG3-フェアリーSの勝ち馬。牝系はサクラハゴロモに繋がるもので、曽祖母のラトラヴィアータはサクラバクシンオーの全妹になる。本馬は初仔。今年のJRAブリーズアップセールにて1595万円で取引された馬。「入厩後も順調で動きはいい」「体付きは短距離向きで気持ちも前向き」との調教師評。サンデーサイレンス4×3のクロスを持つ馬。

ジャズピアニスト 牝

父・レッドファルクス、母・サトノサクラ、母父・シンボリクリスエス
(栗東)坂口智康、小沢大仁、千代田牧場

・母は6戦未勝利。本馬は7番仔。母の半兄・ボールドブライアンはG3-東京新聞杯の勝ち馬で、G3-函館スプリントS2着。

6/12(日)東京5R:新馬/芝1800 12:35発走予定

グッドルックス 牡

父・タリスマニック、母・ヤマカツサファイヤ、母父・マンハッタンカフェ
(美浦)竹内正洋、戸崎圭太、岡田牧場

・母は25戦1勝(函館芝1200)。本馬は初仔。母の半兄・ヤマカツエースは金鯱賞2勝、ニュージーランドT、福島記念、中山金杯の重賞5勝。母の半妹・ヤマカツグレースはG2-フローラS2着、母の半妹・ヤマカツマーメイドはG2-フィリーズレビュー2着。「まだハミを取ってグイグイという感じではないので長めの距離で」「追われてしっかりと腰を使えているし、追い比べで良さがでそう」との調教師評。2021年の北海道セレクションセールにて2530万円で取引された馬。

モンドプリューム

父・サトノダイヤモンド、母・エリモフェザー、母父・シニスターミニスター
(美浦)水野貴広、三浦皇成、岡田スタッド

・母は31戦4勝(小倉ダ1000、函館ダ1000、札幌ダ1000、新潟ダ1200)。本馬は3番仔。今年のJRAブリーズアップセールにて2860万円で取引された馬。「まだ緩いけど、ひと追いごとに良化している」「精神面の余裕があるし、ゆったりと走れる距離が合いそう」との調教師評。

先週の新種牡馬産駒勝ち馬

ダイヤモンドハンズ・牡

父・サトノダイヤモンド、母・メチャコルタ、母父・El Corredor
福永祐一 (栗)池江泰寿、ノーザンファーム

・6/4(土)の中京芝1600mの新馬勝ち。勝ち時計は1.35.4。上り3Fは最速タイの34.3。競馬ブックスピード指数は75.1

・道中3番手追走から直線抜け出す競馬で1番人気に応えての勝利。福永騎手は「距離は全然足りないし、良くなるのはもっと先」、池江師は「距離不足を感じつつも1600で勝てるスピードを証明できた。種牡馬の価値を高めたと思う。見た目も似ているし、お父さん譲りのセンスのいい競馬を見せてくれた」とコメント。

※参考:サトノダイヤモンドの2歳時の馬体写真(引用:netkeibaより)

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ジョウショーホープ・牡

父・ミッキーロケット、母・スターフォーユー、母父・アグネスデジタル
藤岡康太 (栗)新谷功一、福岡駿弥

・6/5(日)の中京芝1400mの新馬勝ち。勝ち時計は1.22.3。上り3Fは最速の35.0。競馬ブックスピード指数は73.0

・好位追走から直線抜け出して勝利。藤岡康騎手は「4角の狭いところでも怯まないし、センスがあります。気性も素直でこれから良くなってくると思います」、新谷師は「まだ若く体の使い方がどうかと思っていましたが、競馬をうまくこなしていました。馬の後ろから捌いて良い内容でした。これからまだまだ良くなる」とコメント。

クラックオブドーン・牡

父・サトノクラウン、母・クラックシード、母父・キングカメハメハ
福永祐一 (美)中舘英二、社台コーポレーション白老ファーム

・6/5(日)の東京芝1400mの新馬勝ち。勝ち時計は1.23.0。上り3Fはメンバー3位の33.9。競馬ブックスピード指数は73.0

・ゴール前で先に抜け出していたロードディフィートをハナ差捕らえて差し切り勝ち。福永騎手は「初戦から動ける身のこなしをしていたので、期待通りの走りでした。お父さんとは全然違います。距離はマイルまで」とコメント。