現地時間7/27(水)に英グッドウッド競馬場にて行われた、G1-サセックスS(t8f)の結果と動画をお届けする。

Qatar Sussex Stakes(G1・芝8f・3歳以上)(British Champions Series)

・バスラットレオンがハナを切り、注目のBaaeedは後方の外を悠々と追走。4角手前にかけて持ったままで上昇したBaaeedが残り1fを切る辺りで一気に伸びて突き抜けると、そのまま後続との差を広げて快勝。2着に好位からしぶとく伸びたModern Games。残り1fまで先頭だったバスラットレオンは大きく崩れずに4着に粘り込む健闘。

1着:Baaeed

牡4、父・Sea The Stars、母・Aghareed、母父・Kingmambo
調教師:William Haggas、騎手:Jim Crowley

・今回の勝利で通算9戦9勝G1・5勝目、重賞6勝目。昨年9月のムーランドロンシャン賞→10月のクイーンエリザベス2世S(Palace Pierとの激戦をクビ差制す)→今年5月のロッキンジS→6月のクイーンアンSに続き、マイルG1を5連勝。文句のつけようがない内容で無敵の進軍を続けており、今後の注目は当初より陣営が明言していた10f路線への参入となり、8/17のG1-インターナショナルSは大注目の一戦となる。現時点でのウィリアムヒルでの単オッズはBaaeedが1.5倍、キングジョージ3着のMishriffが4.5倍、Native Trailが7倍、State of Restが13倍。立ちはだかりそうな難敵は見当たらない印象で血統背景から見ても10fでばったり止まる感は全く無く、無傷の10連勝の公算大と見るがどうか。

・父のSea The Starsは2006年愛国産のCape Cross産駒。現役時は9戦8勝、凱旋門賞、アイリッシュチャンピオンS、インターナショナルS、エクリプスS、英ダービー、英2000ギニーの6つのG1を含む重賞7勝。現4歳世代は8thクロップになり、この世代からは他にTeona(ヴェルメイユ賞)がG1勝ち。

父・Sea The Stars、母父・Kingmamboの配合はMr. Prospector4×3のクロスが発生するが(本馬は母系にもう1本Mr. Prospectorが入っており、4×3×5のクロスを持つ)、本馬と全兄のG1馬・Hukum以外に、G1-ガネー賞を含む重賞6勝、凱旋門賞でEnableの2着、3着と2年連続で好走したCloth of Starsがいる。

母のAghareedは2009年米国産、5戦2勝、ロンシャンのL-リアンクール賞(芝2000m)の勝ち馬祖母のLahudoodはG1-BCフィリー&メアターフ、G1-フラワーボウル招待Sの勝ち馬で、Aghareedは初仔。全兄のHukumは今年のG1-コロネーションCの勝ち馬で重賞6勝の現役馬。

・5代母がHeight of Fashion、6代母がHighclere(ディープインパクトの曽祖母)。Height of Fashionを故ハムダン殿下がエリザベス女王から購買したところから、この牝系が始まっており、Height of FashionはNashwan(英ダービー、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSなどG1・4勝)、Nayef(インターナショナルS、英チャンピオンSなどG1・4勝)の母となり、時代を経てBaaeedがこの牝系から出現している。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/21/goodwood/2022-07-27/811481