現地時間7/23(土)に英アスコット競馬場にて行われた、G1-キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(t1m3f211y)の結果と動画をお届けする。6頭中5頭がG1馬という豪華な顔触れとなった一戦。

King George VI And Queen Elizabeth Qipco Stakes(G1・芝1m3f211y・3歳以上)(British Champions Series)

・BroomeとWestoverの2頭を見る3番手を追走していたPyledriverが直線で早めに抜け出し1着。2馬身3/4差の2着に昨年の凱旋門賞馬・Torquator Tasso。3着は勝ち馬から10馬身3/4差でMishriff。人気を集めた3歳馬はWestoverが5着、Emily Upjohnが6着。

1着:Pyledriver

牡5、父・Harbour Watch、母・La Pyle、母父・Le Havre
調教師:William Muir & Chris Grassick、騎手:P J McDonald

・今回の勝利で通算18戦7勝、G1・2勝目、重賞4勝目。昨年のG1-コロネーションCの勝ち馬で、その後、11月のリステッド1着を挟み、12月のG1-香港ヴァーズでグローリーヴェイズの2着。今年は2/26のG3-ネオムターフカップから始動し、勝ったオーソリティから12馬身半差の11着→3/26のG1-ドバイシーマクラシックでは勝ったシャフリヤールから1馬身差の4着→6/3のG1-コロネーションCでは勝ったHukumから4馬身1/4差の2着。今回は6頭立ての最低人気だったが、評価を覆す見事な勝利。

・父のHarbour Watchは2009年愛国産のAcclamation産駒。現役時は2歳時のみ稼働し3戦3勝、英2歳G2-リッチモンドS(t6f)の勝ち馬。3戦とも圧勝続きで、翌年の英2000ギニーの最有力候補と目されていたがデューハーストSの前に後肢を故障し、その後、復帰することなく引退。Frankelと同じく2016年に産駒がデビューし、2歳戦から大きな期待を集めていたが、同年の1stクロップサイアーランキングは7位と不発に終わる(79頭がデビューし勝ち上がったのは16頭のみ)も、本馬(4thクロップ)、Waikuku(2ndクロップ、香港スチュワーズC2勝、クイーンズシルバージュビリーC)の2頭のG1馬をこれまでに輩出している。2013年から2017年までは英国のトゥイーンヒルズファーム&スタッドにて供用されていたが、初年度産駒の不発が影響したかその後、オーストラリアのAquis Hunter Valleyへ。ただ直近のAquis Hunter ValleyのHPにはHarbour Watchの名前は出ておらず、現在の所在は不明。

・母のLa Pyleは2011年仏国産、平地で11戦2勝、障害で4戦未勝利。Pyledriverは初仔。叔父のHelene Charisma(父・Air Chief Marshal)は仏G1-パリ大賞の勝ち馬。叔母のNormandel(父・Le Havre)は愛G3-パークエキスプレスSの勝ち馬。母の叔母のLinngari(父・Indian Ridge)は独G1-バイエルンツフトレネン(ダルマイヤー大賞)、伊G1-ヴィットーリオディカープア賞など重賞6勝の活躍馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/2/ascot/2022-07-23/812738