2022 ジャンプラ賞・レース結果

現地時間7/10(日)に仏ドーヴィル競馬場にて行われた、3歳G1-ジャンプラ賞(t1400m)の結果と動画をお届けする。

Haras d’Etreham Prix Jean Prat(G1・芝1400m・3歳牡馬、牝馬)

・中団追走のTenebrismがラストで脚を使い、前を行く2頭の間を割って差し込み、一気に抜け出して1着。2着に英2000ギニーで9着だったLight Infantry、3着にセントジェームズパレスS2着馬・Light Infantry。1番人気のModern Gamesは好位から伸びを欠き5着。

1着:Tenebrism

牝3、父・Caravaggio、母・Immortal Verse、母父・Pivotal
調教師:A P O’Brien、騎手:Ryan Moore

・今回の勝利で通算5戦3勝、G1・2勝目。昨年9/25のG1-チェヴァリーパークS(t6f)を制し、218日ぶりのレースとなった前々走5/1のG1-英1000ギニー(t8f)では1番人気に推されるも勝ったCachetから6馬身1/4差の8着と敗退。前走6/17のG1-コロネーションS(t7f213yds)は勝ったInspiralから5馬身差の4着と敗れ、ここへ出走していた馬。

・父のCaravaggioは2014年米国産のScat Daddy産駒。現役時は10戦7勝、G1-コモンウェルスC(t6f)、2歳G1-フェニックスS(t6f)、G2-フライングファイヴS(t5f)、2歳G2-コヴェントリーS(t6f)、G3-ラッカンS(t6f)の勝ち馬。現3歳が1stクロップで、Tenebrismは唯一の産駒G1馬で、他にAgartha(デビュータントS、シルバーフラッシュS)、Maljoom(独2000ギニー)が重賞勝ち馬となっている。2018~2020年はクールモアスタッド(アイルランド)、2021年以降はアシュフォードスタット(アメリカ)にて供用中。

母のImmortal Verseは2008年愛国産、11戦4勝、G1-コロネーションS(7f213yds)、G1-ジャックルマロワ賞(t1600m)、G2-サンドランガン賞(t1600m)の勝ち馬。2011年にクイーンエリザベス2世SでFrankelの3着に敗れた後、マイルチャンピオンシップに出走しており、エイシンアポロンの7着。従姉のTie BlackはG1-プールデッセデプーリッシュの勝ち馬。伯母のZeldaの孫にHermosa(英1000ギニー、愛1000ギニー)、Hydrangea(ブリティッシュチャンピオンズフィリー&メアS、メイトロンS)、The United States(ランヴェットS)。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/206/deauville/2022-07-10/817113