現地時間7/3(日)に仏サンクルー競馬場にて行われた、G1-サンクルー大賞(t2400m)、独ハンブルク競馬場にて行われた、G1-ドイチェスダービー(t2400m)の結果と動画をお届けする。

Grand Prix de Saint-Cloud(G1・芝2400m・4歳以上)

・サンクルー大賞は、後ろから3頭目を追走していた芦毛馬・Alpinistaが直線外から豪快に差し切り勝ち。1番人気のHurricane Laneは全くいいところなく8着と大敗。

1着:Alpinista

牝5、父・Frankel、母・Alwilda、母父・Hernando
調教師:Sir Mark Prescott Bt、騎手:Luke Morris

・今回の勝利で通算13戦8勝、G1・4勝目、重賞5勝目。昨年4/30のL-ワーウィックフィリーズS(t12f)を制して以降、一気に本格化し、6/3のG2-ランカシャーオークス(t1m3f175yds)1着→8/8のG1-ベルリン大賞(t2400m・2着は後の凱旋門賞馬・Torquator Tasso)1着→9/26のG1-オイロパ賞(t2400m)1着→11/7のG1-バイエルン大賞(t2400m)1着と5連勝達成。今回は238日ぶりのレースだったが、見事に勝利しこれでG1・4連勝、通算6連勝達成

・Frankel産駒はWestover(アイリッシュダービー)、Nashwa(ディアヌ賞)、Inspiral(コロネーションS)、Homeless Songs(アイリッシュ1000ギニー)と今年も産駒のG1勝ちが続いている。

母のAlwildaは2010年英国産、24戦4勝、L-Silbernes Band(t3800m)の勝ち馬。Alpinistaは初仔。祖母のAlbanovaはオイロパ賞、ドイツ賞、ラインラントポカール(現バイエルン大賞)の3つのG1に勝利した活躍馬。Albanovaの全姉・AlboradaはG1-英チャンピオンS連覇を含む重賞5勝。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/219/saint-cloud/2022-07-03/816426

IDEE 153rd Deutsches Derby(G1・芝2400m・3歳)

・ドイチェスダービーは、非常に見応えのあるレースとなり、逃げ馬の直後のインを追走していた青帽子、Sammarco、これの直後にいた黒帽子青袖の、Frankie Dettori騎乗の1番人気・So Moonstruck、後方追走から直線大外一気に伸びてきたSchwarzer Peterの3頭がゴール前で横一線に並ぶ大激戦。結果、1着はSammarco、短首差の2着に追い込んだSchwarzer Peter、さらに短首差の3着にSo Moonstruck。

1着:Sammarco

牡3、父・Camelot、母・Saloon Sold、母父・Soldier Hollow
調教師:P Schiergen、騎手:Bauyrzhan Murzabayev

G1初制覇、重賞2勝目。前走6/6のG2-ウニオンレネン(t2200m)では、So Moonstruckにアタマ差で勝利していた馬。ちなみにウニオン・レネンはドイツで最も古い競走でドイチェスダービーの前哨戦として知られるレース。ウニオン・レネンとドイチェスダービーを共に制した馬にLaccario(2019年)、Weltstar(2018年)、Sea The Moon(2014年)などがいる。父も母父もSadler’s Wells直系の種牡馬で本馬はSadler’s Wellsの3×4のクロスを持つ

・父のCamelotは2009年英国産のMontjeu産駒。現役時は10戦6勝、英ダービー、愛ダービー、英2000ギニー、レーシングポストトロフィーの4つのG1を含む重賞5勝。主な産駒にLatrobe(愛ダービー)、Even So(愛オークス)、Sir Dragonet(コックスプレート、タンクレッドS)など。Sammarcoは10頭目の産駒G1馬になり、現3歳世代では昨年のフューチュリティトロフィーを制したLuxembourgに続き2頭目のG1馬を輩出。

・5代母のSalesianaを牝祖とする活躍馬にシュネルマイスターとその母・セリエンホルデ(ディアナ賞)、サリオスとその母・サロミナ(ディアナ賞)がいる。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/244/hamburg/2022-07-03/816424